<その5>
◆宮崎「菅直人はまさに日本の'68世代(全共闘世代)の思想的欠陥を兼ね備えた人物です。自分もそうだからよく分かる。その最大の欠陥というのは、打倒すべき「真の敵」に対しては徹底的に妥協する。それでいて「内なる敵」に対しては異常なまでの執念を燃やすということです。」
ここの部分は非常にすっきり来るところで、学生運動が最後には党派闘争や内ゲバに向ってしまったことや、菅元首相の反小沢に血道を上げたことを意味しているのであろう。ではなぜ真の敵を打倒しようとしないのかが宮崎氏の発言からは分からない。いや宮崎氏自身も分かっていないのだろう。
◆佐藤「冷戦終結によって真の帝国主義の時代が始まったんです。社会主義の親玉であるソ連が無くなったから資本主義革命の恐れが無くなった。そこで資本が暴走を始める。資本家同士が叩き合い、強い国家が貧しい国や人々を搾取するシステムが定着してしまった。」
ここで言う帝国主義とは他の国を食い物にして生きていくことを意味するが、ソ連が崩壊して共産主義が敗北し資本主義が勝利したという図式は、あまりにも単純過ぎたということである。
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