<その1>
小沢一郎グループの森ゆうこ議員の著作で、サブタイトルが「小沢一郎抹殺計画の真相」となっている。小沢一郎に関する一連の事件は100%白であり、検察当局の捏造であることは既に明白となっている。
小沢グループ以外の政治家やマスコミがこの問題をきちんと批判していないことこそが、今日の日本社会の病巣そのものである。以下本書よりインパクトのある箇所を要約して御紹介していきたい。
◆小沢一郎さえ倒せばたとえ政権交代したとしても民主党はまだ若い政党なので、官僚がいいように政治家をコントロールして改革を骨抜きにできる。政権交代を防ぐこと、さもなければ有名無実化すること。それが敵の狙いだったのだ。
◆2009年3月以来、検察批判の論評を張る中で「検察を批判するとは何事か」「森ゆうこは三権分立を知らないのか」といった批判をたくさん浴びた。だがこうした現実を見るにつけ私の使命感は一層強くなった。
三権分立だからこそ立法府の一員として、憲法に規定される「国権の最高機関」の一員として、行政機関かつ準司法機関である検察を国民の代表として厳しくチェックしなければならないのだ。
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