最新更新 10/06/12

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オヤジのひとりごと

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こもちダイバー

01/13/99記

「こもちダイバー」のコンセプト理解したつもりです。しかし、これは奥の深い問題を内在していて、夫々考察しておくことは将来的に見ても有意義なことであると考えられます。思い付いた事を書いてみたいと思います。

まず、配偶者がダイバーかそうでないかによってまず状況が二分すると思われます。即ち、ダイバーでない場合には、理解を得る、あるいは埋め合わせをどうするか、が問題となります。これは、ゴルフ好きのオヤジがゴルフに出掛ける際に採用する思考形態とほぼ同じなので、さほど問題となりません。仕事上の付き合いという言い訳はゴルフにおいても昨今ほぼ効力を発揮しないことは自明ですので、ここでは触れません。私の場合は月1回だからということで許しを得ています。その埋め合わせ形態は余りにもプライベートなことであり他の方のご参考にならないと思われますので割愛しますが、それなりに考えているのです。出産がらみのブランクについては既に「びんぼうダイバーのコンセプト」で述べたつもりです。

さて、問題が深刻なのは夫婦共にダイバーの場合ではないでしょうか。子供がいない時代には、バディー探しに苦労せずにDINKS(死語?)ならなおさら気軽に海に行けて周りから羨ましがられるのですが、いざ妊娠が分かると、一気に「こもちダイバー」の世界に足を踏み入れることになるのですよね。身重の(生まれたら乳児の世話をする)奥さんを家(または陸)に残してダンナは海へ行けるのか、という難命題に対し有効な回答を見出せないでダイビングから遠ざかって行った友人が何人かいます。特に第1子の時には、母親は体力、神経共に疲れているので、父親としては出産前後1年くらいは最低でも協力的な態度を基本としておかないと家庭崩壊、あるいは一生「あの時お父さんは...」と言われ続けることでしょう。まあ、私の場合は子供のことで家内と険悪な雰囲気になったり、ほとんどダイビングをドロップアウトしかかったりしましたが、今は何とか何とか持ち直しております。子供も2歳位になると大分親の言ってることが分かるようになるようで、母親の心労も少しは減る様です。勿論、子育てに慣れてくるというのも重要な要素ですね。こうなれば、海に行っても構わないでしょうかという交渉を始められるかも知れません。

やはり、同じ環境のダイバーと海に行き、子供同士を遊ばせながら、ダイビングするしかないでしょう。子供が大きくなって、家族で出掛けるなんて嫌だという年頃になれば、もうしめたものなのですけど。


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