99/12/27「去年のパターンやなぁ・・・」

さすがに若干二日酔いの気分となり,この日はチェックアウト前に,近所でヘジャングクを食す。二日酔いに効くといわれている食べ物である。この日はモッポへの移動で,セマウル号を使っての移動である。なぜ,ここにまたくる気になったかというと,花火大会をやっているという話と,あとは夕日が綺麗なので,一枚撮っておきたかったため。大田には大きな駅が二つあり,一つは大田,もう一つは西大田(ソデジョン)で,セマウル号は後者から出ている。宿からはタクシーにのり,約30分ほど。

ちょっとこのサイズでは行き先表示は見えないかもしれないけど,モッポ,ヨス,クヮンジュ方面,2・3号車と書いてある。根元にあるカバン類は僕の荷物。2号車は大体グリーン車の事が多い・・・あと,コーヒー以外の飲み物が無料サービスでもらえたり,新聞をもらえたりもするので,セマウル号の特室に乗った場合は,贅沢気分を味わうのが良いと思う。

さすがにかなり眠かったので,行程のほとんどを寝てすごす。起きているときは,なぜか旅行直前に買ってしまったT・クランシーの「日米開戦」を読んでいた。そういえば,韓国に初めて来たときには,「第二次朝鮮戦争」とか,そういう類の名前のを読んでいた気がする。

無事にモッポに到着。前回は日帰りで足を伸ばしただけだったが,今度は宿を探さねばならなく・・・結局,モッポ観光ホテルという,駅まで歩いて5分ちょっとのところにする。ここもそうだが,年末割増料金とはどういうことだ!ぷんぷん。食事は,近所でソゴギチャプチェバプ(牛野菜どんぶり)を食す。ちなみにどんぶりといっても,実は皿に盛られてくるのだが。

そこからは,港の方に歩き,適当に時間をつぶしてから,夕日を撮るために儒達山に向かう。大体頂上まで40分くらいは歩くところで,前年にトライ済みなので安心して向かったのだが・・・頂上近くで,一つ道が閉鎖されているではないか。そのため,若干迂回しててっぺんに向かう必要が生じる。まいった。こんなことなら港で暇つぶしなぞせねば良かった。

頂上につき,一脚をスタンバイし,レンズを35mmから100-400+テレコンに交換したとき,太陽はすでに1/5ほど,稜線に隠れてしまっていた。もう,ひたすらフィルムを消費する。まぁ,ほとんど似たような構図だが・・・もう腹いせとでもいうのか(笑)

途中で,ロシア人の若者二人にシャッターを押してくれと,キヤノンのコンパクトを渡されるが,どうもシャッターが下りない。フィルムが終わりまで行ってしまっていた模様。手持ちのISO400のネガを一本プレゼントする。

夕焼けは,日が沈んで30分までオッケーという一般論をそのまま実践し,あたりが暗くなってから下山する。途中,すべる場所があったので,ミニライトを使って足元を照らしつつ下山。

夜,なんと花火はなし。まいった。適当にうろちょろしつつ,晩飯はマンドゥクク(水餃子)を食す。花火がないなら,もう一泊する必要もなし。まいった。情報はしっかり確認すべし。

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