今、受給したい最新助成金

キャリアアップ助成金
（正社員化コース）

キャリアアップ助成金には、[1]「正社員化コース」[2]「人材育成コース」[3]「短時間労働者労働時間延長コース」など8種類のコースがあります。中でも企業様のご利用が多いのが「正社員化コース」です。
「正社員化コース」は、無期雇用労働者、有期雇用労働者、パート、アルバイト等非正規労働者を正社員や無期雇用労働者に転換させた場合等に助成金が受給できます。一般的には、契約社員から正社員へ、パートから正社員へ、アルバイトから正社員へなどのパターンが多く利用されています。
「短時間労働者労働時間延長コース」では、パートタイマー等の週所定労働時間を延長して社会保険に加入させた場合などに利用されています。

両立支援助成金
（出生時両立支援コース）

男性労働者が育児休業を取得しやすい職場風土作りの取組を行い、男性労働者に一定期間の連続した育児休業を取得させた場合に、受給できます。
職場風土作りとは、例えば、男性労働者に対し管理職が育児休業取得を勧奨するなどの取組です。
男性労働者が、子の出生後8週間以内に、連続14日（中小企業は、5日）以上の育児休業を取得すると、助成金が受給できます。中小企業は5日の育児休業で1人目57万円（大企業は14日で28.5万円）と、受給額が多いのが特徴です。

65歳超雇用推進助成金
（65歳超継続雇用促進コース）

65歳超雇用推進助成金には、[1]「65歳超継続雇用促進コース」、[2]「高年齢者雇用環境整備支援コース」、[3]「高年齢者無期雇用転換コース」の3種類があります。このうち「65歳超継続雇用促進コース」は最も受給要件に該当しやすい助成金です。
要件としては、65歳以上への定年引き上げ等高年齢者の雇用延長の制度を整備し、就業規則に規定し届け出ます。助成金申請日において1年以上雇用されている60歳以上の雇用保険被保険者がいることが必要です。また、高年齢者の雇用延長の制度を整備するため社会保険労務士などの専門家に依頼し、経費をかけていることも必要です。定年引き上げ等をお考えの企業様には、うってつけの助成金といえましょう。