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Johhny K Moritaka
2011.3.16 vol.52

東北関東大震災。揺れるというのは本当に気持ち悪いということを体感している今回の地震。こういう時くらい発信しないと申し訳ないので――
買い溜めしない
大地震から5日経ちました。昨日はまた富士宮で震度6強という地震で、これだって普段なら大地震ですが、「想定されている東海地震とは違って安心した」というアナウンサーの言葉に苦笑しました。
被災地の皆さんは頑張っていますね。大手術でもそうですが、渦中にいるときはもうがむしゃらに頑張るしかないんです。ですが永遠という時はない。いつか今の経験が生きてくる――
ただ食べる物がないのは辛いから、なんとか早くライフラインが復興して、支援物資が届いていない地域に支援できる体制を作ってほしいです。腹が減っては、立ち上がる気力が起きませんから。
その食べ物ですが、関東圏は悲しいことになっていますね。どこにも食材が品薄。それも皆さんが買い溜めに走っているからですが、わが家はちょっと違います。
「わが家は買い溜めはしなくていいよ。うちが食べない分が、被災地に回せると思えば、こんなにありがたいことはない。食べ物が無くなるなら、みんなと一緒に飢えよう。被災地のご苦労はこんなものじゃないからね」
奥さんは食べることが生き甲斐のようなひとですが、我慢してくれているのか、笑顔で同意してくれています。彼女も大きな手術を何度も乗り越えて、耐えることを身につけている人だからでしょうか。
義援金も貧乏でわずかな額しか送れないのだから、わが家にできることはくれくらいしかありません。奥さんは「つけっぱなし!」と節電に目を光らせています。自分に出来ることをやる。ただそれだけの今です。
あとは原発ですね。放射線がついに東京にまで達しました。しかし、そこも放射線慣れしているわが家。
「数百マイクロシーベルトでしょう? まだまだだね。CTで6900マイクロシーベルト、何十回受けたか分からないものね」とこれは奥さんもいたって平気です。今はただ命がけで頑張ってくれている東電の社員さんの苦労が報われることを信じたいものです。
今現在も東京は揺れています。千葉沖と福島で地震が続きました。原発は白煙を上げ、放射線を含んだ水蒸気を出しているようです。覚悟を決めて生きていかなければなりませんね。もうこの世で生きていると言うより、天で生きる気持ちになって生きた方がいいのかもしれません。
何回も死線を越えてきたから「地震で死ぬわけでも、放射線で死ぬわけでもない。因果応報。死ぬときは寿命で死ぬんだから、慌てても仕方がないよ」というのが口癖のわが家。こんな時、どう生きるかは自分が決めるしかないですね。皆さんはどう生きていますか?
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