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98.4.5〜5.30

5月30日 「松田聖子再婚週間!!」
松田聖子の再婚の話題が今週、ワイドショーなんぞでにぎわっている。
電撃的な再婚。やってくれたわっていうのが、正直な感想。基本的に聖子ちゃんの歌好きだから、 彼女の生き方っていうのも気になる。が、いろんな芸能人のコメントが出され、 (裁判中のアランまで。この方の方がよっぽど怪しいぞ)相手の人の過去や実家まで… もうええんとちゃうかと思う。別に意識してみようとしなくても情報は入ってくる。

どこかの新聞に載っていたけれど、軒並み朝のワイドショーで聖子の特集を組んだ日、 そういうのとは全然違う、「はなまるマーケット」が視聴率トップだったそう。なんかわかるような気がする。 再婚のニュースが入った日はあまりにも、時間差でいろいろなことが分かって、ずっと見ていた (現に全然ワイドショー系の番組みない母までがみてたそうだ)らしいが、次の日になるとあとは、 憶測で勝手にテレビ曲が作り上げた構成の番組になってしまうし、どのチャンネル変えても同じ特集 じゃ飽きてしまうだろう。
しかし、聖子ってすごい(^^ゞ。何がって、あのパワーとオーラ。記者会見奇麗だったな。 ああいう時ってほんとに奇麗で…奇麗すぎてお芝居みているみたいって言うけれど、 多分人から見られている注目されているって感じた時、一番輝く人なんだなぁって 実感。(離婚会見の時も 輝くように美しかった)これぞスターですね。
たけしさんの「今の松田聖子にプロポーズするなんて、 相手がすごい」、「私生活も、みせている」みたいなコメントが印象的。そうだなぁって(^^ゞ。

聖子バッシングする芸能人もいろいろいろけど、最近はちょっと見苦しいんじゃないかなって思うことある。 好き嫌いは自由だと思うけど、行き過ぎると聞いていて気持ちのいいものじゃない。 マスコミがあおっているっていうのも大きいだろけど。
いくら何をいわれても、聖子の口からその人たちの 悪口聞いたことないもの。そういうところも好きだな。ちょっとスキャンダラスな人生だけど、 歌っている時は別人だし、歌っている時の聖子の輝きが崩れない限り、何をやっても許してしまうような 気がするこの頃だ。

5月25日 「新歌劇 ロミオとジュリエット」
BSで中継された舞台「ロミオとジュリエット」のビデオをようやくみれた。テレビの主導権の関係上 リアルタイムでみれないし、ビデオだと明日明日と、伸びて行く…これでどれだけ見ずに消してしまったか・・・ 今年の初めにあったこの舞台、関西ではやらなかったので、とっても嬉しい。やっぱり多少限られてしまうのよね こっちに来る作品って^^;
見終わって…やっぱり生でみたかったと。ジュリエットの羽野晶紀が良かった。無邪気な少女がだんだん強く なっていく。台詞の緊迫感がすごく感じられて、肌で感じたかったなって思った。全体にすごく元気で、 普段の彼女のイメージの良い部分が出てましたねぇ。すごくかわいかったな。死んだロミオを見つけるところは、ぜったいに 絶叫するぞって思ってたら、予想通りの声だしてくれました(^^)。

今回もまた、現代に置き換えられた設定だった。おなじ作品をどれだけ今の感覚に近づけられるかを いろんな人が、いろんな形で、チャレンジしているのだろうね。基本的にあのシェークスピアの世界 という時代が好きな私は、やっぱり、オーソドックスなものがみたいという気持ちがどこかにあるなぁ。 でも、有名なラブコニーシーンがパソコンに自分の心を書いているところになっていたりするのは、 いいなって思った。時が現代なら、空に向かって「ロミオ〜」っていうのも少々抵抗あるしなぁ。 シェークスピアも自分の作品の中にパソコンが、登場するなんて想像もしなかっただろう。ただ、 ラスト二人が死んでからながいぃ〜(^^ゞ。いつもはちょっとあっけないって感じなんだけれど、ここまで ひっぱられると、もういいよって(笑)。気持ちがとっくに終わっているものですから…実際に 劇場でみているのとは違いますけど。
この間の映画でも今回も、二人の実家の書かれ方がなんであんな下品になるんだろう。成り金って感じ。 今回にいたっては、ロミオのおかーちゃんくるっている???し。今の大金持ってあんなイメージなのかしら。もっと 古くからの名家ってもっと、裕福なんじゃないのかな。それとも、もともと両家ともその当時の成り金のイメージ だったのかしらね。(勉強不足です。ハイ^_^;)

5月16日 「アンデルセン」
ミュージカル「アンデルセン」MBS劇場初登場。前々から見たいなって思っていた公演が次々と、やってくれて、 嬉しい。次回公演は「ドリーミング」だしね。
ハンスがほれたバレリーナに送った「人魚姫」がバレエ化されるシーンはもううわさどおり!! 幻想的で、セットも奇麗で・・・今回一番うしろの席で見たんだけれど、 このくらい離れているほうがここいう作品はいいような気がした。うっとりとみていられるもの。 つくり手であるハンスか゛語りを入れながらバレエは進んでいく。バレエって声のない芸術だけれど、 はっきりいってバレエのマイムっておおざっぱなもんで話しを知っていないと分かりにくい。だから、 ここいうふうに語りをつけてもらうとわかりやすくていいかもしれない。まあ、バレエの表現のよさみたいなものは 半減するだろうから、簡単に語りつけてよってわけにもいかないか。実際トーキー映画みたいな雰囲気もで ちゃっていたしな。
マダム・ドーロをやっていた高橋さんは、上半身がすごくしなやかで、人魚姫が苦しむところの踊りが 素敵だったなぁ。でびっくりしたのが堀内元さん。出演しているって聞いてはいたが・・・。オペラグラスで 覗きこんでしまった。赤いガウン姿がどーも漫画ちっくで笑ってしまったが、踊っているところが 生でみれて、贅沢だ。役もバレエの演出家兼ダンサーのせいか、立っている存在自体が もうバレエダンサーだなぁって感じました。ちょっと違うのよ空気が…(^^ゞ私の目がそうなっているのかな。

♪ハンス・クリスチャンアンデルセン♪って歌う曲が今でも頭の中をめぐっている。楽しい曲が多くて、 これもCD化してほしいと願う。ハンスとペーターの掛け合いが楽しい。石丸さんも すごく純粋な人柄が滲み出ててあったかい人物だった。永遠の少年って感じで・・・ 踊りはちょっと苦手そう??

見ながら、いらんことというか、この作品って市村さんの持ち役みたいになってたんだよなぁって、 考えていた。そう思うとなんか市村さんがやっているのがすごく想像できて・・・あの方の せりふ回しって想像しやすいなって(^^)。まるで見たことがあるように想像できるなんて、 やっぱり個性がきついってことかしら。

5月13日 「女優マルキーズ」
17世紀に生きた伝説の女優マルキーズ。潔い生き方だった。うらやましいくらいに、本能に従って・・・ 。運というものは、自分で呼び寄せてくるものかもしれないと・・・改めて考えさせられる。
彼女の迷いのない決断がこの物語の始まりだったのだから。

マルキーズを演じるソフィー・マルソーがかわいい!!彼女の目はいつも、人をひきつけるように力強い。 自信ありげな笑顔が嫌みなく輝いてみえるのは、ソフィー・マルソー の個性と役とがすごく引き合っていたからなんじゃないだろうか。今度はアンナ・カレーニナが 来るらしい。あれは確か人妻の不倫の話だったよなぁ。みてみたい気もするが・・・・
結末は思いもかけず悲劇だ。もう一度奮起して、元の劇団で再出発して明るい笑顔がみられるかなと 予測していたんだけどな。でも、彼女のこの死を、かわいそうだと思うか、精一杯生きたとみるか・・・ うーん。なんか複雑な心境だ。
舞台は17世紀、ベルサイユ宮殿がまだ工事中だとか。マルキーズの生涯とは別に、この時代の貴族の生活 にびっくり!!。今の感覚ではついていけないぞ。こんな時代に生まれなくてよかったぁ。

5月5日 「心のままに」
今回のリチャード・ギアは躁鬱病の男性。登場から、頭おかしいんじゃないかってくらいテンション高いぞ って思ってたら、病気だった。9歳で、モーツアルトを弾き、15歳であらゆる本を読み18歳で気がついたら 病院にいた・・・。別に精神病と戦う姿のストーリーではなく。主治医の先生とのラブストーリーだ。 最後は本当に魂がよびあっているって感じがすごくヨカッタ(^^)。
最近、この手の映画や本をよく選んでいるような気がする。「ベートーベン」 も、それに近いような気もするし、なにげなしに読んだ本の主人公が拒食性だったり、多重人格だったり・・・。 なんでだろ??でも、精神的にダメージをうけやすい人っていうのは、感受性が鋭かったり、頭が良すぎたり ってことが多いように思う。そして、純粋だったり・・・ちょっとだけ普通のひとよりもバランスが 悪いだけなんだろうと思う。
そういう話をなんで選んでしまうのかは、わからないけれど、読んだり見たりしてくうちに自然に 涙がでそうになったりして、自分の感情に驚くことがある。日々どちらかといえば喜怒哀楽の怒の部分以外で感情を爆発させることが 少ないので、ちょうどいいのかもしれない。電車の中で、涙が止まらなかった時は どうしようかと思ったけど^^;。
5月3日 「不滅の恋〜ベートーベン〜」
3連休初日。暇人の私はまたまたビデオを借りてきた。ちょっと今くせになってる。
ベートーベンが死んだ後、「不滅の恋人」 その女に財産をあたえるという宛ての遺言がみつけられ、生前秘書をしていたシンドラーが謎の女性を 探すというもの。題名通り、ベートーベンの意外な恋と生きざまのお話で、悲しい話だった。
この映画がどこまで事実に基づいているのかは知らないけど、音楽的に「天才」であった彼の 淋しい一生が見えてくる。

「不滅の恋人」を探す手がかりは、その女性宛てに書かれた一通の手紙のみ。過去の恋人に話しを聞いて回る シンドラー。悲愴の曲がバックに流れる。気が短く、偏屈なベートーベン。 音のない世界で、音楽を作り続けていく。女性の回想が主なので、ベートーベン自身がそのことについて、 どのように思っていたとかの表現はない。本人の意志みたいなものは、最後に読まれる彼女への手紙の文面と、 シンドラーに言った「音楽が表現することは生き方や考え方なんかではなくありのままの事実だ」って ことだけなのですごく静かに話しが進む。

小学校の音楽室に貼ってあったベートーベンは、おそろしい形相で髪を振り乱していた。 耳が聞こえなかったということも有名だが、情熱的な音楽と伴っていつしか、気の荒い大男という意識がインプットされて いた(大男っていうのは勝手な思い込みですね^^;)。でも、ゲーリー・オールドマンが演じるベートーベンは、音楽に対する自信とは裏腹に 繊細でいつも迷っているようにみえる。 昨日テレビでみたYOSHEKIと重なるところがある。天才って・・・そんなものなんかな。
この方、ちょっと切れた役でしかみたことないんだけど(今回もきれてるかぁ)、この人がやったからすごくかわいそうに見えたのかもしれない なんて思う。どんどん年をとって、周りから孤立していく姿。すべてを悲観的に捕らえて、裏切られたと感じてしまう 姿が、ものすごく淋しそうだった。撫で肩のせいかしら(^^ゞ。
「エリーゼのために」は最愛の甥に送ったものだったとは意外。すごく入れ込んで、夢をたくす姿は 痛々しかった。それもうまくいかなかったし・・・

結局「不滅の恋人」は、ものすごく意外な人物。ちょっと横道にそれた恋で、ちょっとした行き違いが、 ふたりを裂いてしまったってことかな。ふたりがうまくいっていたとして、彼がしあわせな人生を 送れたとは考えがたいけど。本当はものすごくいい人達にかこまれていたのに、全然気付いていないんだから。
死ぬ直前の、第9の演奏会のシーンは本当に感動的だった。

5月2日 「X ジャパン」
なにげなくTVをつけたら、「X ジャパンの軌跡」っていう番組をやっていた。
バンドの誕生から 解散までをインタビューでつなげ、そしてラストコンサートまでを順番に流していた。そんなに 興味があったわけではないが、みているうちにものすごく真面目にみてしまった。そうしたら 基本的にロック系の音楽だけど、動の部分と静の部分がすごくはっきりしていて、 メロディがすごくドラマチック。すごく素敵だった。今までなにを聞いていたんだろう^^;。 気付くのがだいぶ遅いか。もう伝説になっているだよねぇ。
去年の暮れのラストコンサートは、4時間にわたるコンサートだったそう。YOSHIKIのピアノにあわせて、 ふぁんの人達の大合唱。音楽がとぎれて・・・それでもまだ・・・ダイレクトに感情が伝わって、 その場にいたわけではないのにものすごく感動した。激しくなっている音には、ついていけないけれど(^^ゞ。 ピアノが主流の曲は、なんだかミュージカルの舞台を見ている時と同じ感動があった。
この先舞台とかの、曲をつくってくれないかなぁって。ちょっと違うでも訴えるようなナンバーができあがるような 気がするんだけどな。
4月26日 「トゥルーナイト」
「トゥルーナイト」をビデオ鑑賞。やっぱりあの目がすきだぁ〜。らくだのような目って私は言っている(^^)。
ディカプリオよりも、ブラットピットよりも、好きなんだな。 なんで、劇場でちゃんとみなかったんだろうって後悔した。アーサー王の時代、人が正義を求めていた。 映像的にも、すごくきれいで、大画面でみるべきだって思った。

アーサー王を妬んで、キャメロットを自分のものにしようとするマラガントとの、戦いの中。 グネビアとランスロットとの恋。アーサー王がもっと嫌な人だったら、かっさらって逃げられたのに。 王もグネビアもすごく賢くて善い人だけに苦しむことになる。政略結婚のようで、静かに王その人柄に 惚れていたグネビア。ロットと会わなければ、そのまま幸せとなってただろうね。
姫にひかれて、キャメロットの騎士となるランスロット、姫を自分のものにしたいと思っていたが、 アーサー王の人柄に惚れ込み、「ここに着て、初めて家を見つけた。キャメロットを愛するから旅立ちます」と・・・。 その時に、姫の「キスしてください」って一言かなければ、最後の悲劇もなかったか・・・
あそこで、王が我を忘れなければ、攻めてこれられても負けそうになかったもの。あの「アーサー王の ためにー」って叫びカンドーでした。でも 背中に哀愁おびながら立ち去って終わっても、よかったかなぁ。宝塚のようになっちゃうか(^^ゞ。
姫も、王も、みんなすごく善い人、ただ間が悪かったっということなんだろうね。今のドラマ風に言うと。 「出会った時が悪かったのよ」姫の心はこんなもんでしょう。(ほんまにこんな台詞あったら、しらけただろねぇ^^;) でも、命懸けで、何度も助けてもらったらいくら王のこと尊敬しててもなびくよね。白馬の王子っていうと、 なんかおもちゃくさいけど・・・そんな感じだ。
「失うものはなにもない」という生活を続けるランスロット。能天気に生活していると思ったら、幼少の頃、 侵略して家を焼かれたという過去を持つ。ランスロットが同じような境遇の村を助けた後、子供らに礼を 言われて、自分の過去から解き放たれたようになるシーンが感動的だった。

じっとみつめる。目で何かを伝える。目の表情で、いろんなことを見ている側が想像する。王の死のでさえ。 そんなしーんが多くかった。私がリチャード・ギヤの目ばっかみてたからかなぁ。でも、ショーン・コネリー の奥深い優しい瞳も、オーモンドの意志の強そうな黒い瞳もよかった(^.^)。

4月21日 「ロミオ&ジュリエット」
ディカプリオが「ロミオ&ジュリエット」をするってきいた時、絶対見るぞって思っていたにもかかわらず、 予告でディカプリオが派手なシャツ着て叫んでいたのを見て辞めた。現代版ってところにひっかかって・・・ でもこの間レンタル屋に行ったら、腐るくらい(失礼!!)置いてあって・・・呼ばれるような気がして、 借りてきてしまった。

人気絶頂のディカプリオ、彼の好きな人は良かったといい、サントラもすごーく売れてたんじゃないかな。 ストーリーはよくよく知っているし、(この間ウエストサイドもみたばっかり)台詞もある程度そのまんま。 でも現代で・・・その辺がどうも違和感感じて、笑った。 だってティボルととか、ロミオの友人達がなーんかギラギラしてるし。神父さままで暑苦しいし・・・・(-_-;)。 途中もういいかなって葛藤を繰り返しながら見た最後。やられた。見事に(^^ゞ。
死んだと思っていたジュリエット。本来ならば、ロミオが薬を飲む時はまだ、眠ったままで・・・ 後で、おまぬけな神父がやってくるっていう筋書きのはず。でもジュリエットが目覚めそ〜。ここで、 目覚めて、2人でハッピーエンドっていうのもいいんじゃないかと突っ込み入れはじめた途端。 ジュリエットが目覚めた!!でも時すでに遅し。ロミオは薬を口に入れた後。2人の目があって・・・ これぞ悲劇だ〜。
がんばって最後までみたかいがあった(^^)。前々から、ジュリエットの死に方が、あまりにもあっけなさすぎるのが、 嫌だったんですよ私。なんが時間にせまられてグサっていうのがね。 あれバレエですると、もっとあっけないよ。最後の時の2人の表情、あれをみることを皆に薦めるぞと、 思ったのであります。

4月11日 「ハムレット」
劇場に入ると、舞台に人がいて、ウォーミングアップをしている。発声をしたり、ストレッチをしたり… していた。人間って、普段と違うことを最初にみせられると、それだけでなんだーって舞台の上に 普段以上の興味をそそいでしまう。会場が開く時間からもう舞台は始まっていた。
本当に楽屋にいるならばもっと、ばたばたして、無駄口たたきあっているだろうから、 余分に舞台を見せてもらってもらったということになる。

暗転の後、カーテンを使って、楽屋から一転して荒野。その後も階段の位置を変えたり、 ちょっとしたことで、全然違う場所に変わって行く感じが良く、暗転になると、次はどこに行っているのだ ろうと、期待して、見てしまう。ジュサブローさん独特の色彩の衣装。ハムレットがかぶっていた黒と赤の 色づかいのマントがなぜだかお気に入り(^^ゞ。

全然飽きない舞台だった。父親を毒殺して、母と再婚し、王冠を手に入れた叔父への復讐劇。 真田さんのハムレットがとにかくかっこいい。まじめに苦悩している時も、男同士の友情をやっている時も、 気の狂ったふりをしている時も・・・シェークスピアの長ったらしい言い回しも、全然気にせず、 ハムレットがどうなっていくかということに集中してみていた。
ただオリーフィアがなんでくるってしまったのかが、分かったような分からないような・・・父親が殺された その事だけで精神が飛んでいってしまうものなのだろうか、死をどのように知って、どんなことを考えて、 錯乱してしまったのか、見てみたい気がする。この間公開されていた映画は、5時間にもおよぶ作品だった そうで、そういうところもあるのかなぁとビデオがでたらレンタルしようと思った。
オリーフィアは、いくつの設定なのだろうか、松さんは声を高めにしてかわいらしい感じにしていたから かなり若かったのだろう。ハムレットに比べて断然説明不足なので、いろいと想像してしまう。 柳の木から落ちてって、外国でも柳なんだろうか(ひな人形飾っていたくらいだから、 変えているのかもしれない。)とか…。
舞台人ですって感じのの人ばかりの中で、おかあさん役の加賀まり子さんの存在がテレビドラマ のようだった。声のせいじゃないかと思う。 あまりにもテレビで見続けているせいでドラマ見ているような感蝕をおこすのだとおもってたが、 終焉後はなしていた友人も同じようなことをいっていたので、私だけではないらしい。それにしても ハムレットのあの沈痛なる、忠告をああも見事にほっとけるものなんだろうかね。

幕間にロビーにいったら、シェークスピアの作品が映画や舞台になっていた時のポスターか゜ 貼ってあった。どの作品もみてみたくなってしまった。

4月8日 「イブのSoundtrack」
昨年の暮れ頃に放送していたドラマ「イブ」のサントラ盤を見つけてレンタルしてきた。 葉月ちゃんがでるドラマってことで、あんまり期待せずにみはじめたんだけど、かなりはまってしまい まった。(葉月ちゃん好きなんですけど、どーも出演しているドラマ面白くなかったりするんだなぁ。) 美人で、わがままで、真っ直ぐで、淋しがりやって設定弱いみたい。ナンデダロ(^^ゞ。 執事の役していたいかりやさんもお気に入り(^^)。
ドラマを1時間みる忍耐に乏しい私だが、はまると話しは別みたい。 曲もすごく素敵で、「42ND STREET」の舞台を見に行った時、ついでに行った ディズニーランドで、その中でかかっていた曲が流れて、一緒にいた友人と「イブ」だぁって 叫んだ覚えがある。で、その曲をもとめて借りてみたのだけれど、どうやら、オリジナルの曲だけ の様子。それでもピアノが種の優しい旋律がなんだか、ゆったりとした気分にさせてくれる。 バックに流しておくのには、とても良い。
音楽担当のデヴィット・フォスターさんは、映画「ボディーガード」のテーマ曲や、「パワー・オブ・ラブ」 なんかを作った方らしい。どちらの曲も私はお気に入り(^^)。相性がいいのかも。
かなりヒットしているし、こんな事考えているの私だけじゃないだろな、きっと。
4月5日 「ミザリー」
まずはじめにチラシの「映画の13倍恐ろしい。」ってフレーズはずしておいて欲しいと思う。
このフレーズを見てみに行った舞台。原作読んで、映画見てあの恐怖をどれだけ舞台で味わえるか・・・ 生だけに、もっと恐いかもしれないって。゛笑いながら凍りつく゛っていう笑いの部分が ここまで多いとは・・・
うーん。笑わせてもらった。なにかで、B級ホラーはコメディだって唱えているのを聞いたことがあるが、 恐ろしいというよりも、どんどんおかしくなっていってしまった。アニー役の白石さんが、癇癪を起こして、 拷問じゃないかっていうほど、普通じゃ考えられない仕打ちをして、何かが切れたように話しまくる。 その様子が歌舞伎町で、引きつらせた顔を見てると、隈取りを思い出してしまった。切れて、怒っている シーンはちょっと嫌なものを見た気分で、早く終わってほしいって思ってしまいました。舞台だと やっぱ生々しいので・・・。ぼそぼそと話している時の方がかえって恐かったな。
アニーが激怒して、足を折っちゃうシーンがあるけど、斧でバンバン打って、その後スポット足首から、 抜いていってしまったのには、思わず笑ってしまった。ああいうジョークみたいなこと、イギリス人は好きなんだろうか。 ??

市村さんと、白石さん。2人だけの舞台で、特にアニーは話しまくるし、怒りまくるし、すごい体力が いるだろうなと、変なところに感心しながら見てしまった。挨拶の時には2人ともおちゃめにスキップして、 白石さんもすごく優しそうな顔で、役者だいって改めて思いましたね。
ある一定の期待をしていった人はだめだったんじゃないかなぁ。反対に 話を全然知らない人は、面白かったかもしれない。(私の隣にいた2人づれは、激怒していた。あんなに 怒るほどのこともないと思ったよ。しかも、うるさいし(>_<))

過去のDiary
97’10.23〜12.30
98’1.3〜3.30

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