去年、1月1日に天気がよかったので画像の採取に出かけた。んで、12月31日も天気が
よかったので画像の採取に出かけた。まあ、進歩はないな〜。
別にしなくてもいいのだけれど、なんとなく鴨川の堰の画像を撮り出した。何と無く堰を
落ちる流水がレースのカーテンのように見えて奇麗だったので。通常、堰(河川工学的には
床止め、という)は、治水、利水のために設置される。特に傾斜の急な河川には付き物だけど、
これは河床の安定を保つためにも堰が必要である。しかし、昔の人はきっと治水利水だけじゃ
なくて景観とかも考えて作ったに違いない、と考えている。特に鴨川は街中を流れる川としては
珍しく大きな川でもあるし。
堰の画像を撮っていて、しばらくして、あることに気がついた。その最初はこの杉の木だった。
堰の画像を取り出した最初の日に、どんどん上流へ行ってしまって、とうとう源流の上の山頂に
まで登ってしまった、ママチャリで。麓の柊野から7時間! 下りは40分(笑)。そのてっぺんに
この3本の杉の木があった。懐かしいD60の画像だし、まだあるけど。
航空写真だけど、京都市の北側の地域でやや西寄り。左の矢印が890mの桟敷ヶ岳。左下の集落が
細木和子の家から近くにある大森キャンプ場。んで、右側の谷合を北に登って行くのだけれど、
右の矢印の、白く見える道がヘアピン上に曲がっているところにその3本杉がある。
あるとき天気の良い日に、仕事場(桟敷ヶ岳から南へ30km)から北を見ると、桟敷ヶ岳の右横に
何と無くピコっととんがったものが見えるような気がした。京都側に近寄ると手前の山が邪魔に
なって見えない。んで、京都の北にある氷室(桟敷ヶ岳から10km)のところから撮ってみたら、
やっぱし3本杉だった。
ひょっとしたら鴨川最下流から最上流の画像が撮れるんじゃないかしら、って考えてしまった・・・。
んで、最下流の羽束師の河川敷から、北の桟敷ヶ岳の方をみるとこんな感じ。イクシ〜の広角気味の
画角だから何も見えない(笑)。
もちょっと大きくして、1ds2の画像。木の上に見える山頂が桟敷ヶ岳890mで、ちょうど木の上の
凹んだように見えるけど、実はもそっと奥の小高い山頂に3本杉がある。まだ見えないか。写真に
詳しくても、周辺の光量が足りないとか言わないように。まだ途中だから(笑)。
3×テレコン装着。木の上のところに、ピコっととんがったのが見えるかな〜、見えないか。写真に
詳しくても、ゴミが付いてるなんて言わない(笑)。
FD800、20D、3×テレコンで見るとこんな感じ。こいつにも1個3×テレコンを付けると、もお画像に
ならない。
そんときの長距離セット。20D、FD800、3×テレコン、ベルボンのエルカルマーニョ630、マンフロット
ギア雲台。
12月31日の長距離セット。画像を大きくしてトリミングしてみたらどうかしら、って言う人がいるので、
1ds3、FD800、3×テレコン、ジッツォ1505+528、スリックテレバランス6。マンフロットの何とか言う
固定棒。重い。。。
んで、その時の画像がこれ。1ds3+200。
これは長距離セット。写真に詳しい人も、へんな丸が、とか言わない(笑)。空気は奇麗だったけど、
湿気が多い感じ。画像取得のテクニックもさることながら、多くは天候というか空気の透明度に負う
ところが多い・・・。年に2〜3日くらいか。北の方の氷室までの10kmはいいのだけれど、その後の
氷室から南側がまともに京都市内を通過するので厳しい。
続くぅっ。