初対面(笑)、、、
で、まず初対面の様子。赤ウマ に乗って登場です(笑)。もっか下回りを検査中。
でも、走るらしい。M社長曰く「改造したら車検分からんので、取りあえずこのまま
走って車検取ってきますわ」ってことで、この後ホンマに走って車検取ってきた(笑)。
SP、SRもそうですが、ボディ小さいねえ。走るだけならこんくらいの大きさで十分なんだ。
真横からみるとこんな感じ。横から見た方が四角く見える。ななめだと少し丸く
見えるし。フロントフェンダー後のエンブレムのところに少しサビサビが見えます。
後ろからみてもラインは角ばってるんだけど、どこかに丸い感覚が。小さくて可愛い
お尻、てな感じかしら。どっかシゾォ〜カ方面の1号みたいだ(笑)。そうそうこの
ウインカーのレンズの在庫が1セットしか無いそうです。こわけたら作らんといかん。
印象的なのが、このフロントマスク。ボンネットが少し出っ張って、横からのラインは
上の方が出てるのね。最近の車は反対だけど、昔はこんなのが多かった。今のは空力上も
反対が多いけど、昔の車はそんなこと関係なくて、少しでも前進感がある方が好まれた
のかもしれまへん(笑)。で、このラジエターグリルって、なんの理由か知らないけど
アルミ削りだしだそうな。1965年頃ってどんな技術レベルだったのか知らないけど、
ボディは中途半端なプレスでそれを半田付け? ロウ付け? で、全部が繋がったものに
なってます。すごい執念の手作業だに。そのせいで120万もしたんだ。クラウンが80万
だったらしい、よく知らないけど。でも、こん頃は中学生だったかしら、街中に住んで
いましたけど殆ど見ませんでしたねえ、このくるまは。。。
フロントフェンダーからのラインです。かなりシャープですねえ。イタリアの車の好きな
方々はこんな部分に興味が大きいのかしら。イタ車に比べるとちょっと気後れします
けど(笑)。ブレーキフューエルが刺さってますけど(笑)。
後ろのフェンダーからのラインです。意外と凹凸 がないのでし。
エギゾーストパイプは細いのが2本だしになってます。しょぼい(笑)。バンパー下も
全く綺麗でサビサビはありませんでした。
インテリアも結構綺麗でした。ホワイト調でまとまったレザータイプです。ハンドルは
もちろんナルディクラシック。この後内装剥いでみましたが、床にもサビサビはなし。
内装剥ぐことに当たっては、皆様方に誠にご心配をおかけしましたこと、お詫びします(笑)。
ドアもこんな感じです。ヒンジんとこは流石に補修後が見られます。綺麗なホワイトの
レザー張りです、もう剥がして無いけど(笑)。
フロントサスペンション周りです。まずこの車にはシャーシがあります(笑)。典型的な?
ラダーフレームが見えてます。そしてサスペンションの形式はホンマもんのインホイール
タイプのダブルウイッシュボーンです。今時のせこいハイマウントタイプではありません。
ブレーキも当時からディスクブレーキでした、サビサビだけど。これは流石に交換対象に
なりました。ウイルウッドが付くそうです。でダンパーは何とクワンタムとのこと。おお、
人生で始めて高級ダンパーを使えることとなりました(笑)。で、Sタイヤしか履かないので、
バネも少し硬くするらしい。スタビが細い。
リアサス周りです。お、既に黄色いダンパーが見えてます。これもクワンタムに交換です。
で、バネは? 「昔みたいにリーフ裏返しとかですか?」「そんなんしたらはねて全然
あきませんがな。ちゃんと硬い奴がありますねん」「へぇ〜」 聞くところによりますと、
ブレーキドラムもレース用のアルミの奴があるらしい。この世界も難しいものだ。
さて、エンズンはどうかしら。これも走れるんだから綺麗です。しかもSUキャブなんか
付いてたりして。なんだか旧友にあったような気がします(笑)。コードの赤色が妙に
目立つなあ。しかし、このR型エンジンは1600ccで流石に軽にも抜かれます、とのこと。
で、2000ccに上げてもらうことになりました。もともとこのR型はメインベアリングが、
3ベアリングなので弱いとのこと。輸出用のケースが5ベアリングになっているので、
それを使って、別のストロークの長いクランクを利用、なぜかコンロッドだけは、この
純正しか使えないらしい。それで2000cc、140psを目指すとのことでし。いやはや流用の
知識も相当いるものなんでしねえ。田中哲也師匠も「まあ、あそこならいい車作ってくれる
でしょうねえ」っておっしゃってたし。
でも近づいてよく見ると、シュラウドはサビサビだなあ。しかし他は大丈夫みたいだ。
シュラウドって昔は金属製だったのね(笑)。
さて現在全塗装中ですが、どうなるのでしょうかしら(笑)。