TIチン道中1:田中哲也師匠登場
久しぶりにフロントリップスポの付いた姿を見ました。この方が
いいかしらん。少し大きくするとこんな感じです。そいで、オイル
クーラーですが、左右にこんな感じで入っています。左、右。
そしてカバーには加工がしてありました。
準備です。来たときには540Sを履いていたのですが、最初は
足のセッティングも決まらないから、まず038Rで行く事にしました。
前よりフロント車高を少し上げて、ショックの減衰力も高めて、
バネは前後ともに16kgです。
田中哲也師匠の登場です。トッププロだというので、始めはなにか
カッコを付けたトッツキの悪い人物を予想していました。しかし、
予想に反して、田中哲也師匠はとっても気さくで、話も分かりやすく
丁寧で、なにより人物が謙虚でした。男色傾向はありませんが、
イッペンで好きになりまっした(笑)。田中師匠に関しては、また
別にコーナーを設ける予定ですので、今回は省きます、はい。
まず暖気しますと、やはし未だにススが出ます(笑)。田中哲也
師匠がシート合わせをします。スタッフがHKSのドグミッションが
入れてありますと説明します。私がちゃかして、「ドグの方が慣れて
いらっしゃるのでは?」と言ったら、彼は、「ええ、まあ、でも
最近はHパターンの車に乗ることがないですからねえ」って・・・。
しかし、彼のシートセットは前上がりでビックラです。まあ、低くと
いうことなんでしょうけど、前が見えにくいほどです。
当日の使用ピットの上の広告です(笑)。本番用の540Sは秘密の
タイヤウォーマーで暖めています。
いやいやいや、デジカメで動くものは撮りにくい(笑)。しかし、
初めて載った車で、走り出して2周目にもう1分42秒です。やはり
プロはすごい!
軽く4周でピットイン。1級講釈士向井氏「てっちゃん、どぉーお?」
田中師匠「ちょっとアンダーですね、もう少し車の向きをググッと
変えられる方がいいかもしれません。エンジンはいいですねえ。
どこからでも踏んでいける感じです。然調もまったく問題はない
ですし。ちょうどノーマルのブーストアップのパワー曲線が、その
ままずーっと上に上がった感じです。」午前中はここでおしまい。
あとは足回りのセッティングを変えて、午後に540Sに履き替えて
再度挑戦です。
こりはピットイン直後のフロントタイヤです。ブレーキはこのくらい
踏まないといかんのですなあ。ワタスだとウッスラですけど・・・。
そいで、この後関西スタッフ(といっても、向井氏と西窪氏だけ)は
セッティング変更で、ワタスと田中哲也師匠は昼飯をご一緒ですた。
飯を食いながらいろいろお話をお聞きしました。いい人です。
さてHKSの走行会が終わってからが私達の時間です。4時くらいから
発進です。タイヤは540Sに替わり、ショックは少し硬くしました。
これまた発進して直ぐに41秒、田中師匠は走りながら◯印を出して
いらっしゃいました。そして、また4周でピットイン。まだ少し
アンダーですが、よくなりましたとのこと。そして、再度出発
調子はいいようでタイムを計っていますと、あれれ? 同じ走行の
F-3が通りすぎたのに、スカイラインは来ないじ・・・、???
あれれ、ピット入り口で田中哲也師匠が手を振ってるじ。んん?
みんなで行って押して帰ってきましたが、下に何かぶら下がって
います。クラッチが逝きました。フォークが跳ねてシリンダーが
取れちゃったんですねえ。田中哲也師匠曰く「エンジンは大丈夫
ですかねえ、けっこう回っちゃったみたいですし」 ドキッ!
で、ワタスが乗って帰るつもりが、敢え無く車載でご帰還です。