・「不可能犯罪ミステリ」とは、密室殺人に代表されるように、何人も物理的に実行が不可能のような状況を呈する犯罪等を扱ったミステリとする。したがって、ある特定の人間が実行不可能であるという謎の解明を目的としたミステリ(アリバイ物等)は、原則として、含めない。
・とはいえ、クイーンの某長編のように、一見、密室ものではないが、犯人は、密室物のトリックを用いているという例もあることは事実。リストにはうした作品も掲載している。
・当然のことながら?、筆者はリストに載っている作品を全部読んでいるわけではない。それどころか、ほとんどを読んでいない、という極めていい加減なリストである。したがって、リストに載ること自体が間違いであるという例もあると思う。また、未掲載の作品も、山のようにあるはずだ。その他、リストの誤りや欠けている部分などなど、お気づきの点を是非、指摘していただきたいと思う。
・今後、各作品には、若干のコメントを付けていきたい。
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