ホーチミン→プノンペン旅行記 9月24日
朝、ホテルで朝食後、サイゴンバスターミナルまで歩き、中国人街であるチョロンへバスに乗る。1人3000ドンである。バスの車体自体は汚いが、なんとクーラーが利いている。
チョロンの中心であるビンタン市場の建物の中はもうすでに行ったことがあるので、インパクトは少なかったが、実はその周辺にある市場がすごい。魚や野菜、香辛料などの店が並んでいるのだが、当然屋根がなく、また地面は土で、かつ雨期であるからして、ドロドロであり、腐ったような悪臭と干しエビの匂いのミックス成分が空中を漂っている。前回はこんなところがあるとは、気が付かなかったので、わくわくしてくる。
そこから中国寺に歩いていったのだが、かなり遠いので歩き疲れる。とにかく、暑い。その頃の私の脳みそは、寺というより、ホーチミン名物のバクダン・アイスクリームに浸食されていた。
中国寺の見学したというよりか休憩した後、寺のそばのバス停からバスに乗り、サイゴンバスターミナルにまで戻り、お望みのバクダン・アイスクリームへ。私は定番の「バクダン・アイス」を注文する。25000ドン。地元人には非常に高価だと思うが、ココナッツの味が濃い、ここのアイスはうまい。
一息付いたところで、適当に「レモングラス」という名のお店で遅めのランチを食べる。アイスで若干おなかが一杯になったこともあるが、まあまあの味であった。お薦めはしない。5人でビール込みで40万ドンであった。
最後にホテル向かいの時計屋でチュードルの腕時計を290ドルで買う。ムーブメントまで見せてもらい、機械は本物だと思ったが、文字盤と針がきれいすぎるので、リダンだと思う。半分本物で半分偽物ってところか。でも、デザインが格好良かったので、購入してしまった。私にしてはかなり高い買い物である。
ベトナム航空のプロペラ機でプノンペンへ。空港でタクシーを頼む。どうやら市内まで7ドルが統一料金のようである。中心街に近づくと、ホントに小さい遊園地があり、高速観覧車が回っている。夜だし、すごく哀愁漂いすぎである。ホテルはカンボジアーナである。高級ホテルであった。そこのレストランでビュッフェスタイルの料理を注文する。東南アジア各国の料理が食べられて、結構美味しかった。5人でビール込み100ドルであった。
(写真:ビンタン市場。写真でみるときれいだが、ニオイがぷんぷん)
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