上海 11月19日(金)曇り時々雨
今日は歩いた。とにかく歩き続けた。1日中。30キロは歩いたのではないか。まず、骨董品の露店を探しに、南に行く。途中、上海製の手巻き腕時計を33元で買う(帰国後、この時計が日本で1万円近くで売られていたのには驚いてしまった)。時計屋の親父に日本の1円玉をあげたら喜んでいた。
露天は数十店あって、とても楽しい。そのうち130元と150元で、2つの鉢を買った。130元の方は最初、200元だったのが、130元に下がったのだが、本来の適正価格はいくらなのだろうか。店の主人は明の時代のものだと言っていたが、絶対嘘だと思う。150元の方は、ボケはじめの爺さんが主人だったので、表示額で買うしかなかった。友人は200元で急須を買っていた。当初は450元といわれていたので、頑張って値切った方だと思う。その後、景徳沈の例の店に行き、昨日と同じ柄のもので、形が違うものを48元で買う。これは家庭教師先のお土産として買った。その後、上海文物商店で400元の緑色の鉢を買おうとしたら、中国人にしか売れないと言われてがっかりする。店の人は「アイム・ソリー」と言っていたから仕方がない。よってこの鉢を買うために1万円を両替していたので、まず、新華書店にいき、中国人アイドルのカセットを2本(1本9.8元)と中国女優カレンダーを買い、ホテルに戻り、次にベネトンに行ってセーター195元、シャツ120元程で買う。日本と比べて安いというものではないが、まあいいだろう。
人民幣が50元程、余っていたので、食い物と12元のたばこを2箱買う。中国最後の夜だ。天気が悪くなるとTVで報道していたので、船は揺れるなーと不安になる。
(写真:カレンダー売場にて。友人と中国少女。彼女らはセクシーカレンダーを観て、騒いでいた)
【旅行記 第16話(帰りも船)に進む】【旅行記 第14話(恐るべし上海雑技団)に戻る】