一向に旅慣れない私
コペンハーゲン旅行記 7月29日
ホテルを早朝に出て、トラムと市バスで空港へ。飛行機に乗り、しばらくして空港に到着したので、てっきりコペンハーゲンについたと勘違いして、入国しバックを待っても一向に自分のバックが出てこない。あほそうな私達をみかねて、係員がここはコペンハーゲンではないと教えてくれた。そこはスウェーデンのヨーテボリでした。TOEIC815点でも所詮この程度です。はい。機内の英語アナウンスを聞いていなかったのか理解できなかったのかは別にして、皆さんも英語に自信がないのなら、経由地の確認はしておいた方がいいのかも知れません。
ということで,あわてて出国ゲートに航空券の半券を見せて、間違って降りてしまったので入れてくれと言っても、おばはん係員は半券では駄目。全部記載されたチケットを見せろと言ってくる。ヘルシンキから乗ってきて間違って降りたので、そんなもんはないと言って半券を示しても、身振りで出直せとアピール。仕方なく、フィンエアーのカウンターで事情を説明し、こちらから電話で連絡するので、ゲートに行ってくれと。再度、行くと別のおばさんが対応。事情を説明すると納得してくれ、ゲート内まで案内してくれた。あー助かった。コペンハーゲンって大都市のはずやのにえらい小さな空港やなーと思っていましたが、私がどアホでした。
何とか本当のコペンハーゲン空港に到着。いやー立派な空港です。しかし、さっきと同じようにいくら待っても、荷物がコンベアーを回ってこない。しばらくして、従業員の半数程度がストライキに入っているからだということが判明。つくづく今日はついていない。やっとのことで荷物をゲットし、空港前のバスターミナルから市バス250Sに乗る。3ゾーン区間で27DK(1ゾーン9DK)。運転手に言って金を払うと切符がもらえる。至極簡単。バスは今回宿泊するラディソン・スカンジナビア・ホテルのそばに停まってくれる。ちなみに250Sは中央駅にも停まるので他の旅行者にも便利かも。
空港で買ったバスチケットは1時間有効なので、荷物を置いて、すぐに中央駅までバスで移動。美しいコペンハーゲン市庁舎を通り過ぎ、早速、ショッピングの中心地であるストロイエ通り周辺を散策。明日は日曜日なので閉まってしまう店が多く、できるだけ今日中に欲しいものは買っておきたかったからだ。
ボダムにて、紅茶の急須を購入。これは以前、もらいもののボダムの急須を割ってしまったための購入。今回は網の部分がステンレスのちょっといいものをゲット。その他、蓋付きで茶こし付きのコップを購入。そして遅めの昼食をとるためビュフェスタイルのリズ・ラズへ。値段も手頃で、味も悪くはなく、コロッケの様なものが美味しかった。その後、家具・雑貨の総合高級デパートのイリムス・ボーリフスへ。いやーここまでおしゃれな家具・雑貨・家庭用品が揃っているのはすごい。見ているだけでも楽しいけど、椅子持って帰りたい!ってのが正直な気持ち。よだれ確実のいい店です。
まだ外は明るいのに、お店は5時過ぎには閉まり、さてどうするかということで、運河に沿って、色鮮やかな建物が並ぶエリアであるニューハウンへ。運河沿いには人が並び、ビールを飲んだり、上半身裸になったり、好き勝手にしている。そこから観光船が出ており、乗ることとする。一人30DK。しかし、5時を過ぎたとはいえ、日差しはきつく、影がないため、暑い。焼ける。焦げそうだ。途中、人魚の像を海側から見るなどの趣向もあったが、とにかく、日陰に入りたかった。
身体の水分が抜けたので、ハードロックカフェに行き、ビールを注文し、ホテルに帰る。
(写真:イリムス・ボーリフス)
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