アグラ→ジャイプール旅行記 1月24日
世界を代表する観光名所であるタージ・マハルへ訪れる日だ。暴走マシーンは、直接目的地までは行けず、駐車場でバスに乗せかえられて数分で現地へ。パーク&ライドか?バスを降りて歩くと異常に大きな赤砂岩の門が見えてくる。そして門の奥には、泉水と庭園を前景にしてあのタージ・マハルがある。左右対称の白い大理石の巨大な墓。私の想像より大きかった。単純にすごい。王妃の墓のために22年もかけたことだけはある。ガイドはしきりに「愛のシンボル」と何回も言っていた。
次に赤砂岩の城であるアグラ城へ。ここも普通ならすごいと思うのかも知れないが、タージ・マハルのインパクトが強かったので印象は弱いのも事実。
昼食のためホテルに戻る前にガイドがいつも行っている立ち食いカレー屋へ。現地の人で一杯になっている。バナナの葉らしきものを皿にして、そこにジャガイモが入った緑色のカレー(サブジ)とプリーが添えられている。5ルピーほど。目茶苦茶うまし。現地の味だ。カレー自体はしゃぱしゃぱだが、しっかり味がついている。そして、プリーとの相性が最高。おかわりをしてしまった。葉っぱの皿はそのままゴミ箱へ。なんてエコなのか。おそらく、ISO14001を認証取得しているに違いない!
その後、ホテルでバイキング形式の料理をいただき、アクバル大帝が14年ほどしか住まなかった幻の都ファテーブル・シークリーへ。ここも世界遺産。但し、特に印象はなし。そして、暴走車は5時間以上かけてジャイプールへ。ホテルはトライデント・ヒルトン・ジャイプールだ。部屋は狭いがきれいで高級感があった。夕食はタンドールがメインのレストランへ。ヨーロッパからの団体客がいたため、古典ダンスのショーが行われ、おっさんは、口から火を吐いていた。で、最後には、その団体客と手をつないで、フォークダンスみたいに踊っている。んー。どうも、つまらんなー。やっぱり個人的には、屋台の食事の方が楽しいね。
(写真:タージ・マハルと激うまカレー屋とそのカレー)
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