ショッピングせずのミラノ

サンマリノ→ミラノ旅行記 7月1日

ガッレリア朝食も食べずに、チェックアウトし、7時30分発のバスにのる。ちなみに行きと同じバス停である。但し、終点がリミニ駅前ではないので注意。てっきり終点まで乗っていればいいと思っていたので、歩いて、駅まで戻らなければならない羽目になった。不安な人は運転手に「リミニ」というだけでなく、「リミニ駅」とちゃんと伝えておきましょう。

ほぼ1時間後、ミラノ行きのIC(インターシティ)に乗る。これまたトラブル。ちゃんと座席指定していたのだが、あるはずの6両目の車両がどこにもない。そんなアホな。おっさんの車掌に「空いている自由席に座れ!」と言われたものの、近くの車両にはどこにも空きはない。座席指定料金も払っているのに、なぜこちらが空いている席を探さなければならないのかと腹を立ていると、別の女性車掌が一緒になって探してくれて、ようやく座れることとなった。ホンマ、なめとるわ。

ミラノに到着。地下鉄の1日利用券を購入。1人3ユーロ。地下鉄に乗り、ロレート駅へ。降りて、10分するかしないかで、二つ星ホテル「サン・フランチェスコ」に到着。このホテルはメールで予約しておいたホテルだ。70ユーロ。朝食・エアコン・シャワー付き。外も静かで、いいホテルである。

ドゥオーモ荷物を置いた後、ミラノの中心地ドゥオーモに地下鉄で行く。この壮大なドゥオーモの醸し出す威圧感は、さすがに一度来たことがあると思い出させる。中は広くて、太い柱が並んで、ステンドグラスが荘厳な雰囲気を与えている。屋上の方にも上がりたいということで、軟弱ではあるがエレベーターを利用する。1人5ユーロ。確か歩いて登る場合は3.5ユーロだったと思う。私はこれまで歩きすぎて、かかとが割れて、痛くて歩きづらかったのだ。単純にくたびれていたというのもある。どうも30代になるとパワーがなくなってきて、バックパッカー野郎も今回で最後かと泣き言を言いたくなる。屋上にあがり、外をみると、この建造物の外観の細かさがよく分かる。ただ、ミラノの景色はフィレンツェのようにはいかないので、上にあがったときの感動は少なかった。ここミラノは、ブランド物にほとんど興味がない私にとって、魅力に乏しかったが、とにかく広場の周りを歩いた。唯一、興味があったのは、腕時計店のグリモルディであったが、結局、何も購入しなかった。夕食はチャールストンという店に行き、ビール、水、スパゲッティ2種類、鶏肉のサラダを頼む。53.50ユーロであった。

(写真:ガッレリアとドゥオーモ)

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