パエリア旨し!

バロセロナ→マルセイユ 2月13日 雨のち晴れ

荷物を駅においてから、カテドラル周辺を見る。やはり、路地裏はおもしろい。また、スパニッシュギターを弾く人たちがいるのだが、古い建物の響きを利用していてとても感動的であった。また何か仮装パーティーのようなものがあったらしく、子供が、それぞれ仮装していて、かわいかった。

バロセロナの路地そこら辺を歩き回ったり、港でボケーとしたりして、時間をつぶそうとするが、つぶせず、駅に戻って座っていると、マドリッドであったイタリアでコックをしている人に再び会ってしまった。彼にレストランに連れていってもらって、パエリアと薄いステーキとサラダとワインをおごってもらった。彼は「イタリア語とスペイン語は似ているんだよ」といって、注文している。かっこいいぜ!兄貴。とにかく、パエリアはスゴーク旨かった。ご飯にちゃんと芯があって、量も多い。その後、このおいしさを体験したくて、日本のスペイン料理屋に数件訪れたが、あの味を越える店はなかった。

その後、マルセイユに向けて電車に乗るが、そこには日本人がたくさん乗っていた。私は大阪の町役場の人と、近畿大学生と、東京の女の子3人組と話をし、国境駅に着いた頃には、ほかの人たちとも、しゃべった。とくに同志社の連中とは、マドリッドで一緒にSexshopを覗きに行った同志社大生の連れとわかり(本人とは別ルートらしく、数日後に会った)、盛り上がった。

(写真:バロセロナの路地)

旅行記 第12話(寒いぞ!南仏マルセイユ)に進む】
旅行記 第10話(バロセロナでガウディー)に戻る】