ブルネイ&クアラルンプール 7月15日
朝食後、国王が利用されている会員制のポロクラブやオールドモスクとニューモスク、王宮などを見学。モスクについては、内部見学ができる場合があるらしいけれど、国王の誕生日ということで、残念ながら内部の見学はできず。ちなみにオールドモスクって言っても、1958年完成なので、歴史的には大したことはありません。その後、船に乗って、水上集落の家々を見学する。現地ガイド曰く、海水が若干混じっているので、虫も少なく、涼しく、思いの外、過ごしやすいとのこと。その後、マングローブの林を通って、猿やトカゲなどの動物を探索。マングローブの林といえども、途中、開発されて汚い状態になっている現状も見えてしまい、そういう点では、コタ・キナバルでの同じような観光より、切なさが募ります。
化学の力がたっぷりと活かされた中華料理の昼食をいただいた後、飛行機にて、再びクアラルンプールへ。蛇足情報ですが、ブルネイはベタな観光客用チョコやクッキーが存在しないので、お土産が必要な人は結構困ると思います。旅行初日と同じマンダリン・オリエンタルへ。部屋に荷物をおいて、コンシェルジュにお薦めのインド料理レストランを尋ねると、ボンベイ・パレスとのこと。店の予約もお願いする。勿論、"地球の歩き方"で記載されている唯一のインド料理店がボンベイ・パレスであり、その答えだとあなたに尋ねた意味がないと言いたかったけど、英語能力も問題もあり、言わなかった。
ホテルからタクシーに乗り、7.5MD。メニューを精査するのも億劫だったので、コースを頼む。そのコース自体は2人のセットで159MD(サービス料などは除く)。美味しかったですが、普通の域を超えていない感じはします。しかしながら、お腹がはち切れそうになることは保証いたします。ちなみにホテルへの帰りは、玄関で守衛っぽいターバンを巻いたおっさんが、「タクシー?」って聞いていたので、「イエス」と答えると、ついて来いっというジェスチャー付きで、普通の乗用車に乗せて、彼自体が運転。白タクかよ。倍の15MD取られた。したたかやね。通常より200円ちょっとの損となりましたが、K嬢はえらくご立腹であった。
部屋に戻って、しばらくして風呂に入ろうとするが、お湯が真茶色状態。安ホテルならともかく、とても高級とはいえないと管理だと思う。久しぶりにこの濃い茶色のお湯を見た。20年前の中国のホテル以来だ。しばらくするとほぼ透明になったものの、微妙に色がついており、気持ちがいいものではない。枕もなんとくなく汗臭いというかカビ臭い感じもするし、私個人としてのマンダリン・オリエンタルの評価はだだ下がりとなりました。やっぱりリッツの方がいいな。最後にペトロナス・ツインタワーの夜景を撮影してホテルに戻りました。
・15日の歩数:13,137
(写真:オールドモスク、水上集落、ペトロナス・ツインタワーの夜景)
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