クアと水族館

ランカウイ→クアラルンプール旅行記 8月30日

シェラトン・ランカウイ・ビーチ・リゾートホテルからタクシーに乗って島の中心地とされているクアへ。30分以上は乗ったと思うが、たったの15RMであった。安い。このクアでショッピングをしようと思ったが、何もない。免税の島であることはこの島の魅力の一つなのかも知れないが、私の物欲を刺激するものはなかった。ただ、面白かったのは車を展示しているスペースで、愛車のHONDA・フィットちゃんが「jazz」という名称で、180万円程度で売っていたことだ(勿論、ナビなし)。

このままでは、消化不良になりそうなので、再度タクシーに乗り、もう一つの名所「アンダー・ウォーター・ワールド」に行く。単なる水族館であるが、一大観光スポットのようで、島内でこれまで見かけなかった観光バスが何台も駐車しており、観光客が入り口でたむろっている。料金は18RMである。30分以上タクシーに乗るより高額だけあって、設備・展示内容は立派であった。でも、マレーシアの人にはこの4倍の値段を払ってでも大阪の海遊館にも来てもらいたいものだ。

ホテルに戻り、ランチを食べる。ナシゴレンを頼んだのだが、まー普通の味。リゾート気分を満喫するべく、ジムにも行くが、誰もいず、やる気がでない。それならばと、テニスラケットを借り、コートへ。ビールを飲んだばかりで、しかも灼熱地獄の中でのテニスはかなり疲れたが、久しぶりの感覚を楽しんだ。そうこうしているうちに、チェックアウトの時間となり、空港へ。ほんと、駆け足のリゾートであった。

スポーツジムマレーシア航空1459便で18時20分にランカウイを出発し、1時間ほどでクアラルンプールへ。ここから車で1時間ほど高速道路を飛ばして、リッツカールトンへ。重厚感と高級感がホテル中からに醸し出されており、最高である。部屋は19階で、バトラー付きでクラブラウンジ利用可能である。部屋も広く、素晴らしい。夜も遅かったので、ホテル内の中華レストランに飛び込む。コースで二人で280RMである。フカヒレのスープ、エビのマンゴソースいため、野菜炒め、鳩をこんがり焼いたもの、焼きめし、マンゴープリン、ビールであった。同じものを日本で注文するとなるとかなりの出費を覚悟しなければならない雰囲気と味であった。ただ、若干、味は濃い目であった。まー、これが本場の味なのかな。

部屋に戻ってしばらくして、夜の0時をすぎると、マリオットホテルが若干邪魔をしていて見にくかったが、間近で花火がボンボンと打ち上げられている。8月31日は独立記念日で、お祝いの花火であった。19階のホテルの部屋から見る花火は迫力があった。

(写真:シェラトン・ランカウイ・ビーチ・リゾートとそのジム)

旅行記 第3話(クアラルンプール観光)に進む】
旅行記 第1話(ランカウイ島滞在)戻る】