2011年12月24日
地下鉄に乗り、 インド人街に行くこととする。ちなみに地下鉄の切符は、クレジットカードの堅さと大きさで、購入に際しては1シンガポールドルのデポジットが必要で、乗車後、また券売機にカードを差し込んで、返金してもらうというなんとも不合理なシステムだ。また、この券売機の処理スピードがのろい。とはいえ、地下鉄全体のシステム自体は最新のシステムなので、それ以外は快適そのものである。
その名のとおり、リトル・インディア駅で降り、テッカ・センターへ。最初、屋台食堂街を覗く。これはまさしくアジアな感じで楽しい。ビリヤニ、美味しそうだし。食堂以外にも生鮮食品の市場があり、市場好きの私にはたまらない光景。こういうゴミゴミしていて、現地の人の営みの様子を見て体感できるのが、旅の醍醐味だと思う。その後、アーケードを通り、ヒンドゥー寺院2カ所に行き、インドを堪能。そこでは、参拝者にカレーが振る舞われているので、味見したい欲求があったが、さすがにヒンズー教徒でもないので、勇気がなかった。
カレーを食べ損ねたので、インドレストランへ。ホント、インドカレー好きな私。有名なお店であるムトゥース・カリーにて、野菜のコロッケ、羊肉のカレー、ほうれん草とチーズのカレー等を注文。特に、羊肉のカレーが美味しかった。値段も昨日の高級レストランではないので、適正価格。
で、食べている途中から、大雨。さすが雨期。なめたらあかんわ〜。しばらく小雨になるまで待って、 アラブ人街へ。エジプト料理の店などがあって美味しそうだったが、食べたばかりなので、断念。リッツでアフタヌーンティーを楽しむため、ホテルに戻ることとする。土日であったため、ケーキバイキング形式であった。それほどケーキに興味がない私ではあるが、3個食べてみた。カロリーオーバー。やっぱり海外旅行は太るわ。
シンガポールをちょっと歩いて気付いたことがある。一見、中国系、マレー系、インド系など、様々な人種が対立せず、仲良くやっているような気がしたのだが、よく見ると、違う人種が友人もしくはカップルとして二人で歩いている光景をあまり見ることができなかった。私の誤解かもしれないが、見かけではなく本当の多文化共生は、まだ先のことなのかもしれない。とはいえ心の狭い日本人が、これについて、とやかく言える筋合いはないかもしれないが...。
で、マリーナ・ベイ・サンズのカジノに行ってみることにする。ちなみにパスポートは必須です。普段、FXというバクチをやっている身には、それほど興奮しなくなっている。とりあえず体験だけということで2千円程度スロットマシーンを楽しむ。早々と終えることとした。
ホテルに戻り、シャンパン・カクテルを飲んで、今日は終わった。
・24日の歩数:25,506
(写真:食堂、寺院、アラブ人街、地下鉄駅内)
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