最後の戦い!「スマイル娘 VS 黒鬼会」(パクリネタ)





投稿者: かとおおお @ 202.228.225.68 on 98/4/22 21:24:32

In Reply to: 「続・スマイル娘が行くっ!!」(6話ネタばれ・長文

posted by かとおおお @ 202.228.225.78 on 98/4/15 18:11:28

帝都・某所。黒鬼会アジト。

「フッ、剣の修行をすると汗をかくな(おまけにこの仮面、暑いし・・・)」
鬼王は集会室に入ってくると、そこにいた土蜘蛛に声をかけた。
「おお、土蜘蛛。すまぬが茶を一杯入れてくれんか」
「うるさいね〜。茶ぐらい自分で入れりゃいいだろ!」
「な、何っ!? 上司に向かってなんという言葉づかいを! おまけに茶を自分で入れろだと? お茶を入れるのは女の仕事ではないか!」
「何が上司だい、このセクハラ中間管理職! 京極様には頭が上がらないくせにさ。それにワタシはもうとっくに女を捨てたんだよ。フン!」
捨てぜりふを残して去っていく土蜘蛛。鬼王は仕方なく自分でお茶を入れる。
「あ〜あ、台所こんなに散らかっちゃてるよ。今日の掃除当番は・・・火車だな。
おーい、火車。ゴミを片づけなきゃだめじゃないか!」
「ククククク・・・。私は燃えるゴミにしか興味がありませんでね。生ゴミは自分で処理なさってください。では・・・」
「どいつもこいつも、俺をなんだと思ってるんだ。京極様の信頼厚いこの鬼王様がなんだってこんな雑用を・・・」
ぶつぶつ言いながら生ゴミを袋に入れる鬼王。
そこに入って来たのはドクター山崎である。
「よう、カズ!」
「山崎い〜っ。その呼び方はやめろと言っただろ! こっちはただでさえくだらん雑用押し付けられて頭に来てるんだから」
「落ち着けよ。そんなことだろう思って、俺がいいお手伝いを連れてきてやったぞ。ほれ、ご挨拶は?」
「はじめまして、鬼王さん。あたし、野々村つぼみ。スマイル娘って呼んでください!」
「おっ、声は変に野太いけど、なかなか可愛い子じゃないか」
「そうだろう。水狐の推薦でな。よく働くらしいぜ」
「ありがとうよ。お前もたまにいいことするんだなあ」
何も知らずに喜ぶ哀れな鬼王であった。

「さーて、スマイル・スマイルで頑張んなきゃ。鬼王さん、何からやりましょうか?」
「そうだな。まずは台所を片づけてもらおうか」
「まかせてください!」
ガッシャーン!!
「あ〜〜っ! 手を滑らせてお皿割っちゃった」
「おいおい、今始めたばかり・・・あーっ! 俺が大事にしている古伊万里の皿をーーっ!!」(そんな趣味あったんか、鬼王!)
「ごめんなさーい! でもスマイル・スマイル!」
グワッシャーン!!
「あ〜〜っ! 手を滑らせて壷を割っちゃった」
「命の次に大切な李朝の壷をーーっ!!」(命って・・・)
「スマイル・スマイル!」
「えーい、もういいからあっち行ってろ!!」

「鬼王さん、どうして怒っちゃったんだろ。あっ、あそこに誰かいる。こんにちはー」
「ふぇ〜っほっへっほっはっひぇ〜っ。かわいいお嬢ちゃんじゃのう。木喰じゃよ〜」
「木喰さん。何をしてるんですか?」
「わしは魔操機兵の改造をしてるんじゃ〜」
「うわー、すごいですね。これはなんですか?」
「それは起動スイッチじゃ。まだ触っちゃいかんぞえ〜」
「えっ!? もう押しちゃった」
ウィイイイイイイイン!
「どひゃ〜! まだ制御装置を組み込んどらんのじゃ!」
「あっ、立ち上がった」
「ひえ〜。こっちへ来るぞーい。逃げろー!」
「アハハハハ。木喰さん、魔操機兵と追いかけっこしてる!」
スマイル娘の活躍はまだまだ続きます。(笑)

「木喰さん、あっちの方行っちゃったし、つまんないの。あれ? これは誰の部屋かな」
ガラッ!
「のわーっ! 誰だ誰だ! 勝手に開けやがるのは!?」
「こんにちは。あたし、スマイル娘ですっ。おじさんは?」
「俺は、五行衆筆頭・金剛だ!」
「金剛さん、その後ろに隠したものは何ですか?」
「これは・・・見るんじゃねえ!!」
「そんなこと言われるとますます見たくなります。それっ!」
「う・・・この娘、声に似ず素早いぞっ!(笑)」
「これは・・・手紙ですね。えーと、『いとしいいとしい水狐さま・・・』」
「ぐわーっ!! 読むんじゃねーっ!!」
「『ボクはあなたのことを考えると夜も眠れず昼に寝てます』なにこれ? おじさんが書いたの?」
「てめーっ! 返せーっ!!」
「きゃーっ。 鬼さん、こちらっ!」
鬼ごっこを始める金剛とスマイル娘。彼方では、木喰がまだ魔操機兵に追いかけられてる。

「むう・・・なんだこの騒ぎは?」
「あっ、これは京極様」
「鬼王。いかがいたした」
「じつは、かくかくしかじか。あの娘が諸悪の根元で・・・」
「あっ、京極様ですね! あたしスマイル娘です。スマイル・スマイル!」
「京極様! どうかお怒りにならずに・・・」
「惚れた(ポッ)」
「えっ!? い、今なんと・・・」
「うわー、ありがとうございます! あたしも京極様のことだーい好きですっ」
「ムフフフフフ」(ピンピロリロリロリロリーン↑↑↑)
「どわああああああっ!! この音はーーっ!?」
「鬼王よ。余は決めたぞ。余の嫁になるのは、このスマイル娘じゃっ!」
「ひえええええっ!! 京極様がご乱心なされたーーっ!!!」

かくして、京極慶吾とスマイル娘はめでたく結ばれ、帝都にも平和な春がやってきた。

めでたし、めでたし!


(完)




やったやったやったーっ!!
ついにスマイル娘が片付いたぞーっ!!(祝)

これも、ひとえに撞鐘Boyさんのおかげですっ(爆)
お礼に、スマイル・スマイル!(核爆死)

黒火会さん、ねたパクってすみません。(読んでないか・・・)

ともあれスマイル娘シリーズもこれでおしまい。
これからは新規ページでお会いしましょう!


えっ? 薔薇組と雄一君が残ってるって?
そんな・・・愛するイロモノキャラの同士討ちはできませんぜ。(謎)


ではでは、御愛読ありがとうございましたー。
 




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