病気?勘違い?闘病編

  [お詫び]はっきり言ってダラダラ書いてます。すいません(^_^;)


1.「どういうつもり?」
薬浴1
  かわいい、かわいいコリドリスをみていると、「色がついて来たなぁ」となんとなく
思っていました。
  で、帰宅中に1999.4号のフィッシュマガシンを買いました。楽しみにしている
「コリドラスを探る」(文:土屋俊朗)は今回は赴きを替え、コリドリスの病気に
ついてでした。
  そこにはエロモナス症という病気が紹介され、尾鰭が半分なくなったアドルファイの
写真があり、「尾柄部が赤変(内出血)している」とコメントがあります。なるほど、
白い尾鰭の付け根が赤い帯になっています。帰宅後、じっくりステルバイをみると、
白いところがピンクというか薄く赤っぽい。特に尾柄部が濃い。「こりゃ、
やられたかな?」
  また、「コリドラスを探る」では「鼻孔部の穴空き症」という事で、ステルバイの
写真もありますが、穴空き症はエロモナス症、カラムナリス症などの細菌病の複合
感染病らしいです。で、痛々しい鼻孔の穴もさる事ながら、そのステルバイの
体もピンクっぽい。うちのと同じ感じです。
  皆非常に元気です。ピンクっぽいけど、そういう色なのかも知れないし。
「ん〜、どうしよう。」エロモナスなら1週間以内に死ぬ可能性もあります。
しかし、健康なら治療で調子を落とす事もあるようだし。


2.実行
薬浴2
    
3/26 wwwで調べると、エロモナスの薬はパラザンDかエルバージュとの事でした。
     帰宅時都内某ショップに行くと、エルバージュは袋入り粉末で1t用となっていたので、
     パラザンDの10mlを1,300円くらいで購入。エアストーン60円も購入。
     [ここでの買い物]
       パラザンD(10ml)、エアストーン 合計 ¥1.3K

3/27 まず、亜硝酸をチェックし、異常なし。
     方法は色々悩みましたが、ヒーターの予備がないので、小型プラケース(1.5l)を
     水槽に入れる事にしました。亀吉が我が家に来た時に入っていた思い出深く
     なおかつちょっと汚いプラケースです。
     パラザンDの濃度は規定では10l当たり1mlですが、「コリドラスを探る」では
     規定の2/3程度が無難との事なのでそれに従います。なお、「コリドラスを探る」に
     は「細菌疾患用の薬品」とあるだけで薬剤の具体的な名称はありません。
     薬浴時間はパラザンDの説明書には穴空き症の初期症状には4時間(ただし、
     穴空き症の本格治療には4-5日)とあるので、2/3濃度を考慮し、6時間。
     とにかく、小さなプラケースでは数時間が限界でしょう。

     セットの手順は以下の通りです。
     1)プラケースを良く洗い、消毒用アルコールを噴霧10分以上置く
     2)プラケースに30度の1l水道水を入れ、亜硝酸キットの試験管を使い
         2mlを10mlに薄めたカルキ抜きコントラコロンを1mlを入れ、塩素を抜く
     3)水温が25度を確認。同様にパラザンD1mlを15mlに薄め、その1mlを入れる
     4)プラケースに魚を入れる(実はこれが大変)
     5)プラケースを水槽に入れ、ビニールテープで水槽の角に固定。
     6)エアポンプにつないだエアストーンを入れ、エアレーション。水温計を入れる

     ちょっと、気になるのはパラザンDは説明書には黄色だとあるのに透明で、
     下に沈殿しているような感じでした。大丈夫かなぁ。

     よくみると、オトシンも上部が赤い感じなので、オトシンも入れました。

     いや〜、しかし、魚を網で捕まえるのが一騒動、右へ左へ。最初は網だけで
     オトシンと1匹捕まえましたが、その後左手に網、右手は水草ピンセットで
     追い出し役に。しかし、網は認識されているらしく、網の方に来ないのです。(^_^;)
     網は2本持つべきですね。それに白い網は駄目だという事も聞きますが、
     確かにそうかも知れません。
     
     この作業の水草の被害者として、ミリオ(と思っている水草)が抜けたので、
     また植えました。
     アマゾンも2本抜けましたが、根が生えない気中葉のようであり、枯れ始めて
     いるので、これは思い切って捨てる事にしました。(^_^;)
     
     捕まえて良くみると、背鰭の先が欠けはじめていたり、鰓蓋が凹んでいるような
     個体もいました。薬浴は正解かな?でも、絶対直る保証はなく、
     これで直らない場合も覚悟する必要があるようです。

     午前7時に開始し、午後1時に出しました。騒いではいましたが、弱った様子は
     全くなし。「そういえばせっかく別容器に入っているのだから」と戻す直前に
     プラケースに赤虫入れてみましたが食べず、水を汚しただけでした。
     みんな無事泳いでいます。
     
     それより、ショックなのはエアポンプはトリオップスのものを使いましたが、
     トリオップスが死んでしまった。(;_;)
     詳しくはトリオップス(カブトエビ)飼育記へ

     その後、ステルバイたちは騒がしく追いかけっこをしていて、オトシンは
     アマゾンの葉に止まっています。赤味は気持ち薄くなった気もしますが、
     そのままでしょう。

尾柄部中心に胴部が赤変と思われた。頭部の白さと比べて欲しい。
なお、腹部の赤い点はビデオカメラの赤いランプが反射
別個体の尾柄部を拡大。
なお、背中の赤い点はビデオカメラの赤いランプが反射
赤変1 赤変2
上の写真の背鰭を拡大。上部が欠けている 別の個体の背鰭。後ろの個体の鰭と重なって見にくいが
背鰭の先がギザギザ。
なお、尾鰭は正常だが、写真ではこんな見え方
背鰭1 背鰭2

薬品の数々。
 ・今回の主役パラザンD(10ml)(約1,300円)
 ・水作り2点セット(コントラコロライン30ml+アクアセイフ30ml)(300円)
 ・PH試験紙。説明書に比色表がある。左が海水、右が淡水用。0.5刻み。
   写真では比色表の下に試験紙が写っている。(24回850円)
 ・亜硝酸試薬。箱の裏に比色表がある。左から0.1mg以下、0.15mg、0.25mg、0.5mg、
   1mg以上。試薬は2本で、その真ん中に四角の15ml試験管、これが便利。(50回約1,600円)
 ・一番下が5mlスポイト。これも大活躍。(約600円)
薬品類

おまけ

水槽の全体
水槽の全体

薬浴中のオトシン(縦) 薬浴中のオトシン(横)
薬浴中のオトシン(縦) 薬浴中のオトシン(横)


     また、オープンしたての長崎屋ホームセンタに行ったので、トリートメント用の
     水槽として、30cm水槽購入。エアポンプや投げ込みフィルタセットした金魚飼育
     セットです。約¥2Kで水槽単独と同じ価格。(^_^;)
     それにバイメタルサーモに100wヒータ。サーモをバイメタルにしたのは安いと
     いう理由だけです。

     [ここでの買い物]
     金魚の飼育セット(S)30cm水槽、バイメタルサーモ、100Wヒータ ¥4.5K

3/28 「コリドラス直ったかな?」と水槽を見ました。コリドラスは若干薄くなったかも
     って感じでした。オトシンは何か昨日より赤いかも。
     それよりも、グローライトたちを良く見ると、目の下や顎のあたりが赤く
     内出血らしいものや目も程度の差こそあれポップアイっぽい。「もしかして、
     ほとんどやられているのか?」という疑惑がふつふつ。
     よって、少し悩みましたが、水槽全体をパラザンDで薬浴する事にしました。
     上部ろ過器のろ過マットの汚れが気になってので、1/3程度水を抜き、
     それで洗浄。ついでに、ガラス面の苔を三角定規で落として、オトシンの
     上前をはねました。
     結果として、1/3換水です。ろ過マットかなり汚れており、水がしばらく白濁。
     
     パラザンDはグラム陰性菌の抗菌剤でろ過バクテリアのようなグラム陽性菌には
     効かないとwwwで読んだので、その点は問題ないと思いました。しかし、ビーシュ
     リンプへの影響が不明なので、ビーシュリンプはとりあえずプラケースに
     出しました。エアレーションしてますが、餌とかどうしましょ?水草への
     影響も分かりませんがこちらはどうしようもない。
     
     パラザンDを規定量の2/3弱にあたる2ml入れました。
     このまま2−3日様子を見て、効いていないようなら、もう1ml追加し、
     魚が弱るようなら、換水する予定です。来週末までこのままで行き、
     1/2換水を2回しようかと思います。

3/29 ん〜。悪くはなっていない印象ですが、変わらない、贔屓目に見ても、どちらと
     いえば良くなっている程度です。少なくとも劇的に良くなったという事はないです。
     カラシンの鰭先は白くなり、透明な体は曇り気味。それと、グローライトの
     いくつかはお腹が太鼓腹なのに気がつきました。というか以前から気づいてました。
     赤虫をやった後数日してこれに気づきました。女房も「卵持っているかなぁ」などと
     言っていたのですが、私は「生餌は栄養があるので太ったな」と思って
     いたのです。魚体も確かに大きくなってますし。しかし、エロモナスの症状かも
     知れませんね。だとしたらずっと前に気づくべきでした。ただし、お腹の
     出っ張りと共に起こると思われる鱗が立つ症状(立鱗症)は見られません。
     それとオトシンが心配なのですよね。まだ寝起きで色が薄くなると赤い部分が
     見えます。何せ、隠れ気味ですし、健康でもじっとしてますから見つけても
     調子の良し悪しが分からない。しかし、苔食いの姿は見てないかも。でも
     特に痩せてもいないしなぁ。ん〜。コリドリスのタブレット食べてるのかな。
     某ショップで死んだオトシンを別のオトシンがキスするような感じで
     ガジガジやってましたが、死んでまっ白になったオトシンの死体の頭〜腹に
     掛けては薄ら赤く、どうも内出血を起こしていたようです。う〜、寒む〜。
     
     PH7.0で酸性に傾き気味って感じ。亜硝酸なし。
     とにかく、このままもう少し様子をみます。

3/30 特に変化はないですが、なんとなく、グローライトのお腹は若干スマートになり、
     目のそれほど飛び出していないように思えました。あくまで主観ですが...。
     一方、オトシン、コリドラスは変化なし。コリドラスは最高でタブレット2個/日が
     昨夜は半分しか食べておらず(ただし、給餌は遅かったのですが)、食いが少なく
     なっているのかも知れません。夜のうちに食べるようで、今一つ食べる姿を
     見せないのですが。
     進展がないので、今晩、パラザンDをもう1ml追加して濃度を規定量にまで上げ、
     土曜には症状改善がなくても全換水しようかと思っています。たぶん治癒には
     時間がかかるのだと思いますが、薬浴はやはり魚の調子も下げるようなので、
     比較的元気な今のうちに規定量で消毒し、期間は予定より伸ばさないという方針で
     考えました。状態からカラシン、コリドラスはまず問題ないでしょうが、昨日も
     書いたようにオトシンが心配です。でも、オトシンが直りが一番遅そうでも
     あるし...。
     今晩見て変わり無ければ、実行します。

     水草にはアオミドロが猛威を振るってますが、対処の仕方も良く分からないし、
     今はそれどころではないし。

3/31 水質を調べると亜硝酸は無しですが、PHは6.5までは行かないまでもより近づいて
     いる感じです。水草も伸び、チドメグサは数日前から水面に達しているし、
     アオミドロみたいな藻がいっぱいなので、硝酸塩はかなり溜まってきたので
     しょうね。(^_^;)
     やはりコリドラスもオトシンも直っているか良く分からない、悪くはなって
     いないようですが。昨日考えた通り、パラザンDを1ml追加しました。

4/2  ここ数日、日記状態ですが、病気というものは嫌なものですね。
     特に症状には変わりなしです。でも何となく昨夜は元気なような気もしました。
     ところで、今朝出掛けに見ていたら、プリステラの尾鰭が赤くなっている事に
     気がつきました。本を見たらやはり赤い。「やー、そうか。かわいい奴だな」と
     いう感じ。大きくなったせいですかね。それとも弱酸性に傾いて色が乗ったの
     でしょうか。そういえば、カラシン類は大きくなってますね。グローライトも
     魚体が伸びて、その分、お腹の膨らみもスマートになって来た感じです。
     たぶん、お腹の膨らみはエロモナスではなく、太ったからなのでしょう。でも、
     目は気になるのがいるのですよね。「目の周りが盛り上過ぎでは」という
     感じがします。前から見ると上部が少し飛び出す感じというか。
     でもこれでいいのかな?Umichan' AQUARIUMUのグローライトも飛び出してますね。
     (今見つけたのですが、このページなかなか良いですね)
     軽く言い訳しておくと、目については今がポップアイだとは思ってませんが、
     放っておくと数日後に「あちゃー。」って事になる気がするのですよね。

4/3 ネットサーフィンしていて、ばっかすさんのページの熱帯魚コーナーの記事を読んでいると、
    「腹が膨らみ、目玉が飛び出したそう」で、「エロモナスだろうな〜」と。
    すると、ふと、思い出す事がありました。それはうちにも死んだ魚がいた事です。
    レモンテトラです。3/7の記事読むと「目玉が白く飛び出し、尾鰭は
    半分溶け...。」「げっ、他人事ではない。良く考えたらこれもそうじゃん。」
    今まで、てっきり、死んだら腐敗でこうなるのかと思ってましたが、
    こうなって死んだのかも。(^_^;)
    3/2購入で、少なくとも3/7には死亡確認してますから、「もしかして、
    エロモナスはショップからの持ち込み?」です。もちろん、立ち上げたばかりの
    水槽でアンモニアも高いなど状態が悪かった可能性もありますが、感染自体は
    ショップでしていたのかも。実は3/29に見た死んだオトシンの話もこのショップで
    す。それに最初にカラシン購入時にも実はコリドリス買おうかとも思っていたの
    ですが、ジュリィがそりゃもう大量にいた水槽があったのですが、水面に集まって
    いました。「おかしいな」と思って良く見ると、下には1匹死んだジュリィが
    いたのです。これは死因がエロモナスかどうか不明ですが、そうだとすれば
    ショップの水槽にはナマズ系が罹りやすいエロモナスがいる事も考えられます。
    ショップなら永続的に投薬もしているだろうから、市販薬に対する耐性のできた
    エロモナスかも知れないし、なんか前途多難です。(^_^;)
    
    ちなみに昨日、今朝とコリドラス、オトシンとも好転しているように見えます。
    一時的かも知れませんが。

    水換えは明日に延期する事にしました。どうもこのまま置いた方が良さそうなのと
    昨日は風が強く、ホシガメの床材用に乾かしていたヤシガラ土が汲み置き水に
    入ってしまったためです。(「ピートの水のように酸性でいいかな」とも思いましたが)
    なお、いつも発砲スチロールの箱に汲み置きしているのですが、これが20l弱
    しか入りません。そこで全換水の今回は、この箱にゴミ用ビニール袋を入れ、
    それに酸性水(アルカリイオン製水器で作る)を入れ、その後取り出し、
    息を入れて膨らまし、口を縛りました。それといつもと同じ様に箱にも
    入れれば40lの水が汲み置きできる仕組みです。
    
    今日はアオミドロ状の藻を取ってみました。いろいろ試した結果、水草用
    ピンセットで、藻が着いている水草をゆすります。すると藻は簡単に離れ、
    水中を漂うので、これを網ですくうという方法が効率的でした。
    ただし、欠点は水が濁るのと、細かく残るのでまた数日後には再生する事
    でしょう。広がるかも知れません。(^_^;)
    
    あっ、そうそう。現在隔離中(隔離されているのは本当は魚たちですが...)の
    ビーシュリンプにはこの藻をやってみてます。よくそこにいるので、
    食べてると思います。
    
    それと言っていませんでしたが、薬浴中の水温を24-25度に下げてます。
    菌の活動を抑えるための処置です。でも調子良さそうだし、薬浴後も
    このまま行こうかな。

4/4 全換水しました。3時間程度かかりましたか。以下のような手順です。
    ・PHチェック。飼育水も汲み置き水もPH7.0が一番近いが、飼育水の方が
      若干酸性の感じ。
    ・魚たちを大型プラケースに入れて、エアレーション&ライト点灯。
      なるほど、ほんの少し、黄色ですね。
    ・水草のアオミドロを落とす
    ・投げ込みフィルター バクターセルのマット&砂利を飼育水で洗う
    ・水を全部抜いて、入れる。
    ・ビーシュリンプを入れる
    ・水温合わせ(10分)と水合わせ(10分×2回)
    ・テトラ バイタル入れる
    
    ビーシュリンプは今朝1匹脱皮してました。分けた直後にも1回ありましたが、
    今回のはプラケース内で大きくなった訳で、やはり入れていたアオミドロ
    食べていたのですね。紺と白の縞だったのですが、白と透明や紺の部分が赤く
    なったりしてます。おそらく、脱皮した個体でしょう。

4/6 水換えしてからミリオ(仮称)がぐんぐんわき芽を出して来ました。アオミドロを
    採った事もあるのでしょうが、換水で二酸化炭素が補給されたせいかも知れません。
    前回ビニールに汲み置きした水は息を入れてビニールを膨らませたので、
    いつもより二酸化炭素も多かったでしょう。
    アオミドロにやられたところは茶色っぽいのですが、わき芽は緑です。
    それに夜わき芽だけは閉じます。アオミドロ以前は幹も夜は閉じていたのですが。
    ついにアオミドロにやられた本体には見切りつけてわき芽作戦に出たのですかね?
    
    そうそうビーシュリンプの色は紺に戻りつつあります。濃緑色っぽいのもいました。
    
ビーシュリンプ(4/11)。
ミリオ(仮称)の中にもいる。
ビーシュリンプ(4/11)。
左とは別個体。
ビーシュリンプ ビーシュリンプ

    昨日、今日と亜硝酸はなし。全換水でも濾過に影響はないという事でしょうか?
    それとも逆かな?コリドラス、オトシンの赤味は変化無し。
    あっ、そうそう、何気なく、上部濾過器に入れているテトラ バイオマットの
    説明を読んでいたら、薬浴中は使用しないようにとの事。なるほど、言われれば
    そうですね。(^_^;)主に色素系の薬が問題になるのだろうけど、パラザンDも
    吸着されて薬効が薄くなっていたかも知れません。規定量でも行けてたのも
    このためかも...。

4/9 その後、アオミドロの攻勢は激しく、水換えで落とす前の状態に近づきました。
    wwwで調べたところ、ろ過バクテリアが立ち上がれば大丈夫との事、また
    アオミドロは水草に根を張るとの事でした。ん〜、凶悪。
    そこで、水草を抜いて、洗面所で洗いました。結構、あっけなく落ちました。
    チドメグサの根、ミリオ(仮称)などは指でしごいて、枯れた部分も一緒に
    落としました。これで、ミリオ(仮称)は1本ほど先の芽を摘んでしまい失敗です。
    抜いてみるとミリオ(仮称)の根が結構生えてました。白く太い根が数本ながら
    茎の1/3〜1/2くらいまで伸びてます。これはそのままでは植え戻しが大変なので、
    2-3cm残して短く切って、植え戻しました。
    ろ過が安定し、発生しなくなるまで、この手で行こうと思います。
    ビーシュリンプは残念そうですが...。(^_^;)

    あと、砂が汚れて来たのが気になります。藻の色なので、アオミドロが
    広がったのかも。

    魚たちは変化なしです。そうそう昨日上部ろ過器の出水口を変え、端から
    中心に勢い良く出してしたものを、奥の壁側に向けました。これで水流は
    弱まりました。
    すっきりした水草と水流を弱めた事でどう変化するか楽しみです。
    たぶん、カラシンは中層の泳ぎが多くなると思うのですが。

4/10 皆元気ですが、コリドラスとオトシンは赤味が直らないので、気になって
     いました。そもそも勘違いかも知れないし、静観しようと思いましたが、
     病気の不安に勝てず、衝動的に薬浴再開しました。
     方法は最初にやったプラケース方式ですが、以下の点が違います。
     ・薬量は10倍に薄めた液を1l強の水に入れる。すなわち1lで規定量なので
       規定量より薄いが、2/3よりは濃い状態
     ・時間を延ばす。
     ・10倍に薄めた薬液は冷蔵庫で保管し、以後これを使う事にした。
     午後3時半スタート。最初は塩も軽く一つまみ入れました。クロマの餌を
     やったら食べず、やたら水が汚れたので、午後9時半に交換。塩は2度目は
     入れてません。
     
     アマゾンが1株根が浮いていたので、水から出し洗いました。ある葉は
     「あれ。ここが腐ってやがて取れるな。」するとまたもやムラムラと衝動が...。
     衝動を押さえ切れず、気中葉を全て取ってしまいました。(^_^;)
     浮かなかった株も抜いて、洗って気中葉を取りました。こっちはミリオ(仮称)の
     ように白く太い根が長く伸びていましたが、やはり植え直す時に短くしました。
     これが吉と出るか凶と出るか?考えると少なくとも太ったオトシンを支えられる
     気中葉がなくなったのはNGかも。
     ちなみに取った気中葉は水に差しましたが、乾いてしまします。これが根付けば
     アマゾン増やせるのに...。
     
     関係ないですが、プリステラは銀の内臓と透明部の境に黄緑系の蛍光色が
     薄っすら出て、良い感じです。プリステラ楽しみだなぁ。
     
ミリオ(仮称)。幹は先が白いものもある。
アオミドロ時代はそれすら区別がつかぬほど
褐色のもやが掛かった
アマゾンソード。小さな水中葉になった。
むしろ手前のプリステラのための写真のよう(^_^;)
左下はガボンバ
ミリオ(仮称) アマゾン
アマゾンチドメグサ。ついに水面に到達。
良く見ると分かるが、茎の節から根が出ており、
アオミドロはそこに褐色のもやをかけた。
チドメグサとアマゾン。やはりアマゾン目立たず。
気中葉時代は大きいので奥でも目立った。
赤い四角の奥にあるのがアマゾンです。念のため。
アマゾンチドメグサ チドメグサとアマゾン


4/11朝 薬浴槽を見ると、皆体色が薄く、その分赤味は増して見えます。
     やはり赤味は体色ではないと思いますが。体色が薄いのは薬のせいかも
     知れませんが、もともとオトシンは夜は体色が薄くなるようで、水槽に
     いても夜は昼に比べ薄いです。しかし、これほど極端ではないですが...。
     黄色あたりは薬でしょうね。
14時間薬浴後のオトシン。大丈夫かぁ〜。 コリドラスもふやけて赤い。しかしオトシンと
比べると...。
オトシン(薬浴) コリドラス(薬浴)



4/11午後 小さなプラケースに入れたステルバイとオトシンは動き回っています。
     狭くて落ち着かないのかな?考えたらそのためのトリートメント用30cm水槽だし、
     30cmをセットして移す事にしました。
     ・半分ほど45cmの飼育水、後は汲み置き水で10lに
     ・45cm水槽の投げ込み式濾過器バクターセル ローターM+エアポンプ
     ・30cm水槽と一緒に買ったヒータとカメ用で使っていなかった電子サーモ
     ・パラザンD規定量の1ml
     底砂なしのベアタンクですが、黒い底な上、見えにくい位置において
     しまい、中が見にくい。これは失敗でした。
     電気はホシガメの60cm蛍光燈を拝借し、いくらかましになりました。

     一方、カラシンたちは群れて泳いだりしてなかなか「我が世の春」を
     楽しんでいるようです。ただ低層を泳いでますが。減った水を差水するとき、
     少量なので手を抜いて温めずに入れたのですが、はじめはそのショックで
     警戒して、かたまって奥に隠れてました。落ち着くと群れで移動するようになり、
     なかなかgood。
     
     しかし、オトシンがいないのでガラスに苔がつき始めたのはbad。

     そうそう1mm位の白い粒が45cm水槽の前面ガラスのところにいて、ピョコピョコ
     10cm位ずつ移動してました。タマミジンコに比べ運動能力が格段に高い。鼈さんに
     薦められたケンミジンコかなぁと思いましたが、どうでしょう?


4/12朝 どうも30cmでもステルバイとオトシンたちは落ち着き無く、騒ぎまわってます。
     薬がきついのかなぁ。昨夜入れたタブレットも食べて無いし。1週間くらい
     食べなくても大丈夫だという事ですが、こう動き回っていては食べなくて
     大丈夫なのか心配です。

4/12夜 帰宅後、見たら、ステルバイの鰭のオレンジが良くなっています。
     体色も落ち着いてますが、尾柄部の赤味は取れていません。騒ぎまわって
     いるのは相変わらず。昨日入れたタブレットは原形のままでしたが、
     消灯して、しばらくして見たら食べていたので、また1粒入れました。
     塩を一つまみ入れました。オトシンも痩せていません。

     45cm,30cmとも亜硝酸は検出されずです。

4/15朝  今朝見るとオトシンは良くなったような気がします。鰓蓋の下あたりは
     赤味がある事が多いのですが、これがありません。ステルバイも胴部は良い
     ような気がするのですが、尾柄部が3匹とも赤味があり、良いのやら悪いのやら?
     亜硝酸調べたら完全な黄色でなく少し濃い感じです。0.15mgのオレンジよりは
     0.1mg未満の黄色にずっと近いのですが少し亜硝酸が出ているようです。

4/15夜 帰宅時、平和台のダイクマに行きました。チャイナバタフライプレコが
     いて、ちょうどフィッシュマガジンで知ったばかりばかりで気になっていたので、
     「買おうかな?」とも思いましたが、今の状態ではとても...。
     底床クリーナPRO-HOSE2を買いました。今の奴は強力過ぎてあっという間に
     排水なので、細いこれに変えようと思ってます。
     [ここでの買い物]
     底床クリーナ ¥1K

     薬浴中の30cm水槽は水の悪化が心配で、亜硝酸チェック。しかし、朝ほど変化が
     ないです。直後は全く変化無しの黄色で、数分後「いくらか色ついたかな?」
     程度。朝、スポイトで糞などを吸い取ったのが良かったのかも知れません。
     そこで、水換えは止め、週末まで待つ事にしました。今日は餌はやりませんでした。
     ステルバイもオトシンもスリムになりましたが、すごぶる元気そう。
     ステルバイの尾柄部の赤味は気になります。
     
     メインの45cm水槽はコケコケ状態ですが、カラシンの状態がすこぶる良いです。
     背鰭の立ちが良く、動きも早い。色も白っぽくない。プリステラの尾も赤が
     増してます。水が酸性になったのかと思いましたが、そうでもなさそう。
     ステルバイがいなくて、のんびりしているのか、コケが良いのか。コケで
     水草の茂みの中にいるような錯覚をしているのかも知れませんね。
     以前から時々そうなのですが、グローライトは透明な体に網タイツ状の
     黒い網目が入っています。この状態が良いのか悪いのか以前から疑問なのですが、
     どうも、今までの経験では良いときにこうなるようです。それに光るオレンジが
     映えるのですよね。あとはレモンが黄色になれば良いですが、たぶんこれは
     弱酸性にしないと駄目なのでしょう。

薬浴中の30cm水槽。 このように60cm水槽に入っている。
薬浴中の30cm水槽 薬浴中の30cm水槽
コケ水槽。1週間オトシンいないとこの通り。 ミリオ(仮称)のアオミドロも少し復活。
赤丸の部分。あいかわらず写真だとわかりにくい。
薬浴中の30cm水槽 薬浴中の30cm水槽


4/17 コケ取り&1/5換水、ステルバイとオトシンを薬浴から戻す、水草のレイアウト
     調整をやりました。前回の全換水もそうでしたが、3時間以上は優に掛かりますね。
     コケ取りはガラス面を三角定規で、水草は前やったように抜いて洗いました。
     水中に舞った苔はできるだけ網で掬いながら。そこ砂にもコケがあったので、
     金曜日に買った底床クリーナを使いましたが、使い勝手が良くありませんでした。
     上下に振って水を上げるのですが砂を巻き上げます。斜めにしてできるだけ
     できるだけ水を入れれば良いのですが、水草が邪魔になります。今回は抜いた
     から良かったですが。確かに吸い込んだ砂は排出しませんが、管の弁のところで
     つまり、ゴミの排出止まります。
     とはいえこの掃除で、見違えるようになりました。
     
     薬浴は結局、終わりにする事にしました。ステルバイの尾柄部の赤味は
     そのままですが、体色は良くなったと思います。
     結局、あまり改善された感じはないですが、病気ではなかったのかも
     入れません。しかし、ステルバイに最初に見られた背鰭の欠けは直りました。
     感染して日和見的なのかも知れませんが、このまま本水槽で飼う事にします。
     ちなみに治療中、終始一貫動きは元気でした。
     
     その後、入浴していて「やはりチドメグサは剪定しよう」と思い付き、
     湯上がりに早速実行しました。短くして植えたのは良いのですが、
     見ていて、「もう少し、端に寄せてアマゾンを見えるようにしよう」等と
     思い、レイアウト調整を始めました。結局、奥のアマゾンも見えるように
     アマゾンを左右中央に移しました。
     すると奥行きを感じますし、チドメグサの左右の広がりもおもしろく、
     なかなか、気に入りました。ミリオ(仮称)が乱雑ですが、まあ良いでしょう。
     
     カラシンですが、ステルバイがいなかったせいか皆調子が良いです。
     餌をやれば、ビューンと水面に来るものもいます。群れで居る事も多いですし。
     上部ろ過器の出水口を壁に向けて水流を弱めたのが効を奏したのかも知れません。
     今日また向きを向かって右奥の角から、右の壁に変えました。
     ちなみにPHは7.0なので、調子が良いのは酸性に傾いたせいではないと思います。
     
コケが取れ奇麗になった水槽 これからは再びオトシンの活躍を期待。
水槽 4/18 オトシン
群れるカラシンたち。群れて寝ていた ゴールデンテトラ。奇麗なところも撮らないとね
グローライト 4/18 ゴールデンテトラ 4/18


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