北海道ツーリングその2

2005/07/11〜2005/07/17

 

2005/07/11〜12 新座〜フェリー〜大沼

2005/07/11
出発前

 年に一度の長期休暇。久々の北海道ツーリングだ。前回は海岸線を中心に走ったので,今回は内陸部を中心に走ることにする。ただし,前回走っていない松前半島の海岸線は走る。よって,苫小牧上陸後,時計回りに松前半島を回り,そこから先は内陸部を反時計回りに回る。

 自宅を11時15分に出発。
 空にはやや雲が多いが,日射しが強く暑い。
 今回のためにアルパインスターのジャケットを買ったが,この気温では暑すぎる。外環へ向かう道ではドライヤーの温風を浴びているようだった。
 ハンディGPSを新調。簡単な地図表示もできるが,かなり怪しい仕上がり。それでも,町の名前は表示され,おおざっぱな位置関係は把握できる。


今回のルート

外環〜大洗

 外環は流れが良い。常磐自動車道も交通量は多いが渋滞なし。
 千代田PAで一休み。ここにはローソンがあった。冷房効き過ぎで下痢気味に。
 友部JCTから北関東自動車道へ。交通量が徐々に少なくなっていき,水戸大洗ICを過ぎるあたりでは前後に車が見えなくなった。
 ひたちなかICで降りて阿字ヶ浦を目指す。

 

阿字ヶ浦

 阿字ヶ浦は海開きにはまだ早いからか,海の家は殆ど閉まっていたが,一部は気の早い客目当てに開いていた。
 
霧が出ており,少し寒い。

 那珂湊おさかな市場に寄ってみるが,平日だったこともあり,屋台が出ておらず,軽く何か食べて次に進むと行ったことはできなかった。

 


那珂湊おさかな市場

大洗フェリー埠頭・さんふらわあ

 16時着。18時30分発だから随分早く着いたが,既に6台くらい先に着いていた。フェリーは既に接岸していた。
 乗船手続きを済まし,ターミナル内の休憩スペースでコーラを飲みながらルートチェック。

 17時に乗用車の乗船開始の放送が。2輪は次の放送を待つようにとのアナウンスだったが,ライダーはみんな自分のマシンのところに向かってしまった。17時10分乗船開始。

 乗船後,2等船室に向かう。2等船室は雑魚寝なので指定席なぞ無いと思っていたが,実は指定があり,最初座っていた場所から指定の場所に移る羽目に。実は他の乗客は勝手に座っていたようだ。
 18時から夕食。大盛況。座る場所無し。老夫婦の厚意で相席させてもらう。丁度フェリー出航。
 食後大浴場に。外が見える風呂だが,残念ながら霧が出ており,太平洋岸の景色は見えず。

 本日の走行距離147キロ。
 バイクで走った距離はこれだけだけど,フェリーはどんどん北海道へ,700キロ以上進んでいるのだった。

 


さんふらわあ

 

2005/07/12
北海道上陸前

 やはり2等船室の雑魚寝ではきちんと眠れないのか,3度ほど途中で起きた。
 今日の目的地は大沼。函館の手前である。苫小牧上陸後,噴火湾沿いに南下,うまくいけば森のイカめしでも食べてから大沼ユースに泊まる予定だ。

 2等船室で隣になったバンディット乗りのおっちゃんと仲良くなる。何故か私がイナズマ乗りなのを知っており,あまりに親切なのでホモじゃないかと心配になる。
 さんふらわあの内部はちょっとしたホテルのようになっていて,2等船室乗りだろうが,ロビーでゆっくりくつろげる。この原稿もロビーで書いている。
 朝食はパス。カップラーメンでブランチ。さんふらわあにはカップラーメンも売っているのよ。

 テレビではメジャーリーグオールスターのホームラン競争を放送していた。歴史的な記録が出てびっくり。
 苫小牧には12時には着いていたのではないか。なにやら準備で時間がかかり,上陸できたのは13時50分。フェリーを下りる際にステップに親指をしこたま打ち付け,折れたんではないかと心配になる。

 


本日のルート(赤い線の部分)


そろそろ上陸

 

苫小牧〜長万部

 ほとんど2時近くに到着したため,これから200キロ以上先の大沼まで下道で4時までに到着することは不可能と判断,道央自動車道に乗る。
 道央自動車道はスカスカではないが,時速100キロで巡航しても前に車が現れず,追い越しする必要がない楽な道だ。
 伊達付近では有珠山と昭和新山が見えた。海がちらちら見えており,下道走りたかったなあ,と残念に思う。次は走る。
 しばらく走ると対面通行になり,70キロ規制になった。しかし,制限速度で走ると煽られる。追い越し車線が始まる手前で無理矢理ぶち抜かれた。
 長万部で高速を降り,R5に乗る。

 


道央自動車道

 

R5

 長万部からしばらくは直線的でかつ道幅の広い快走路。かなりアベレージスピードは速い。ダンプ軍団に前に行かれたが,そのダンプ軍団は私より速かった。
 しばらく走ると海岸線が少し険しくなり,道も狭く,追い越し禁止が増えてきた。そこでのんびり走る車につっかえ,行列ができた。このまま八雲から森まで行列で走ることになった。
 森の駅弁日本一のいか飯を食おうと意気込んでいたが,国道沿いには駅の案内は全くなく,けっきょく行き過ごしてしまった。
 予定より30分程度速いペースで走行,どうやらユースには予定より早く到着できそうだ。

 


R5長万部付近の直線路

 

大沼公園ユースホステル

 R5を大沼方面に入り,大沼ユースを目指す。ユース協会のホームページの地図でたどり着けた。
 大沼ユースは最近増えているペンション風のユース。大変清潔。ベッドも2段ではなく,ちゃんとしたマットレスのあるゆったりしたもの。
 当日は老夫婦2組,定年後の一人旅男性一人,私と同室の不動産業者らしき男性一人,若い女性2人,そして私の9人が宿泊。
 18時30分から食事。最初みんな遠慮がちだったが,じきに宿泊者同士で話に花が咲き出した。料理は十分すぎるほどのもの。こういうペンション風ユースは気合いが入っていてよろしい。

 19時30分から近くの日帰り温泉施設「ユートピア大沼」に希望者7名で行く。370円。石鹸とシャンプーはあるという話だったが,実際は何も無し。銭湯と同じだ。泉質は大変良く,やや緑がかった源泉のかけ流し。ぽかぽかに暖まる。
 21時からミーティング。本当にいろんな情報が飛び交う。23時の消灯時間まで話がつきなかった。これがユースの醍醐味だよなあ。

 


大沼公園ユースホステル

 

本日のまとめ

 本日の走行距離231キロ。
 総走行距離378キロ。

 長万部から先,直線区間の快適なこと。空は青く,道は真っ直ぐ。

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