北海道ツーリング

2008/07/05〜07/11

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2008/07/09 紋別〜稚内〜羽幌

出発前

 6時30分起床。
 同宿していた自転車乗りのお嬢さんとほぼ同時に朝支度。反対方向に分かれ、7時出発。

 雨だ。すぐに合羽に着替える。

 雨雲が低く垂れ込め,暗い中オホーツクラインを北西に走り続ける。

 


今日のルート

 

浜頓別エヌサカ線

 浜頓別を過ぎた後,少し海側のルートに入ってみる。すると,牧草地の中、遮るもののないすばらしいストレート。浜頓別エヌサカ線だ。地平線が見えそうなくらいだ。

 いつまでストレートが続くのだろうと不安になってくる辺りで,ようやくクランク状のカーブが出現。しかし,そこからも暫くほぼストレートの区間が続くのだった。

 


浜頓別エヌサカ線

 

 

宗谷岬

 エヌサカ線を抜けて再び北上。

 

 最北端のガソリンスタンドで給油して証明書をもらう。

 

 宗谷岬到着。襟裳岬等で感じられる,いかにもココが先端,という岬らしさはない。海岸線がなだらかで,灯台が岬より後ろの丘の上に建っているため,ぱっと見国道沿いに広場があってモニュメントが建っているだけという感じ。

 

 モニュメント前で記念撮影。少し逆光気味でうまく撮れない。

 雨が完全にやみ、合羽を脱ぐ。

 


宗谷岬

 

稚内

 稚内駅、防波ドームを経て野寒布岬へ。

 

 

 岬手前の樺太食堂で念願のうに丼。今回のルート設定は昼にここに到着するようにしてあったのだが、ドンぴしゃ12時到着。前回訪問時は時間を全然考えないでここに立ち寄ったので,閉まっていたのだ。

 

 うに丼の中でも最強と思われるぜんぶうに丼を注文。丼全面がうにで埋め尽くされるこの一品、声にならない爆旨。

 

 海が時化ると食えないそうで、3度目で初めて食えた人もいたという・・・そういう意味でもラッキー。

 ちょっと北上して野寒布岬。ここも地図で見るほどの先っぽ感はないんだよなあ。

 


稚内


樺太食堂 


野寒布岬 

童夢温泉

 ノシャップ岬から出て、少し南に行って最北端の温泉童夢へ。

 外から見るとよくある日帰り温泉施設であまり期待してなかったが、露天からは海が見え、泉質も緑茶色のぬるっとしたもので、意外に良い。

 

 


童夢温泉

 

オロロンライン

 日本海側を南下、オロロンラインを走る。
 電線・電柱邪魔なものなし。片側に日本海を眺め直線貴重の爽快路をひたすら走る。
 前回は雨だった上、この道がゴール近くだったので意外に記憶に残っていないが、今回はこんなにすばらしかったのかと感動しながらの走行になった。

 

 しばらく走ると電柱が現れ,そして風力発電の風車が見えてきた。後で調べるとオトンルイ風力発電所だという。このあたりでオロロンラインは終わりだろうか。

 

 


オロロンライン


オロロンライン

 

岬の湯

 オロロンラインを過ぎ、今日の宿を目指すのみ。

 16時には手前10キロ程度のところまで来てしまったので,近くにあった温泉岬の湯で時間つぶし。
 これが掘り出し物。露天からは北に向かう海岸線がずっと見渡され、湯船に浸かってもフィルター付き窓越しに海岸線を見ることができる。泉質はナトリウム泉。体がべとつく。

 


岬の湯

 

羽幌

 今日の宿は羽幌遊歩ユースホステル。

 ユースはスポーツ公園内にあり、案内看板もあるので問題なくたどり着けた。新しく清潔な作り。

 旅人は私と女性二人組。他に長期滞在の学生、院生が5名ほど。学生は化石発掘が目的とか。

 ご飯は標準的。

 21時から宿泊者とペアレントさんでミーティング。 羽幌付近に漂着するゴミの出所とか,化石の話とか興味深い話を聞けた。

 


羽幌遊歩ユースホステル

 

本日のまとめ

 本日の走行距離348キロ。
 総走行距離1,637キロ

 明るいうちに最北端付近を走り,うに丼を食べるという念願は叶ったのだが,ずっと曇りか雨。天気が良ければ最高だったのに。それだけが心残り。

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