2010年ゴールデンウィークツーリング

2010/04/30〜05/05

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2010/05/04 三方五湖〜能登半島〜下呂温泉

出発前

 6時半起床。

 今日は一旦南に戻って三方五湖レインボーラインを走り,その後日本海沿いに能登半島まで北上,千里浜ドライブウェーを走った後に能登半島を横断,その後富山まで走り,R41を南下して下呂温泉まで向かう。

 8時半出発。

 

今日のルート
今日のルート(クリックすると大きな地図が出ます)

 

三方五湖

 三方五湖レインボーラインへ南側からアクセスし,時計回りに走る。

 ばっと眼下に広がる若狭湾と湖、適度に広くかつ、渋滞せずペースを保てる交通量。まだ朝早いせいでもあるだろうが,非常に快適である。

 ロープウェイのある駐車場で一旦休憩。すぐに先に進む。

 


三方五湖(クリックすると大きな地図が出ます)


三方五湖有料道路

 

R305

 三方五湖レインボーラインから敦賀までR27を東に走り,敦賀からR8を使って海沿いに北上。
 しばらく走ると,R8が内陸部に向かって走るため,県道204号に入り,海沿いを走る。

 以前このあたりを逆方向に走ったことがあり,その当時は確かこのあたりに有料道路があったな,と思いながら走っていたが,ここがまさにその元有料道路,河野海岸有料道路だった。今は越前・河野しおかぜラインというらしい。
 海の上を走るような爽快道路。途中からR305になり,しばらく続く。

 越前・河野しおかぜラインが終わってからもR305で,海岸線沿いを狭小区間を交えながら北に向かって進む。

 東尋坊まで進み,北潟湖を越え,北陸自動車道に加賀ICから乗り込む。

 


R305(クリックすると大きな地図が出ます)

能登半島横断

 北陸自動車道はしばらく海岸線沿いを北に進む。このあたりは高速ながらただ移動するだけじゃない気持ちの良い区間だ。

 金沢東ICからR8に降り,金沢市街地をぐるっとバイパスして白尾ICから能登有料道路に入り,北に進む。

 能登有料道路はしばらく海岸線を進み,砂浜がよく見える。

 今浜ICで能登有料道路を出て,千里浜ドライブウェーを目指す。

 入口付近はアスファルト路面に砂が浮き,とても滑りやすく危険だった。
 また,ドライブウェーに入ってすぐの区間は波打ち際に駐車している車が多く, 陸側の砂浜は濡れておらず締まっていないため,車が走ることができる幅がとても狭い。そうするとどうしても渋滞してしまう。
 すると,駐車していた車が私の目の前でバックし始め,私は前に進むこともできず,バックするには足下が柔すぎて動けなかった。

 接触,転倒。

 幸い,私の体は無傷で,バイクにも目立った傷がなかったため,そのまま旅を続けることができた。

 陸側の砂浜があまり濡れていないため,かなり柔らかく,陸側を走ってスタックしている車が2台いた。2台ともオデッセイだったのは偶然か?

 南側入口付近はしばらく混雑しているが,先に進むにつれて波打ち際に駐車している車も少なくなってきて,快適に走れるようになった。

 バイクを停めて写真を撮ろうかと思うものの,スタンドが砂にめり込んでしまい,バイクを停めることができない。

 スタンドの下に敷くためのアキカンの潰れたものや板が転がっていないか探しながら先に進む。

 ようやくスタンドを支えられそうな板状の物体が見つかったのでバイクを停めて記念撮影。

 千里浜ドライブウェーを出て,R415を東に進む。能登半島を横断して,富山との県境を越え,道の駅氷見を目指す。

 石川県側は良いペースで流れていたが,富山県側に入ると行列になった。氷見手前まで来て,その行列を先導していたのがパトカーだったことがわかった。

 道の駅氷見は大混雑。ここには海鮮館という施設が併設していて(というより海鮮館が道の駅になっているというべきか),新鮮な魚介類を買うことができる。ただし,予想していたより選択肢は少なかった。

 既に14時でちょっと遅めだが,ここで昼食にする。ちょっと小ぶりの岩牡蠣と鱒寿司を買って館内で食べる。

 


能登有料道路〜千里浜ドライブウェー(クリックすると大きな地図が出ます)


R415(クリックすると大きな地図が出ます)

 

富山〜R41

 道の駅氷見を出て,富山方面に向かう。

 通りがかった氷見駅前の商店街は全く活気が無く,不気味ですらあった。

 R180,R415をつないで富山市内に入る。
 富山市中心部を抜けてR41を南下。

 富山は予想以上に大きい街で,なかなか街並みが途切れず,走っても走っても山の中にならない。
 結局R8から富山中心部を抜けて山間部に入るまで30キロ走った。

 R41の富山〜神岡間は初めて走る区間だ。
 谷間を走る道で,予想以上に景観が良く,そしてペースも速い。快適に走ることができる。

 神岡町手前でR471と合流して,飛騨古川まで西に向かって走る区間は峠越えの道で,カーブが連続するものの道幅が広く,かつ上りでは追い越し車線もあるため超ハイペースで流れている。R41で一番刺激的な区間だ。

 飛騨古川から南に進み,高山市を越えると再び谷の底を走るような区間が始まる。

 かなり薄暗くなってきた。川の対岸の建物に灯りが灯り始めること,下呂温泉への入口が見えてきた。

 


R41(神岡〜古川間)(クリックすると大きな地図が出ます)


R41(久々野〜下呂間)

 

下呂温泉

 今日の宿は温泉ビジネスホテル富喜屋。
 下呂駅のすぐそば。河原の温泉噴泉池も宿の裏にある。アクセス抜群の宿、そして安い。ほぼ迷わずに到着。

 予約段階から施設には期待していなかったが、予想通りのボロさ。安宿なので、ライダーが沢山宿泊していて、駐車場にはバイクが並び周囲の光景と比較して異彩を放っていた。

 ビジネスホテルといっても,部屋の中は旅館のフォーマット。窓際には椅子とテーブルがあり,外を眺めてのんびりできる。もっとも窓の外に見えるのは病院なので温泉街ならではの雰囲気は味わえないが。

 富喜屋では夕食が出ないため,温泉街中心部に行って店を探す。
 食べログであたりを付けていた店は閉まっていたため,周囲をぶらぶら探して歩いて「山びこ」という店に入った。
 山菜天ぷら定食を注文。 量は十分。揚げたてを塩でいただく。
 隣の客が食べてる飛騨牛ステーキのボリューム感にも惹かれるが,この旅で十分すぎる程食べてるからな。

 富喜屋にも温泉の風呂があるが,風呂は家族風呂サイズなので、ちょっと入る気にならない。それでも家族連れが入ろうとしてお湯を入れている様子が浴室の外から見えた。
 宿の温泉が期待できないなら,温泉手形買って周囲の旅館の風呂に入れば良い,と思っていたが,この日は手形が使えない旅館ばかりで、噴泉池か公共入浴施設に入るしかなかった。結局噴泉池に入ることとにした。

 下呂大橋の袂にある噴泉池は,かつては囲いも何もなく丸見えで,観光客が覗きにくるので入る気にもならなかったが,今はしっかり囲いがある。

 この日は最高気温25度程度まで行っていたが、夜は涼しくなり、噴泉池に浸かったあと、部屋に戻って窓を開け放っておくと、何とも心地良い風が吹き込み最高だった。

 


ビジネスホテル富喜屋

本日のまとめ

 本日の走行距離438キロ。
 総走行距離1,997キロ。

 充実した一日だった。三方五湖レインボーライン,越前・河野しおかぜライン,千里浜ドライブウェー,R41と走り甲斐のある道が続き,なおかつ天気にも恵まれ,下呂温泉で噴泉池にも入って大満足だ。

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