やっぱ2ストでしょ!
TZM50R(4KJ)
作業日:2006.5.26〜8.20/初稿:2007.2.20
※私、まったくの「ど素人」なので、用語の使い方とかパーツの名前とか間違って使っている可能性があります。ウソは書いていないつもりですけど、書いてあることを鵜呑みにしないでください。
2005年末に「おわらの里スポーツランド」が閉鎖になるというニュースに接し、さて、せっかく手に入れたTZMをどうしようか、と思案していたところ、日本海馬瀬サーキットが引き続き運営されることになり、「おわらサーキット」として生まれ変わりました。一安心。
行きつけのバイク屋では鈴鹿サーキットをメインにレース活動を行っているのですが、バイク屋とは別組織のイベント組織を作り、新生おわらサーキットとタイアップしてレースを開催することになりました。これが2006年春のこと。おわら側ではゆくゆくはライディングスポーツカップにしたいという気の入れよう。
まずは2006年を準備期間として2〜3戦を試験開催し、2007年よりライディングスポーツカップとして本格的なレース開催を行うという計画でスタートしました。
そんなわけで、主催レース第一弾の「2時間耐久レース」が2006年8月20日に開催されることが決定しました。
私もその耐久レースに出場すべく準備に取りかかりました。早めにやっとかないと、6月に入れば4時間耐久の準備に掛かりっきりになりますからね。
2005年秋に転倒した時に破損した外装は交換し、一応走れる状態には復旧したのですが、レースに向けてもう少しモディファイしてみようか、というわけで2006年ver.2を製作することに。
まずは転倒により削り取られたステップを交換。
2005年秋にウェット路面で社長が転倒したときに削られたステップ。 チャンバーも削れてるし。 たったこれだけの曲がりでもステップに足を置いたときに結構違和感が あります。 |
|
こっち側は私が転倒したときに削ったステップ。 ステップホルダも一部折れているので、これも交換。 |
|
何通りかのポジションが得られるプレートが付いています。 が、あまり後ろにするとノーマルのチェンジペダルに足が届かなくなる。 某オークション等に長さを調整できるチェンジペダルが売ってあるん ですが、ミッションから出ているスプラインと微妙に合わない(実は買って 試してみた)ため、ガタが出ます。おまけにペダルの先が振動で外れて しまう。 結局純正品を使っています。 |
|
某オークションで手に入れたショートステップ。 今まで付いていたものは、純正ステップをショート加工したものでした。 どっちでも結果的には同じなんですけどね。 |
まずはここまでの仕様で今シーズンおわら初走行へ。(2006.5.27)
「おわらサーキット」になってから4輪のドリフト中心の営業形態に変わったため、2輪の走行枠が少なくなりました。しかも昨シーズンまでの常連(すごく速い)が戻っていない。ちょっと寂しいです。ライン取りとか色々参考にさせてもらっていたのに。
1コーナーのクリッピングポイント付近。 前を走るのは社長のNC30。 この後抜かさせていただきました。 |
YZR500とはタンクの形状が違うため、ラインの角度も若干異なっています。 水色/黄色のラインはもう少し太くてもよかったかな。 でも綺麗でしょ。ホイールも偶然ゴールドだし。 ついでにクイックファスナー導入。これは便利。 |
|
上が純正ノーマル。 下が今回交換したチャンバー。 もちろんサイレンサーも付いてますよ。 下のチャンバーの方が全長が短い。 |
まずはムシゴムを外して空気を抜きます。 | |
ビードブレーカーでビードを落とします。 もう少し大きいものの方が力が入りやすいので、 作業しやすいです。 |
|
リムが傷つかないようにリムプロテクターを装着して タイヤを外します。 タイヤレバーは長い方が力がかかって作業しやすいです。 |
|
外したときと逆の手順でタイヤを組みます。 回転方向に注意。 12インチのタイヤは曲率が大きいのではめ込むのに 苦労します。 タイヤチェンジャーさえあればこんな苦労はしなくて 済むのに。 |
|
空気を充填してビードをリムに圧着させるのですが、 なかなかビードが出ません。 地面にとんとんと落としたくらいでは出ないので、 プラスチックハンマーでボコボコたたいてみました。 何故かレインタイヤの方がビードが出にくかった。 |
←前のネタへ|次のネタへ→ 気が付けば絶版車へ戻る |