過去の雑記 01年 2月上

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2月 1日
1時間睡眠で仕事をしていると体力が持たない歳になったことを痛感して一回休み。

2月 2日
唯一の心の支えを犠牲にしてまで眠った甲斐があり、体力は大きく回復。なんとか、SFMを読み進む。谷甲州の「パンドラ」は、いきなりISSが舞台なんで驚いた。ああ、人が逃避しているときに仕事の話なんぞ読ませないでくれい。
いや、与圧モジュールの話は専門外だからいいんだけどさ。
ところで、「デブリ群が正面からやってくるから姿勢変更をする必要がない」(大意)ってくだりは、ISSの与圧モジュールは進行方向側だけにバンパーをつけているものが多い(から、進行方向以外からデブリ群が来た場合、防御力の高い進行方向側をデブリに向ける方が有利)ということを書かないと意味が分からないんじゃ。

ネタを知ったのは昨日だが、細木さん(8)に教えていただいた守護ロボ様占い。今一つ面白味に欠けるような。いっそのこと、1年366日それぞれに、守護聖人のようにロボットを割り当てる形式なら感動したのに。「僕の守護ロボットは星銃士ビスマルクなんだ」「いいなあ、主役メカで。俺なんてシャアザクだよ」「そっちのほうがいいじゃん」って会話はちょっといいと思いませんか。思いませんか、そうですか。

ちなみに11月 1日は万ロボ節だから、守護ロボットはもちろんトランスフォーマー全員だ。

2月 3日
東西線で通勤していた三年半、高田馬場による度に横を通りすぎていたカレー屋にいまさら入る。夜にしか見たことが無かったので、「高くて人が少ない店」という印象だったのだが、ランチ時間帯はまったく違っていた。ナンが食べ放題でカレー2種類付きのランチメニューが850円+税というのはリーズナブルにも程がある。狭い店内が動きづらくなるほどの行列ができていたのも無理も無い、ってとこですか。また寄りたいところだが、昼に高田馬場に来る機会なんてそうないよな。

食後、渋谷に移動。大熊君達と「ギャラクシー・クエスト」を観る。詳細はSF-Onlineの添野評参照。大枠の設定、脚本、視覚効果や演出、細かいくすぐりなど全般に渡って文句無い出来。ただ、毒の込め方も含めて、あまりにおたくに優しい作りなのが気になるといえば気になる。癒されすぎないように、「トレッキーズ」も合わせて観ておくべきか。

お茶を飲んだり、本屋に行ったり、飯を食ったりした後、Toys&Cafebar cantinaへ。SWグッズとSWゆかりの名のついたカクテルの店。「ジャバの宮殿」「モールズ・アイ」なんてカクテル名は悪くないが、「ルーク・スカイ・ウォッカ」ってのはどうかと思う。

「フォースと共にあらんことを」を飲み終わったところでその場を辞して、高田馬場ルノアールに移動。持ってきたノートで一仕事、と思ったらいきなりバッテリーがあがったり。とかく人の世はままならぬって奴だね。仕方が無いのでSFMの続きを読んでいるうちに、ユタの人々と合流する。この時点以降の参加者は小浜徹也、堺三保、志村弘之、添野知生、代島正樹、高橋良平、林、深上鴻一、藤元直樹、三村美衣、宮崎恵彦(あいうえお順、敬称略)。ワセミスの宴会もやっていたらしいので、途中からそちらに行ってしまった人の存在可能性を考慮すると、最初からの参加者はもう少し多いものと思われる。
ルノアールでの僕の周りの話題はSF-Online賞と"From Hell"&"Earth X"など。SF-Online賞はもっと投票数が欲しいので随所で宣伝するように、と仰せつかってしまったのであった。というわけで投票してください。> 友人・知人・読者諸氏。

そういえば、今日もまたH"の自爆装置ネタを振られてしまった。みんなそんなにあのネタが気に入ったのか。

まあ、そんなこんなのうちに日が暮れた。

2月 4日
休日出勤で日がな一日コーディング。おお、まるで働き者のようだ。

帰り道。バスを降りると、今まさに電車が来るところだった。「戸から戸」で1時間10分というのは新記録だな。

そんな些細な幸せが心に染み入る今日この頃。

幸村誠『プラネテス』1巻(講談社モーニングKC)を読み終える。


傑作。


以上。

2月 6日
出先で飯を食う。ほとんど学食ノリのメニューだけに栄養バランスとコストパフォーマンスに文句はない。文句はないが、サバ塩にミックスベジタブル入りのチリソースをかけるのはさすがにどうか。> 厚生棟

2月 7日
昼飯をカロリーメイトで済ませ、昼休み一杯を費やして進めたプログラムを、出先に忘れたことに気づいて灰になったので一回休み。

2月 8日
とかなんとかいっているうちに本当に会社を休む。だから忙しいんだってばさ。

しかたがないので部屋のノートでプログラムをする。画像出力部を書いているのに、実行テストどころかコンパイルテスト、いやさ文法チェックすらできない環境で、コーディングとはいい度胸だ。> おれ

まあ、そんなこんなで休んでるのに働いていたら御褒美が貰えた。陰徳は積んでおくものやね。

遅れ気味の仕事を取り戻す努力は陰徳なのか?

2月 9日
やっとのことでSFM3月号を読了。感想・読みどころの紹介はまた後日。多分26日の月曜日くらいに、別の場所で。

まあ、でも全体感想くらいは次の号が出る前に書いとこう。海外SF派ならとりあえず買っとくべき。マクドナルドの筆力と、リー(メアリ・スーン)の技巧だけでも価値がある上に、イーガンの無駄な凝り方、レナルズの無茶な展開までついてくる。しかも、徹頭徹尾性格の悪いマルセク「ウェディング・アルバム」までつけちゃおうってんだから太っ腹だ、お客さん。さあ、未読の人は書店に急げ(←常套句)。

2月10日
ららら〜、今日も今日とて休日出勤〜♪

いや。忙しい忙しいといっても、今月トータルの残業時間はどうせ40時間がいいところ。休日出勤分も含めても60時間がせいぜいだろうってー数字は、「50、60あたりまえ、100を越えたら一人前だ」という人達から見れば残業のうちにも入らないだろう。それはわかっている。しかし、ふだん「やばいよ今月残業マイナスだよ」「勝ったね、おれ2時間」という会話をしている我々にとっては常識外の労働量なのだ。ほら、うち年間休日129日(有休除く)なんて会社だし。

というわけで分不相応に疲労しながら、行き帰りの電車で<異形アンソロジー タロット・ボックスII>『魔術師』(角川ホラー文庫)を読む。江坂遊「花火」までの半分。いまのところ傑作はないけど秀作・佳作の多い粒ぞろいのアンソロジーという印象。ノンフィクションを装ってフィクションの魔力を夢想する朝松健「超自然におけるラブクラフト」、明智光秀の驚くべき正体を明かす山田風太郎「忍者 明智十兵衛」が印象に残った作品。悲観主義者の魔術師の悲哀をセンチメンタルに描くカジシン「さびしい奇術師」は昔から好きな作品だけど、このラインナップの中で見るとやや弱いかな。

そういえば久しぶりに本屋に寄ったんだった。ってわけで恩田陸『上と外4 神々と死者の迷宮下』(幻冬舎文庫)と、田中啓文『銀河帝国の弘法も筆の誤り』(ハヤカワ文庫JA)を購入。スペオペ雑誌風のカバーは良いとして、5セントという表記はどうかなあ。

大森日記の示唆を受け、殊能将之ページで攻略法を見る。爆笑。やっぱすごいよなあ、この人ぁ。今日時点での最新作を読み終わった人は、必ず一度は行ってみること、って感じですか。僕はオリジナルサウンドトラックがお気に入り。

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