過去の雑記 03年 1月上

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1月 1日
志村家での越年宴会に参加した後、みなで浅草寺へ初詣に行く。生涯最高ポイントだの、イベントハンドラーだの、各種ベストだのの話をしつつ、屋台でカップ酒を飲み、御神籤を引きまくって帰宅。御神籤界の文章力の低さは目に余るものがある。とりあえずてにをはから見直すべきでは。

部屋に戻って一眠りしてから名古屋へ。日々新たに寂れつつある実家周辺の何も無さは、ついに新たなステージへ。元々、国道1号と中川運河の輸送力を背景にした工場・倉庫街だったはずが、不況のためか名古屋港再開発による物流ルートの変化のためか、工場・倉庫が次々と駐車場となってしまい、あおりを食らって商店街もどんどん歯抜けになってきている。若い世代の他地域流出も止まってない様子。では外からの流入があるかというと、最寄の地下鉄駅までバスで二駅というやや不便な場所。住宅地需要の多いはずも無く。再開発でもなければ、今後もじわりじわりと寂れていくのだろう。悲しい話ではあるが。

1月 2日
帰省時のお約束。中学・高校以来の友人と1日ゲーム。今回プレイしたのは「Puerto Rico」(2回)、「La Citta」「Ursuppe」とドイツゲーム3本。

「Puerto Rico」はプランテーション経営のゲーム。抽象度の高いものが多いドイツゲームの中ではかなり具象度の高い方。偶然の要素の非常に少ないよく練られたゲームで慣れるとかなり楽しそう。プレイ時間も手ごろな好ゲーム。今回は2度とも2位に終わったが、次は(次があれば)この経験を活かして1位を狙いたい。ただゲームの性質上、プレイ人数が決定的な影響を与えるので、プレイ人数が変ると経験を生かせそうにも無いが。

「La Citta」は中世都市国家の覇権争い。こちらはかなり抽象的。食糧を増産しつつ文化度を上げ市民の流入を狙う。カード運の支配するところも大きいが戦略の部分もそれなり。長期戦略よりは流れを読む勘を要求されるタイプ。序盤の政治カード運に恵まれたことと、最初の戦いに巻き込まれなかったことが功を奏し、ぎりぎりで勝利。きちんと計算した上の勝利ではないので、威張れたもんではないです。そこそこ面白いんだけど、やや混沌としているのが難。1度脱落した後のリカバリーが厳しいのも、難しいところ。

「Ursuppe」は一見ライフゲームのような進化ゲーム。環境変化を見越した個体移動と、それを有利にする進化戦略が鍵、のはず。本来は。結構、ダイス運の影響が大きく、特定の戦略を取っていない限り、サイコロに見放されると終わってしまう。今回は序盤に高い紫外線環境が出尽くしたため、、移動系+知性で安めにまとめて個体数維持を優先するプレイ方法を選択。基本的に宵越しのBP(生命力ポイント)は持たない方針。魔法のような賽の目のおかげで2回移動の能力が完全に機能し、こちらも勝利。運の要素が強いけど面白いな、これ。

今日のベストゲームはやはり「Puerto Rico」。二度やって二度とも僅差負けしたが本当に面白かった。ちょっと流してプレイしたところもあるので次は煙を噴くまで考えてやってみよう。

1月 3日
氏神様(と、祖母は呼んでいた)にお参りをした後、こだまで帰宅。せっかく左側座席に座ったというのに、豊橋で意識を失い気がつくと三島というのは大変に哀しいことである。新富士はどこへ行った。

お誘いを受けたので添野家新年会へ。添野家の新居は(一階に目を瞑れば)きれいに片付いてました。本棚を小物のディスプレイに使えるというのはすばらしいよなあ。

でじこの人生ゲームに興じる人々を観察したり、NHK人形劇の古代史を学んだり、伝説のどれみを見せていただいたり、ジャンル論を聞いたり、近代史の再構築を聞いたりするうちに昼になったので帰宅。添野さん、小江さん、ありがとうございました。

1月 4日
昼から夕方まで意識を失った後、例会へ。参加する可能性のある人の大半とは昨日(ないし今朝)あったばかりだが、参加の言質をとられていたのだからしかたがない。

参加者は小浜徹也、堺三保、添野知生、高橋良平、林、三村美衣、宮崎恵彦(あお順、敬称略)。主な話題は、フリーのメリット・兼業のメリット、消息いろいろ、例会場所をいかにするか、煮詰まる、長電話、マスターからの年賀状、街で見かけた芸能人(芸能人ポーカー)、人生のあり方、世界と対峙する方法、怖い人など。創作イタリア料理屋・井戸坊で食事をした後、新宿書店に寄って帰宅。今年最初に買った新刊漫画はほしのふうたか。それも良し。

昨日(というか今朝)、最初のユタ例会がいつかというのが話題になったので調べてみた。答は96年2月3日(証拠)。ユタの時代は都合7年というわけですね。そうか、だいたい過半の例会に参加した計算か。

1月 5日
/.jよりStarWars折り紙。アメリカ人もなかなか油断なら無い。

で、同じく/.j経由でこんなものも。Origami Underground、要はエロ折り紙。

いろんなことを考える人がいるものだなあ。

1月 6日
先日買ってきたOld Man Whiteの12年物をちょいと味見。あ、甘い。こんなに甘いバーボンがありうるのか。いや、これはこれで飲むけど。もうすこしなんというか、なんとかなっても。

山崎武司、BWにトレード。前から噂は出ていたし、首脳陣批判を繰り返していたから危ないとは思っていたが本当に実現してしまうとは。中日はうるさい野手には本当に容赦ないな。まあ、昨年の成績で文句を言っていた山崎が甘すぎるのだが。新天地では文句を言わずに打てるといいね。

1月 7日
BW、吉井も獲得。このオフのBWはおどろくほど活発だ。取っている選手を見ると微妙に間違ったやる気のようにも思えるのだが。

中日、現役バリバリの大リーガー、ミラー獲得。コックス獲得で喜んでいたらさらに実績が上の選手が入ってきてしまうとは。我々の喜びを返せ。

1月 8日
あまりに眠素が溜まりすぎていたので休みを取って寝る。それはもう、ひたすら寝る。おかげでついでに予定していた作業が何一つとして進まなかった。なんぼなんでも寝すぎたか。

でも寝る。

1月 9日
出社途中の乗換駅で、なにやら制服の自衛官が佇んでいた。なんでもシャトルバスが出ているらしい。何に向かう何のためのシャトルバスなのかは皆目見当もつかなかったが、冬晴れの中、制服一枚で戸外でサンドイッチマンをする自衛官の人はあまりに寒そうだった。だからといって足をこすり合わせるのは、ちょいとみっともなかったが。

1月10日
大リーグで行き場所を失った小宮山が横浜への復帰を示唆。山下大輔はいらないと言っているらしいが、できれば戻ってもらいたいような。先発の枚数は足りてるけど、使える先発の枚数はまったく足りてないんだもんなあ。投手コーチ兼任でもいいから取らないか。

残り少なくなったBookersをなめる。何が揮発したのか、舌触りがとげっぽくなっているような。もう少し早く飲みきるべきだったか。

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