【トップページへ戻る】

テレビ番組「情熱大陸」の楽しみ     (2007.3.18)

私はTBSの「情熱大陸」がとても好きです。番組名の通り情熱的な人達を紹介するドキュメントものの30分番組です。好きだからと言って毎回見ているわけではありませんし、録画しても消してしまったものもあります。
そんな中で、バレエ好きの私は、若いバレエダンサーがテーマとなった時は、必ず録画をしながら見るようにしています。情熱がなければ、ダンサーの肉体の美しさは維持できないし、観客を感動させる踊りは踊れない。 「毎日が発見。今まで満足したことがない。」、「頂いたチャンスをどう受け止めるかが大切。」等々・・・、番組の中でバレエダンサーからは、「情熱」に溢れた言葉が聞かれます。     
ナレーターの窪田等さんの解説がとても上手で分かりやすい上に、自分が紹介する本人になりきって、思いを伝えようとしている熱意が感じられます。 今までに録画して消さずに残してあるのは、次のものです。
これ以外にバレエダンサーではありませんが、オリンピックで金メダルを取る一年前の荒川静香さん、チャイコフスキーコンクール優勝の上原彩子さんの映像も残してあります。
 
バレエは、行き着く先のない芸術と言われます。どんなに頑張っても、まだその先に届かない。その先を極めようと、日夜、血の滲むような稽古に明け暮れるダンサー。その努力の結果が、多くの人達に感動と勇気と心の安らぎを与えてくれるのだと思います。バレエダンサーという仕事の尊さ、バレエという芸術の奥の深さをしみじみ感じます。そんなプロのダンサーを目指す若い人達のドキュメントである「芸術大陸」。バレエファンの私にとっては、本当に楽しみな番組です。
 
この番組、1998年に始まっそうですから、もう10年になろうとしています。バレエだけではなく多方面から、情熱的な人を探し出して紹介するのは、並大抵のことではないでしょう。スタッフの苦労は大変なことと思いますが、文字通り「情熱」が画面から伝わってきて、いつもひきつけられる素敵な番組です。いつまでも続けて欲しいものです。

→ 情熱大陸のホームページ
【トップページへ戻る】