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BACK 2002年3月15日号 NEXT
★堂本さんは元気です
本会議では自民党などから、知事の服が毎日変わって楽しみだ、年のわりにフットワークが軽いなどと、セクハラまがいの発言もありましたが、とにかく堂本さんは元気です。沼田知事と違って、自分の特に力を入れている環境や女性政策、福祉、NPOのことになると、原稿から離れて自分の言葉で喋ります。その結果、答弁時間が長くなりました。良い事です。
★三番瀬方式がひろがった
施策を作るところからの情報公開と県民参加が千葉県ではこれからも増えそうです。
たとえば、モノレール事業については、千葉市と協議の上、現在までの事業評価、将来の予測などをやり直すことになりましたが、その調査は複数のコンサルタントから調査の考え方などを提案してもらい、専門家がその中から選びます。
新規施策である福祉系NPOの先進的な活動に対する活動費支援は応募のNPOの企画案をNPO団体の協議会が選定を行なうというもの。
千葉県医療計画審議会の議事録がすべて全面公開されたのは当然のことですが、千葉県ではこれまで黒塗りでした。
ひとつ残念なのは思川開発に対する議員の質問に対し、私の質問した八ツ場ダム同様、見直す方向性は出されませんでした。苦しそうに答弁する堂本さんを見ながら、これこそ、三番瀬方式で本当に必要な事業なのかどうか見直してもらいたいと思いました。
思川開発、八ツ場ダムは、いずれも千葉県など首都圏の住民の必要な水を確保するために決定されているダム計画です。飲み水などの都市用水、工業用水、既得権としての農業用水があります。しかし、人口予測は下降修正されるべきだし、工業用水の必要量は産業の構造転換や工場の水再利用率の高まりなどで、減っています。農業も減反で、水利用は減っているものと思われます。
私たちは24日に首都圏のダムを考えるシンポジウムを千葉市で開きます。
**八ツ場(やんば)ダム問題を考えるシンポジウム**
■日 時:3月24日(日)13:30〜16:00(開場13:00)
■場 所:千葉市文化センター 5階セミナー室
■資料代:500円
■主 催:首都圏のダム問題を考える市民と議員の会
■申込先:市民ネットワーク・千葉県(担当 山本良子)
e-mail:ken-net@Pk9.so-net.ne.jp
TEL:043-201-1051 FAX:043-223-6651
事務局: 嶋津曄之 TEL・FAX 048-958-2309(TELは夜間のみ)
★今期の巨大予算ベスト12
◎その1:継続事業分
・道路橋梁建設維持 507億円
・土地改良事業 310億円
・私立学校経常費補助 302億円
・水質底質保全対策 285億円
・つくばエクスプレスと沿線開発 250億円
・保育所建設,延長保育等 207億円
・流域下水道事業 191億円
・街路整備事業 151億円
・交通安全施設整備 122億円
・介護保険県負担金 184億円
・病院会計負担金 108億円
・老人福祉施設整備費補助 101億円
(*中小企業進行資金貸付金1080億円もありますがこれは貸付金のため、返還金もあるので除きます)
◎その2:新規事業で金額の高いもの
・成田新高速 7億円
・ちば環境再生計画推進 5億円
・千葉県射撃場鉛汚染対策 5億円
・畜産排泄物堆肥化施設 4億円
・女性のための専用医療対策 2億円
・失業者を県で200名雇用する 2億円
・少人数学級の推進 0.5億円
◎小さくともきらりと光る予算
・第3者による大規模事業評価制度検討 100万円
・外郭団体46を公認会計士による経営調査8200万円
・ベンチャー企業への投資組合を作る 1億円
・コミュニティビジネス振興支援 1100万円
・求人開拓推進 1億円
・2保健所にNPOのフリースペース 300万円
・福祉NPOの運営費補助10団体 1000万円
・ミニファミリーサポートセンター 700万円
・障害児学童、レスパイト 4800万円
・精神障害者ふれあいホーム事業 900万円
・幕張メッセバリアフリー化調査 1000万円
・子どもと親のサポートセンター 4100万円
・男女平等教育の副読本など 500万円
・NPOサポートセンター関係 1500万円
*私が反対した議案
・住民基本台帳ネットワークシステム整備
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