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BACK 2002年3月1日号 NEXT
★議会が始まりました。
代表質問は6日から。請願締め切りは7日。常任委員会は14日です。
新年度予算の全容が見えてきました。さて堂本カラーはどんなふうに現れているでしょう。
一般会計総額 1兆6570億1400万円です。昨年比−4%。特別会計などとあわせて、2兆3132億9600万円。新規予算はNPO、女性、DV、福祉、雇用対策、環境が多いようです。主なものは
でもやっぱり大きな予算は流域下水道191億とか、つくばエクスプレス関係250億円などです。ふうーっ!
予算以外には、ディーゼル自動車排出抑制条例、住民基本台帳ネットワークに関する条例などが提案されます。
★牛には上の歯が無いって知ってましたか?
八千代市の酪農家が共同で作っている畜産糞尿処理施設を見学してきました。繋いでない施設なので、牛たちは好奇心丸出しで私たちのほうによってきます。ここでは120頭の乳牛が飼われていて、搾乳を中国からの研修生が行なっていました。
平成11年に『家畜排泄物の処理の適正化及び利用の促進の関する法律』が制定されました。牛は10頭、ブタなら100頭、ニワトリは1000羽以上飼育している酪農家は5年以内に法律に適合した畜産糞尿処理施設を作らなければなりません。
デンマークでみたタンク型の糞尿貯蔵熟成施設を想像していたら、とんでもない大規模の工場のような施設でした。今回見学した施設は事業費4億5千万、大規模農家が3軒で組合をつくり、県や国、市の補助を受けて、運営費も半分市補助という大変立派なものでしたが、今後は小さい酪農家が単独で作る場合もあり、そういう施設はもっと簡便なものになるのではないかと言うお話でした。
メタンガスなどバイオガス発電施設を期待したのですが、日本ではまだまだ数えるくらいしかなく、今準備されている新エネルギーに関する法律では廃ゴミ発電が中心になりそうなので、自然エネルギー系の発電はあまり伸びないのではないか、と環境NPOの人たちは危機感を持っています。
畜産課の職員の説明では、酪農は意外なことに都市近郊に多いそうです。そのため、臭いなどに対する苦情にも対処するため、処理施設も費用がかさみ、グレードの高いものになるとのことでした。
千葉県安房郡の嶺岡牧場が日本酪農の発祥の地とされています。また、軍馬の生産地で牧場が多かったため、千葉県で酪農が盛んになったのではないかということです。
一緒に見学したのは、15年間無農薬の自家用野菜を栽培している方で、寄ってきた牛の鼻をなでたり、話しかけたりして、まるで犬を扱っているよう。噛み付かないんですか?と聞いたら、説明の方が「牛は上の歯がないんですよ」といわれました。全然知らなかった……。
(*)障害児者のレスパイトサービスと障害児の学童保育への補助です。
レスパイトとは、重度の障害をもっているひとを介護している家族が疲れきったり、自分の生活をまるっきり無くしていくことに対し、一時障害者を預かることによって家族の燃え尽きを防ぎ、障害者にとっても良い介護を維持しようというものです。民間の“ばおばぶ”などが千葉県では早くからやっていました。
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