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★なんという４年間
30日は美浜区で統一地方選に向けての「スタートの会」がありました。これから４月まで、３人の当選をめざす活動が始まりました。その会でのあいさつをこのメールマガジン読者の皆さんにもお送りします。
自民党の終焉かと思われた森内閣末期、無党派の堂本知事が千葉県に誕生。しかしその後小泉首相が登場し自民党政権は延命。2002・9・11にはニューヨーク同時多発テロが発生、アメリカによるアフガンへの報復攻撃、中東ではイスラエルのパレスチナ攻撃と自爆による報復テロ、ブッシュ大統領による悪の枢軸発言、日朝関係回復の交渉過程で衝撃的な北朝鮮による拉致の実態、核開発の事実などがあきらかに…本当にすごい４年間でした。
私個人にとっても県議当選後、堂本知事擁立、当選。県政が情報公開、県民参加、福祉、環境ＮＰＯ支援へと、大きく変化。男女共同参画条例を巡る全国的なバックラッシュ、千葉県における知事と自民党との対峙など、時代の動きを肌で感じた４年間でした。
ここで少し心配なのは参院補選で示された政治的無関心と、低投票率です。数の力で何事も意のままにしている今の県議会自民党の状況を見ると、市民の関心が低くなれば、それだけ今力を持っているグループに有利に政策は決定されていく。参院補選の低投票率が結局自民党議員を送り出した構図がそれを示しています。彼は亀井派に所属することになったときいています。
だから、やっぱり政治を自分のことと考える市民の圧倒的なパワーが必要なのです。お任せしたくない、今の政治に満足をしないのであれば、少しでもましな選択をしていかなければなりません。
アメリカによるグローバリーゼーションと、対テロ戦争推進は私たちに不安をもたらしています。日本が独自の平和外交を作っていけるのか、食の安全や、老後の生活不安などに答える地域の仕組みを作ることと、世界の平和を作り出していくことは連続していると思います。
「競争社会」より「あったか社会」を作り出すために、ネットの市民型政治をもっともっと多くの人に共感していもらえるチャンスが来年の統一地方選でもあります。多くの人に出会い、語り、美浜区で本格的ローテーションを成功させ、私が昔から言っている音楽や映画を語るように政治のことを語る人たちが住む美浜区にしていければと思っています。どうぞ、ごいっしょに。
★12月議会が始まりました
12月定例県議会が11月27日に開会しました。今議会のポイントは
１、男女共同参画促進条例の継続審議
多くの皆さんから議長への抗議、請願、陳情が寄せられています。でも反対派からもそれらを上回る勢いで送られているようです。ぜひ注目してください。審議は総務委員会。一般質問に取り上げる議員もいます。今のところはっきりわかっているのは民主党の湯浅和子議員です。
２、行政改革
外郭団体の整理統合案がだされました。総論賛成、各論反対の構図がみえます。市町村への県単独補助金廃止と総合メニュー化に対しても、市町村からはもっと市町村と話し合って、ソフトランディングすべきとの声が出ています。
３、定数協議会は不調?
来年の統一地方選を前に１票の格差が５倍近い千葉県で、もっと、公平になるように改善したいと協議会が設置されました。しかし、自民、公明は現状のままで良し、との結論を出し、自民圧倒多数の議会の中で、今回も定数の是正、１票の格差是正はできませんでした。緑区から市民の方たちの署名を添えた１票の格差是正を求める請願が出されるようです。総務委員会にかかります。
会期日程は以下の通りです。
12月４日（水）代表質問
12月５日（木）代表質問
12月６日（金）一般質問
12月９日（月）一般質問
12月10日（火）一般質問
12月11日（水）一般質問
12月12日（木）常任委員会
12月13日（金）常任委員会
12月17日（火）閉会
