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 あけましておめでとうございます

 昨年は、前半はアメリカによるアフガニスタン攻撃、イラクの核兵器疑惑、後半は北朝鮮による拉致問題、核開発疑惑などに揺れた年でした。近年にない年でした。そうした世界状況に加え、不況が長引き、失業者が増え、中高年の自殺者が過去最高などの暗いニュースが続く中、ずっと日本の底流にあった、父権的、集団的、反人権的なグループが力を得て、全国の男女共同参画条例をターゲットにしてキャンぺーンを展開し、大阪府、宇部市、岐阜県などで、基本法の趣旨に反するような条例作りに成功してしまったことは残念でなりません。
 地方議会や地方自治を市民が軽んじてきたことのつけがこのようなかたちで現れたと受け止めなければなりません。市民より、彼らの方が地方自治や議会の使い方を心得ている、皮肉なことです。だからこそ、私たち市民ネットの活動がますます必要だと思います。しかし住基ネットに接続しないいくつもの自治体が出現したり、市町村合併をめぐっての住民投票に高校生を参加させる自治体があらわれたり、素晴らしい男女共同参画の条例を持った市町村も増えたことなど、市民自治の力が示されたケースもあちらこちらに見聞きできました。一人一人の中にある力を信じて、決して無気力にならず、先ず身近な議会を変えることから始めましょう。

 ★1月の予定

5日 男女共同参画条例の街頭アピール
7日 検見川浜駅頭 議会報告(駅頭は1週間に3回くらい予定)
10日 生活クラブ新年会
12日 磯辺地区 賀詞交換会
14日 市ネット運営委員会
18日 県ネット総会
29日 2月県議会議案説明会
30日 市川市精神障害者地域生活支援センターほか、見学

 統一地方選の年ということで、2月12日から3月5日までと、例年より2月議会の開始が早まりました。常任委員会は2月27日、この日に男女共同参画社会促進条例の運命が決まります。
 行財政改革の結果、補助金が削減されるなど、様々な議論が必要とされる来年度予算については予算委員会がなく、1兆7千億円もの一般会計予算その他が僅か1日の常任委員会で審議されるなど不十分な仕組みですあ。この2年間かけて行なわれた議会改革委員会で論議した結果、4年間で全員が1回参加できる予算委員会の設置が案としてまとまりかけています。これが通れば、予算委員会が次期から設置されることになります。

 県議会議員に送り出して頂いて4年、本当に早いものです。この4月に行なわれる統一地方選では、さらに身近な県議会をめざして、2期目にチャレンジします。そのための色々な活動も加わり、忙しい4ヶ月ほどになりますが、今ほど、市民参加型の政治、地方自治からの発信が必要とされる時代はないと感じています。多くの皆さんと共に元気にアピールしていきたいと思います。

 

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