| HOME | 議会 | コラム | プライベート | JAZZ WORLD | ひとこと日記 | おたより |


BACK  2001年10月15日号  NEXT

 16日で千葉県議会が終了します。今回は狂牛病と三番瀬の議会でした。

 議会の中にも、狂牛病対策協議会ができ、私も委員になりました。肉骨粉の全面流通禁止を国に先駆けて打ち出した堂本さんです。狂牛病については、酪農家をはじめ、牛のと畜解体後の肉以外の引き取り業者、肉骨粉製造業者、牛肉流通、販売店、焼肉レストランなど多くの人が仕事がなくなる不安の中で過ごしています。融資資金制度はあっても、壊滅的打撃を受ける人たちがいることにも配慮が必要です。臨時補正予算で、10月18日から始まると畜場で解体した牛の脳を調べる検査機器の予算が可決されました。

 三番瀬は市民参加の2回のシンポジウムを経て、はっきりと埋め立て計画の撤回を明言したことで、県民やNPOからは評価されました。今後は里海再生の手法とスケジュールについて、市民、専門家などの参加する協議会で審議していくことになります。
 自然保護団体の中には堂本さんの政策が曖昧であるとして批判していた人たちもあり、今回の評価につながったのですが、いっしょに知事選をやった私からみると堂本さんの発言は終始一貫していたと思っています。

 地域的な問題としては、千葉都市モノレールについて、千葉市選出の議員からだけでなく代表質問でも取り上げられました。堂本さんの本意は、今後のモノレール事業は政令市である千葉市が単独で進めるべきということのようですが、堂本さんの前々知事であった川上知事と前市長の松井市長との県市共同事業として進めるという協定を守るべきとする自民党、公明党などからヤジも含めて、批判が相次ぎました。
 今後も千葉市との協議を続けていくという堂本さんですが、公共交通機関としての千葉都市モノレールについて、いろんなご意見をお寄せください。

 今編成中の来年度予算はいよいよ本格的な堂本予算となりますが、その概要を想像させるものとして、大型プロジェクトの再評価事業、知的、精神障害者のふれあいホーム(仮称)検討事業などが、今回の補正予算の中に含まれています。その他、成田新高速の調査に予算がつきました。
 また、長年の懸案だった乳幼児医療費の現物給付(窓口無料化)が実現に向けて動き出し、県立高校の男女混合名簿推進が明らかになりました。今回の議会の中で、堂本さんを知事に送り出して本当に良かったと感じることが何回もありました。その分、自民党などからの批判が強まっています。堂本さんを送り出した方々にできる限りの議会傍聴をお願いします。

BACK   NEXT

 

| HOME | 議会 | コラム | プライベート | JAZZ WORLD | ひとこと日記 | おたより |