■熊本電鉄・桜吹雪篇■


2000年 3月 29日(水)

2000年も太平洋沿岸に出張を重ねておりますが、桜に誘われて熊本まで南下しました。(笑)
仙台静岡に続き、今回も日帰り出張ですが、納品対応だけなので自由時間を捻出することができました。

さ〜て、どこを歩こうかな? ^^)


道標
−みちしるべ−

駅名 発着時間 便名 コメント
羽田空港 8:40 JAL193 熊本出張の時に使うおなじみの便です。^^;;)
熊本空港 10:10? 産交バス バスの中で配布されていたガイドブックを見て通町筋で途中下車します。(笑)
お仕事 14:20? お昼ご飯を食べ、お客様のところに伺いますが、今回は納品だけなので気が楽です。^^;;)
辛島町停留所 14:45? 熊本市電 職場への連絡も終わり、自由時間の幕開けです。(笑)
熊本駅 15:30? 熊本市電 河原町で途中下車して次の便を待つと超低床式車両の新型がやってきました、ラッキー!!
熊本駅 15:55 市営バス お土産を買い、JRの車両の撮影を堪能したら次に目指すは熊本電鉄ちゃんです。
待っててね。^^)
上熊本駅 16:50 熊本電鉄 運転席のすぐ後ろのベンチシートを確保し車窓から景色を眺めていたら
いつしかお昼寝していました。(笑)
藤崎宮前駅 17:20? 熊本電鉄 なつかしの都営6000形(??)ちゃんともお別れです。元気でね!
通町筋 17:58 産交バス 渋滞で遅れる事を心配して、最終便より1便前のエアポートバスで熊本市内を後にします。
またね!^^)
熊本空港 20:10 JAL198 定刻より20分程、遅れての離陸です。実はこのフライトで10,000マイルを突破しました。^^)
羽田空港 21:40 同上 飛行機を降り、構内バスでビッグバードを目指します。
帰りのリムジンバスでぐっすり眠ってしまいました。

乗る

  1. 熊本市電 超低床式路面電車(2号機)

    当初、1編成しか無かった超低床式車両ですが、いつの間にか2号機(9702A+9702B)と3号機(9703A+9703B)が配備されました。
    1号機と比べて違う箇所がたくさんありますが、皆さんお分かりになりますか?(正解されても、何も賞品は有りませんが・・・あせ)

    【 超低床式ちゃん2号機です。 】 【 超低床式ちゃん側面 】 【 運転席は、1号機と違います。 】
    白雪姫(2号機)ちゃんです。
    (熊本駅前にて)
    9702Aの側面。
    1号機と違い文字が書いてあります。
    9701Bの運転席。
    電話を装備し、レイアウトも変更されています。

    【 憧れの女性車掌さんです。(笑) 】 【 車内も1号機とは少し違います。 】 【 カラフルに塗装された車両が多くなりました。 】
    がんばれ!車掌さん!(笑) 1号機と違い
    銅製のプレートは有りません。
    カラフルに塗装された車両が目立つ様になりました。

  2. JR熊本駅

    JR九州ちゃん大好き☆な筆者が必ず立ち寄る場所が、ここ、JR熊本駅です。(笑)
    今回撮影できなかったので掲載していませんが、特急有明用の787系ちゃんは、つばめちゃん用に手を加えていたのが気になりました。

    【 さくら・はやぶさちゃん牽引機です。 】 【 珍しい車両なので撮影しました。 】 【 815系ちゃんです。 】
    ED76 91ちゃんです。 高速試験軌道車マヤ34 2009ちゃんです。 815系ちゃんです。

  3. 熊本電気鉄道株式会社(熊本電鉄)

    熊本の北部を結ぶ私鉄路線です。今回は、下記の赤字部分だけ乗車してみました。

    上熊本駅→韓々坂駅→池田駅→打越駅→坪井川駅→ 北熊本−(中略)−御代志
    藤崎宮前駅←黒髪町←

    JR熊本駅を振り出しにまずは、上熊本駅を目指しますが、今回は1日乗車券で市営バスを利用してみました。
    熊本駅前ロータリー交番脇の1番停留所から循環路線が発着しています。
    約30分ほどで上熊本駅に到着しましたが、既に16:20発の便が出発した後なので
    次の16:50までベンチに座り、ジャンボおにぎりを頬張りながら、のんびりと待つことにします。

    【 熊本電鉄・上熊本駅です。 】 【 青カエルちゃんです。 】 【 運転席・その1 】 【 連結部分の幌も大分痛んでいます。 】
    JR上熊本駅の脇に駅舎があります。 遂に青カエルちゃんの入線です。
    (上熊本駅にて)
    本来の運転席です。 連結部分の幌も
    だいぶ痛んでいますね。

    遂に列車がやってきました。わずか1両のみの寂しい編成ですが
    地元のおじいちゃん、おばあちゃん、女子高生(^^*)など皆さんの生活の足として必要とされているのは嬉しいことです。
    ちなみにこの車両は東急5000系ちゃん、昭和33年(1958年)製造の歴史のあるものです。早速、反対側を見てみましょう。

    【 運転席・その2 】 【 車内には扇風機が・・・ 】 【 車内の天井には昔懐かしい料金表が・・・ 】 【 製造プレート 】
    反対側の運転席です。
    改造して設置したのかな?
    車内の窓枠には
    俳句が掲げてあります。(笑)
    昔の路線バスの様な巻き取り式料金表です。 昭和33年製造のプレートが・・・
    多くの乗客を運んだ歴史を静かに物語ります。

    どう見ても連結部分ですが、車掌室が有ったとおぼしき所に運転台を設置し、ワンマン運行出来る様に改造されています。
    一通り外を眺めたので、車内に入ってみましょう。

    3ドア有りますが、中央のドアは閉じたまま、運転手さんはホームで休憩しています。
    本来の運転席そばのドア入口で整理券を取り、中に入ると天井の扇風機、巻き取り式の運賃表、とても長い吊革と
    昔懐かしい香りが辺り一面に立ちこめています。
    更に窓枠には、地元の老人会の人の川柳も掲げてあり、のどかな雰囲気が満喫できるかと思ったら・・・

    「真面目だと 思ったやつが 囲ってた。」

    ・・・多感な少年少女に悪影響が出ないか心配な私の気持ちとはウラハラに女子高生は気にもとめずに
    おしゃべりに花を咲かせていたので、見なかったことにして運転席の近くのシートに腰を下ろします。^^;;)
    (注:良い子のみんな、意味の分からない人は気にしないで下さいね。あせ)
    スプリングもすっかり痛んで、座り心地もなんだかスカスカしますが、そんな事にはお構いなしにドアが閉じ、列車は発車します。

    【 北熊本駅構内車庫です。 】 【 留置線には未改造の都営6000形ちゃんが・・・ 】
    車庫にはかなり古い車両が・・・(北熊本駅) 留置線には真新しい都営6000形ちゃんがいます。(北熊本駅構内)

    わずか2分くらいで次の駅 韓々坂駅に到着です。
    閑散とした住宅街(??)のはずれにポツンとホームがあるだけで駅員さんはいないみたいです。
    続いて池田駅、打越駅を通ると、緩やかな斜面に沿ってトンネルを駆け抜けます。
    そして坪井川公園駅付近で坪井川の土手沿いを縫うように走り、あっというまに北熊本駅に到着です。
    ホームに滑り込む時に留置線に目をやると
    最近 都営三田線を引退したばかりの6000形ちゃんが原型のまま停車しているではありませんか。
    東京都のシンボルである銀杏の葉をあしらったマークもそのままの状態です。
    日頃、仕事で利用していた車両を熊本で見かけて驚きを隠すことが出来ません。^^;;)
    (どうやって輸送したのでしょうか? ご存じの方是非、お教え下さい。 ^^;;)
    更に奥の車庫には、かなり古い車両も留置されており、興味は尽きませんが、次の列車が間髪を入れずにやってきました。
    後ろ髪を引かれる思いで、線路を渡り、反対側のホームに来た藤崎宮前行きの車両に乗り込みます。

    【 かつての都営地下鉄に整理券発券機が(笑) 】 【 外装も手を加えています。 】 【 江ノ島電鉄の様に路地裏を快走します。 】
    ちょっとした改造が・・・ ドア開閉表示器とワンマンのサボ(??)が・・・ 敷地内に自動車が駐車していたので
    警笛をならしました。

    藤崎宮前行きの車両も都営6000形ちゃんですがドア付近に整理券を発券する機械や
    電光式の運賃表を設置するなど改造が施されていますが、「東京都 交通局」のプレートはそのままでした。(笑)
    こちらの路線も単線で、狭い路地裏を右に左にカーブしながら走行していますが、突然、警笛を鳴らしました。
    前方を見ると線路の敷地内にタクシーが停車しているではありませんか。
    なんとか、それを切り抜け、小さな踏切を通過し、あっと言う間に終点 藤崎宮前駅に着きました。

    【 いつまでも元気でね。 】 【 パチンコやさんの脇が駅です。(笑) 】
    またね!(藤崎宮前駅にて) パチンコやさんの隣が藤崎宮前駅です。^^;;)

    降りるときに運転手さんに整理券と運賃を手渡し、ホームに降り、改めて最後に写真撮影を行い
    わずか\220-の小さな旅は終わりを告げたのでした。


食べる

  1. 熊本名物 馬刺屋パイ(JR熊本駅ほか)

    さくら肉(馬肉)を使った、とうがらし風味の和風パイです。
    「わさもん なら なんさま」(注)という包装紙に印刷されている積極的な宣伝文句も面白いですね。^^)

    (注)わさもん=流行に敏感な人/なんさま=とにかく

    価格\1,050-(18枚入り)
    製造者(株)熊本菓房
    住所熊本市戸島920-3
    電話096−380−3535

  2. 珍味 豆腐のみそ漬け(JR熊本駅ほか)

    竹の皮にくるまれた素朴なパッケージに興味をひかれて購入しました。
    豆腐を昆布に包んで味噌漬けにした昔からの保存食だそうです。

    「男性でこういうもの買う人も珍しいわねえ。
    食べ方はね、少しのお水で豆腐が崩れない様に味噌を軽く落として、昆布は刻んで
    あったかーいご飯にのせて食べると、も〜最高よ。

    との事。(売店のおばちゃん談)
    ちなみに一緒に入手した
    干筍の製造元と同じ会社みたいです。^^;;)

    価格\630-(内容量250g)
    製造者合資会社 シガキ食品
    住所熊本県宇土市三拾579

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