とある週末の夜、京浜東北線で、ふらりとJR大森駅に出かけてみました。
レース開催日には大井競馬場や平和島競艇帰りの人々の悲喜こもごもの人生模様を見守るお店が数多くありますが
本日目指す先は、そんな喧噪から少し離れた所にあります。
JR大森駅中央改札口です。 | 東口の駅ビル遊歩道を南に進みます。 | 遊歩道から地上に降り ビルの合間を歩きます。 |
横断歩道を渡り、更に直進します。 |
JR大森駅東口から歩くこと数分、大森銀座商店街の目抜き通りから少し路地に入った所の小さな間口、そこが「南九州」の入口です。
階段を登り2階右手の扉を開けると心の故郷が目前に広がります。
横断歩道を渡り、直進すると 大森銀座商店街と 交差しますが アーケードを越えた所に 目的地が有ります。 |
左が立ち食いうどん屋さん 右が居酒屋さん その中間が入口です。 (2F部分が店舗です。) |
小さな入口なので ご注意下さい。 |
階段を登ると そこは桃源郷です。(笑) |
「あれ? 今日仕事だったの? だめだよ、真面目に仕事してちゃ。(笑) 」
「いえ、今日はお休みですよ。(笑)」
「ま、ゆっくりしてって。」
「はーい。」
席に座り、おつまみは定番となりつつある南国コース(\1200-)を注文。
自家製豆腐、野菜の煮物、きびなごのフライ、きびなごといかの刺身、鰹のたたき、塩焼きそば等が程良い頃合いでテーブルに運ばれます。
(※ ↑以上のメニューが南国コースです。日により料理が変わります。)
すかさず、おちゃけも注文。この日は、福井の黒龍の大吟醸(グラス\650-)で軽く喉を潤しつつ、次なるおちゃけもチェック。
凱陣(香川)、益荒男(ますらお)山廃純米吟醸を味わいつつ、焼酎を嗜む事も忘れません。(笑)
森伊蔵や魔王、更に冷凍庫で凍らない純度を誇る「はなたれ」などアルコール度がやや高いものの、チョコレートの様なまろやかな風味で
とても美味しいです。^^)
おちゃけが旨いと食も進むので更にチキン南蛮、ゴーヤチャンプル、いかの沖漬け、地鶏の炭火焼き、豆腐の味噌漬けなどを追加。
九州ゆかりのおつまみが、どれも\380-〜\500-前後と手頃な値段なのも嬉しいですね。
常連さんも九州出身の人が多く、皆さん 呑んだくれ とってもお酒が強いというのも頷けます。(笑)
北九州市(福岡)、水城(福岡)、鳥栖(佐賀)の焼麦(シューマイ)、西都(宮崎)、都城(宮崎)、鹿児島などのご当地話に花が咲きます。
エネルギッシュな皆さんの 赤ら顔 笑顔を見ていると、なんだか元気になるのは気のせいでしょうか?
ああ、久しぶりに九州を旅したいなあ・・・などと一抹の郷愁を胸に抱きながら大森の夜は更けていくのでした。
御主人がにこやかに迎えてくれます。 | 入口にカウンター、テーブルが4卓、奥に座敷 別途、宴会部屋(?)があります。 |
古くからの常連さんも 最近の常連さんも お酒があればわきあいあいです。 |
呑みすぎにはご注意下さい。 アテンションプリーズ(笑) |
混雑が収まった所で 御主人もお客さんと焼酎談義に加わります。 |
酒豪伝説炸裂ですね。(笑) |
店名 | 南九州 |
住所 | 東京都大田区大森北1-30-5 JR京浜東北線 大森駅下車徒歩3分 |
営業時間 | 17:00〜22:00 |
定休日 | 日曜日・祭日 |
電話 | 03-3766-9984 |
備考 | おつまみは、他におまかせコース(\1,000-)もあります。 お酒・焼酎も蔵元直送の珍しい物が\500-〜各種あります。 日によって入荷状況が違うので店の人に聞いて下さい。 (例) 黒龍(しずく, 火いらず各\1,250-/吟三十八号\700-) 香露大吟醸\1,000-、越乃寒梅、十四代、松の司、苗加屋 久保田(千寿/万寿/紅寿/碧寿/翠寿/洗心)、菊姫など |