【態度−行動・変容のための技法】
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CCテスト |
CCテストは、教育内容の理解促進を図っていくConcept Clarification を略したもので、テスト方式を用いた集団討議法的な技法です。
手法としては、教育内容の重要箇所等、再確認を狙いとして、教育技法に位置づけたものです。特定の対象に限定される技法ではありませんが、管理者層など問題意識が高い層に効果の上がる手法です。
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ロール・ブレイング |
役割演技法と呼ばれている技法です。組織活動は、役割分担(ロール)が、有機的に結合して、組織目標を達成します。
つまり、自分は他の人の期待に応じて、他の人は、自分の期待に応じるときに、活動は円滑に機能します。ロール・プレーイングは、この特定の状況を設定して、プレーすることによって、プレーする管理者の行動発想、態度、価値観などの変容を狙いとするものです。
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ST(感受性訓練) |
感受性が豊かで、柔軟な思考の出来る人材の、育成を狙いとして、開発された技法が感受性訓練技法です。
知識、技能などには問題がないけれども、対人関係において、不慣れであるとか、失敗するケースが多い人達に、自信と意欲を与え、積極的な取り組みと、状況に応じてリーダーシップを発揮させることを目標にします。
他人にたいする配慮、他人の立場で理解し、耳を傾けるようになる訓練の結果、自分のいい持ち味と能力を開花させ、創造的な個人として行動できる技法です。
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TA(交流分析) |
交流分析は、人間の日常生活に基本がおかれています。一度この技法を学ぶことによって、いつでも、何処でも、そして、誰でもすぐに使える「気づきの科学」といえます。
人間関係は、会話、対話、態度素振り、その他のコミュニケーションから成り立っています。まず、自分を知り、次に相手を知り、そして、相互の関わり合いを改善することで、人生を豊かにする目的で、色々な技法が開発されています。
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マネジリアル・グリッド技法 |
「人にたいする関心」と「業績にたいする関心」のマトリックス上に、管理者の自己評価と部下評価、相互を通して、目標とする管理写像に近づけるには、どのような自己革新が必要かを、理解して実践してすることを目標にした技法です。
この技法の特徴は、管理行動を中心におきながら、個人の管理行動の変容からチーム作り、部門間の改善、組織全体の長期的な革新という具合に組織開発を勧めていこうとするものです。
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歩行ラリー |
歩行ラリーは、個人及び集団の問題解決能力を、野外においての行動学習を介して、体験的に向上させていこうとする行動ゲーム方式の技法です。
歩行ラリーは、ボーイスカウトの、追跡ハイクなどとよく混同されますが、様式が似ていても、野外での行動学習は、あくまで、仕事改善、職場風土の改善に応用していくことが狙いとして開発された技法です。
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