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◆目的の概要
いま、企業では、「どの様にして人づくりをすれば良いのか」この問題を、真剣に考えていま
す。
仕事の仕方や商品開発も、過去になかった概念を探し出す資質のある人を欲しいのです。日本の
企業は、短期間に高度成長と減量経営という時代の急速な変化を経験しました。そして今、また、
高度な品質を得るTQCの実践を超えて、「IT情報革新」へ移っています。
情報が活用でき、高度な情報化についていける人
材を育成することが急務になっています。これは、人生について、幸福について、あ
るいは、生き甲斐、モラル、価値観などマインド(精神)の研修になります。企業経営の手法は、
高度な品質改善をした後は、他人を気遣う人のマインド改善が狙いになりつつあるのです。
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面 接
カウンセリング |
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最近の企業組織では、上司と部下との面接の機会を増やす傾向が強くなっています。管
理者と部下との間に理解のずれを起こさないための配慮です。
面接カウンセリングは、管理者と部下の面談を通して、課題となる精神的な問題を解決するカウ
ンセラーとは異なります。先に上げたように、「部下の気持ちや、問題をくみ取って、上司と部下
の考えのずれを解決する」と、いうところに、カウンセリングのマインドの習得ともいえる面接技
術の狙いがあります。
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OJT オンザ
ジョブトレーニング |
OJTとは、管理者が日常の仕事の中で、部下に仕事をさせながら、部下の能力(知識、技能、
態度)を計画的に、育成向上するよう指導や訓練することをいいます。
一般的には、管理者による仕事を通して行う部下の教育訓練・OJT(職場内研修)と、ス
タッフの主催する集合教育・OFFJT(職場外研修)をあわせて、企業内教育の二
本柱にしています。
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MTP
管理者訓練計画 |
MTPは、管理の基本的な知識を広範囲に、しかも総合的に研究、管理者の管理能力や部下の勤
労意欲を高めるための、能力開発を狙いにしたものです。
この技法は、管理者の状況適応の視点から、経営が期待する管理者の役割、管理者の使命感を明
確にするもので、管理者についての基本知識・技能・態度の啓発を主なものにしています。
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JST人事院方式
指導者養成訓練 |
この訓練プログラムは、管理・監督者に、仕事と部下を管理していくため、必要な原理・原則を
組織的に、そして、体系的な理解をさせるように、構成されています。
MTPが、生産部門の管理・監督者を対象としているのに対して、JSTは、事務部門対象の訓
練コースです。このコースの特長は、受講生がテーマに沿って討議する会議方式です。参加者の職
場経験と知識を出し合って、討議を重ねた上、インストラクターが、原理原則を体系的に整理、説
明をしていくというやり方で行われます。
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TWI
監督者訓練 |
TWIは、労働省の「職業能力開発促進法」によって、法定の監督者訓練課程とされているもの
です。
このTWIにおいては、監督者の、仕事を教えることが可能になるように、仕事の教え方
(Job In struction)、改善の仕方(Job
Methods)と、人の扱い方(Job
Relations)に、安全作業のやり方(JS)のあわせて4科が、訓練課程に課せられています。この他に、PDI(訓練計画の立て方)とPST(問題
解決の仕方)を加えた、5科、6科があります。
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