真夜中の脳みそ
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コラム「午前3時の天気予報」(Update:2004.
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AIBO日記(Update:2003.11. 3.)
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瑪我柢
目次
恋心
君の横顔
君の後ろ姿
君の視線
そして
僕のため息
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言い訳
今、君は何を想ってますか
今、君は何が好きですか
あの時見せた悲しい瞳はどうしてですか
僕をどう思っているのですか
聞きたいことはたくさんあるのに
話したいことはたくさんあるのに
擦れ違ってしまうのは
きっと僕のせいですね
僕の方から話しかけられる勇気があれば
僕がはっきりした態度をとっていれば
僕はどうしたらいいんでしょう
何を言ったらいいんでしょう
君への想いは前から変わっていない
僕の視線はいつでも君を捕らえたがっている
でも
面と向かって言えないんです
「君が好きです」
このひとことが言えないために
今の僕はボロボロです
僕は大馬鹿者です
でも、言えないんです
君が好きだから言えないんです
言い訳しかできません
笑ってください
笑って済むことなら
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Lost Chance
真夜中
電話のベルが鳴っている
嘘だと思って待つ
23回めで切れた
こんな時間にかけてくるなんて
僕が待っているのを知っているのは
でも
まさか、という気があったから
受話器を持ち上げることができなかった
もし本当だったら
もし話しができたなら
もし声が聞けたなら
そんなチャンスを自分で潰した!
気の迷いがあったから
また電話のベルが鳴り出した
今度こそ
今度こそ思い切って受話器を持ち上げた
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
正常動作のサイン音しか聞こえてこない
最初からベルなんて鳴ってなかった
待っているのは
僕なのか
君なのか
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冬
君の吐く息が白くて
僕の吐く息も白い
緑だった樹々も白くて
熱かった道も白い
あたり一面真っ白で
君のマフラーが紅い
道についている
君と僕の足跡
風に吹かれて
遠くの方は消えてしまった
宙を舞う雪を
君の手がとらえる
君は冬のような女の子
時には暖かい日差しのように
時には吹雪きのように
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Winter Concert
本当は君と二人で来たかった
僕が悪かったのはわかってるけど
ピアノの音が
僕の胸に染みて
君の泣き顔が
まぶたに熱い
悲しい歌が
僕の心と重なって
君のあの言葉が
耳に残る
また笑顔を見せて、ね
僕のまわりでは
歌に合わせて
手拍子している
僕もみんなに
合わせてみても
君のことばかり考えている
コンサートが終わって
冬の風を感じたけれど
君の泣き顔を思い出したら
次の瞬間
君の分のチケットがバラバラになって
冷たい風にさらわれていった
僕は襟を立てて
雪の上に足跡のこした
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Dreamer
壊れた時計そのままで
ガラスの夢を取り出せたなら
もう一度君に会いたい
乾いたアスファルトの上で
遅すぎた夢振り返っても
もう見えはしない
そのままのアルバム焼き捨てて
初めて会ったと言ってみたい
独り君を見ている
青い夢と言うけれど
それでもその時夢中になっていた
Lonely Dreamer
過ぎた日を追いかけて
あの時夢を見ていて
輝く一つの星だった
Lonely Dreamer
過ぎた日を追いかけて
そして気付いた本当の言葉
伝えたい君へ
もうできないけど
青空、白い雲
川の流れ、優しい風
君のものさ
光とあこがれ
夢を信じる心
君のために
サ・ヨ・ナ・ラ
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街
また、この街を歩く
ほんの少し前のことなのに
もう、思い出になってしまった
太陽を失った想いが
僕を通り過ぎていく
どうしてこうなったんだろう
無責任だったんだ
嫌な奴だったんだ
駄目な奴だったんだ
最後の台詞を言えなかった
君は変わった
季節も、この街も
変わらないのは
変わらないのは
僕だけ
あの時のまま
もう一度
もう一度だけ
一度だけでいいから
また
無理、みたい、だ、ね
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左頬の思い出
あの日の君は
水色の靴に
白いロングスカート
そして
黄色いリボンの付いた白い大きな帽子
心地よい風に
ふわり浮いた君の髪
風はもう冷たい
君の八重歯に思い出がひとつ
君の笑顔に思い出がひとつ
空に手が届かなくなって
草木は装い変えていく
君の強烈な平手打ちも
僕の頬には返ってこない
君の名を呼んでも
誰も振り向かない
時間(1.)は君を忘れてしまい
全ては以前(2.)をふりかえらない
僕は君の影を追いかけ
草原に寝転んで
目を閉じる
- 時間.....とき
- 以前.....まえ
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