| 成分名 | 薬物名 | 主な働き | 
|---|---|---|
| ●消炎・血行促進剤 | ヘパリン類似物質(スイッチOTC薬) | 局所の血流改善作用や血行障害による炎症の改善などを期待して配合。筋肉痛や関節痛、手足のひびやあれなどにも利用される。 | 
| ●消炎・鎮痛剤 | サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール | 皮膚炎の薬のページ参照 | 
| インドメタシン(スイッチOTC薬)、ピロキシカム(スイッチOTC薬)、ケトプロフェン(スイッチOTC薬)、フェルビナク(スイッチOTC薬)、ジクロフェナクナトリウム(スイッチOTC薬) | 非ステロイド性の消炎鎮痛成分。皮膚から吸収されると筋肉や関節組織に直接しみ込み、プロスタグランジン(発痛増強物質)がつくられるのを阻害して、局所の炎症や痛み、肩こりなどを緩和する。ぜんそくの人には注意を要する。 | |
| ●局所刺激剤 | ハッカ(l−メントール)、カンフル | 局所冷感刺激成分。末梢神経を刺激して軽いマヒをおこし、鎮痒および消炎鎮痛効果を有することから肩こりや筋肉の痛みをとるとともに清涼感も期待できる。 | 
| トウガラシエキス、カプサイシン、ノニル酸ワニリルアミド | 局所の温感刺激作用により、血行を促し、炎症や痛みを和らげる。 | |
| ●血行促進剤 | ニコチン酸ベンジル | 温感刺激作用により血管を拡張させて血流をよくする。 | 
| ●ビタミン剤 | ビタミンE、酢酸トコフェロール | ビタミン・カルシウムのページ参照 | 
| ●抗炎症剤 | グリチルリチン酸、グリチルレチン酸 | 肩こりや筋肉痛に伴う炎症を抑える。 | 
| コンドロイチン硫酸ナトリウム | 関節や神経を修復して痛みを改善する。 | |
| ●抗ヒスタミン剤 | ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン | シップによるかぶれや刺激によるかゆみを抑える効果を目的にしている。かぜ薬のページ参照 | 
| ●収斂・保護剤 | 酸化亜鉛 | 皮膚炎の薬のページ参照 | 
| ●殺菌・消毒剤 | チモール | 水虫の薬のページ参照 | 
| ●筋弛緩剤 | フェンプロバメート、クロルゾキサゾン、メトカルバモール | 内服薬に含まれている中枢性の筋弛緩薬。筋肉の収縮を抑えることにより、筋肉の異常な緊張(筋肉のこり)を和らげる。 | 
| ●生薬 | セイヨウトチノミエキス | トチノキ科マロニエのエキス。消炎、血行促進作用など。 | 
| トウガラシ | 消炎鎮痛、血行促進作用。 | |
| ユーカリ | ユーカリの葉を水蒸気蒸留してとる精油に清涼感や消毒効果がある。 | |
| カッコン | 解熱鎮痛、発汗作用、首や肩のこりをほぐす | |
| サンシシ | クチナシの果実を乾燥させたもの。消炎、止血、利胆、解熱、鎮静作用 | |
| オウバク | 胃腸薬のページ参照 | |
| ケイヒ | かぜ薬のページ参照 | |