電話03-5424-1347 住所：東京都目黒区三田　1-13-1　恵比寿ガーデンプレイス内
ランチ11:30〜14:00 (L.O.)、ディナー18:00〜21:30 (L.O.)　

最寄りの駅は恵比寿。駅から動く歩道に乗ってガーデンプレイスへ。雨の日は地下を通ると駅から濡れずに着ける。

2013年11月

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点数による評価は＜４.５、４、４＝１７点＞

おいしい料理、寛げるサーヴィス、ゆったりした時間を間違いなく楽しめる三つ星レストラン

食べたもの

◎アミューズ：キャヴィア　甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム
Le Cavier Imperial dans une delicate gelee recouverte d’une onctueuse creme de chou-fleur

◎前菜：北海道産インカめざめ　マリネしカルパッチョ仕立てに　フォアグラのコポーに白トリュフを削りかけて
La Pomme de Terre en duo mele comme un carpaccio aux copeaux de foie gras et truffe blanche

◎甲殻類料理：ラングスティーヌ　ラヴィオリにし、ちりめんキャベツと白トリュフを添えて
La Langoustine truffee et cuite en ravioli au chou vert

◎肉料理：仔羊　60℃のアロマオイルでしっとりと火入れしキャラメリゼ　白トリュフを添えたポテトのピュレとハーブのサラダ
L’Agneau legerement laque aux herbes en salade et pomme puree truffee

◎アヴァンデセール：ペルノーとメロンのソルベ

◎グランデセール：プチ青りんご　森の苺のクーリーを詰めて　爽やかなミントのソルベと共に
La Pomme Verte en mousse avec un Coeur de fraise des bois et un sorbet a la menthe

◎ミニャルデイーズ

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• 夜のコースは3つ。Menu de saison(22500円)、Menu degustation(36000円)、Menu specialite(40000円)。それぞれにサーヴィス料12%が加わる。今回は白トリュフがはいったスペシャリテメニューを選択。

  アラカルトだと、前菜、メイン、デザートを1品ずつ選んで25000円くらい。ただ、アラカルトの料理は、ほとんどがコースに組み込まれている。少量ずつさまざまな料理を食べたい場合はコースを、料理のヴァラエティーよりじっくりヴォリュームたっぷりに食べたい場合はアラカルトを。
  詳しくはお店のHPを参照。

• 「ザ・三つ星レストラン。」日本で最も高額なフランス料理店として知られているが、料理は素材、技術、仕上がりと、あらゆる面で支払額に見合った（ランチでは値段以上の）質の高さを誇り、どのコースを選択しても満足すること間違いなし。

  アミューズはロブションの代表的料理。でも少々がっかり。この料理はしっかりした量(特にキャヴィア)を食べないと堪能できない。アラカルトで以前は20000円くらいしたが、いまは14000円(+サ)なので、その方がお得かも。でも、コース全体のバランスを考えると適切な量ではあった。

  今回一番よかったのは前菜のジャガイモ料理。フォアグラや白トリュフが添えられていても、ロブションの手にかかるとジャガイモは霞むことなく、むしろ高級素材として輝きを増す。

  メインの羊はシンプルにみえるけれど、手が加えられていて、食べるとそれがよくわかる。こんなにしっとりと柔らかい羊は初めて。マリネがよく効いている。

  どの料理にも白トリュフが添えられるが、それで料理が抜群によくなるかどうかは正直わからなかった。訪問の数日前まで、同じ料理に黒トリュフを添えたコースがあったが(32000円)、私にはそれで十分。
  ただ、白トリュフには他に代えがたい独特の魅力があることは確か。メインの羊料理は目の前でトリュフを削る仕上げであったので、トリュフ入れの蓋の中味をかがせてもらうと、その官能性に震えるばかりだった。夢のような一瞬の経験。

  アヴァンデセールがまた秀逸。はっと驚いて気づくと、色も香りも全く違うデザートの世界へ誘われていたという魔法の杖の効果がある、なめらかで儚く、でもしっかりとした主張をもつメロンのシャーベットは記憶に残る一品。

  ワインの値付けはとても高く、小売価格のざっと4〜5倍。シャンパーニュは13000円(クリコ)からで、サーヴィス料をいれると最安でも15000円弱。ボルドー赤は9000円( Ch.Temperance 2006)、サ込みで10000円ちょいからなのでまだいいが、ブルゴーニュは村名以上しか置いていない。最安は赤白ともに7000円。白はコルシカ、赤はプロヴァンスのもの(Terre des Anges. Ch.Paradis.2000.これはお買い得)。リストは基本iPad(紙のものもあるが、すべてではない)なので、地域名を知らないと辿りつけない。
  グラスワインは赤白ともに7種類ずつくらいあり、さすが。値段は1800円〜4800円。
  逆に高額ワイン、特にDRCのものは市価とくらべるとかなりお得な設定となっている。ソムリエに聞くと若くてまだ飲めないとのことだが、09年産のロマネコンティは50万、ラ・ターシュは15万、リシュブールは13万円。ちなみに飲み頃のロマネコンティは90年が130万、02年が85万、06年が45万円。

• サーヴィススタッフはとても多く、サルは賑やかで暖かく、心からリラックスできる雰囲気。
   

• 会計は2人で108976円。内訳(税込)はコース料金(40000円×2) ＋シャンパーニュ(13500円)＋グラスワイン(2500円)＋ミネラル水(1300円)＋サーヴィス料12%(11676円)。
   

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