スタートして3ヶ月ぐらいしっかり自問し、
次の段階のことは扱わないようにします。
指示命令でやる清掃に慣れ親しんでいる生徒にはギャップがあり、
また、その違いをわかりやすく説明できるまでに、
先生方の意識がとどいていないため、
あせらずに子どもと共に自問する姿勢で歩むことが大切です。
体を変え、心を高める学習
頭でわかっていても体でわからなければ心は変わりません。
若いうちに、まず体でわかり、。
心を高める学習に取り組むように、
特に若い先生は心がけることが大切です。
どれだけ、学校を愛しているかが「カギ」
他校の教師「よく意思統一ができた」
と皮肉っぽく言います。
体でわからなうちに頭で頭で先にわかる世界ではないので、
体験したことのない教師に
意思統一などできるはずがありません。
まず、
自分の体でどれだけ学校を愛しているかを確かめる。
そういう世界が自問清掃です。
子どもの自問と未来
自問とは、ステプ5で記したように、子供たちの心を育ててくれました。
そして体験を通して、
ここで身につけた心の使い方は、
一生自分の生き方の中で脈々といき続けると思います。
ときに人生の中で失敗はあるかもしれません。
しかしそんなときでも自分を見つめなおし、
新しい出発に勇気を持って歩みだしてくれると信じています。
認め合い支えあいながら歩む自問
自問の歩みは、まちまちでいいものだと思います。
早く自己を見つめ心を磨くことに没頭子どももいれば、
10倍も時間のかかる子もいます。
その違いを攻めるのでなく、
クラスのみんなで認め合い支えあっていく中で
実に温かい心の通いあいができるのです。