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自問教育研究所
 
 
 ■ステップ1  人間が生まれ変わる自問清掃 
生徒が清掃を自分からはじめました 自問清掃の約束
ご馳走を食べ残してしまった
あせらずに子どもとともに自問する 体を変え、心を高める学習
どれだけ、学校を愛しているかが「カギ」 子どもの自問と未来
認め合い支えあいながら歩む自問 認め合い支えあいながら歩む自問

生まれ変わった 生徒たちの感動の姿

「生徒が清掃を自分からはじめました

「生徒が生まれ変わりました」

「自分から清掃を始めました」
校長室に飛び込んできたS先生の声
・顔はこの上のない喜びに満ちていました。
目には涙がありました。
1週間以上教師1人で教室清掃をやりました」
「先生は清掃好きだね」
「先生は力持ちだね」
「自問清掃やらない
と校長先生にしかられるからやっているのでしょう」
だれ一人清掃をする生徒はいません。
1週間がすぎたころ一人二人清掃を始めました
2週間過ぎたころ、
おしゃべりをしながら清掃をぶつぶついいながら始めました
2ヶ月過ぎたころ、
おしゃべりもなくなり、
自分の目をうたがう子供の姿が現れました
自分から清掃を始めたのです

「その日から私の人生観は、180度変わりました」

  

『おやつ』を食べ過ぎてしまい、
せっかくの夕食のご馳走を食べ残してしまったことを
お許しください


修学旅行で京都のホテルに
泊まったときのことでした。
 ホテルの責任者から
「ちょっとお話ししたいことがあるので
ホテル事務室に来てください」
生徒が何か問題を起こしたのかと
内心びくびくしながら訪れました。
支配人さんは、
にこにこしながら次のように話してくれました。
 夕食が済んだ机の上に、
こんなお詫びの言葉が割りばしの紙に、
「『おやつ』を食べ過ぎてしまい、
せっかくの夕食の
ご馳走を食べ残してしまったことを
お許しください」
とお詫びの言葉が
書いてありました。
「私のホテルは七十年以上営んでいますが、
こんな心のやさしい生徒に
お会いしたのは初めてです。
 先生の学校では
どんな教育をやっているのですか」
自問清掃の話をさせていただきました。
私は、この割りばしの紙を、
私の宝物として、今でも大切
にしています

 

心は創造の達人です

良い思いや行いは、決して悪い結果を発生させない。

悪い思いや行いは、決してよい結果を発生させない

 

自分自身を改善すするということは、
真の意味での自己犠牲を払うということです。
真の自己犠牲とは、
心の中からあらゆる悪いものを取り払い、

そこを良いものだけで満たそうとする作業です。

心の中を
良いものだけで満たそうとする作業が自問清掃です。
そのために次のような約束をしました。

自分から仕事を見つけて清掃を始める。

仕事が見つからない人は、
休み、
自分の心を見つめる。

清掃をやろうという気持ちが出てくるまで休む。

清掃中は、
おしゃべりを自分からやめる。

指示命令はしません
すべて自分で考えて行動する


集中して仕事ができるか自問する

我慢(人の邪魔をしない)が育っていないと人のよさは見えてきません。。
「人に迷惑かけないで孤独に耐えて集中して仕事ができる
自分であるか自問する」
ことが自問清掃の入門であり、最も大切なことでです


 
あせらずに子どもとともに自問する

スタートして3ヶ月ぐらいしっかり自問し、
次の段階のことは扱わないようにしま
す。
指示命令でやる清掃に慣れ親しんでいる生徒にはギャップがあり、
また、その違いをわかりやすく説明できるまでに、
先生方の意識がとどいていないため、
あせらずに子どもと共に自問する姿勢で歩むことが大切です。


体を変え、心を高める学習


頭でわかっていても体でわからなければ心は変わりません。
若いうちに、まず体でわかり、。
心を高める学習に取り組むように、
特に若い先生は心がけることが大切です。


どれだけ、学校を愛しているかが「カギ」

他校の教師「よく意思統一ができた」
と皮肉っぽく言います。
体でわからなうちに頭で頭で先にわかる世界ではないので、
体験したことのない教師に
意思統一などできるはずがありません。
まず、
自分の体でどれだけ学校を愛しているかを確かめる。
そういう世界が自問清掃です。


子どもの自問と未来

自問とは、ステプ5で記したように、子供たちの心を育ててくれました。
そして体験を通して、
ここで身につけた心の使い方は、
一生自分の生き方の中で脈々といき続けると思います。
ときに人生の中で失敗はあるかもしれません。
しかしそんなときでも自分を見つめなおし、
新しい出発に勇気を持って歩みだしてくれると信じています。


認め合い支えあいながら歩む自問

自問の歩みは、まちまちでいいものだと思います。
早く自己を見つめ心を磨くことに没頭子どももいれば、
10倍も時間のかかる子もいます。
その違いを攻めるのでなく、
クラスのみんなで認め合い支えあっていく中で
実に温かい心の通いあいができるのです。



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