このありのままの生徒の姿の中に、 一ヶ月後 こんな声が出てきたのです
自分の個性は、「どうにもならないものだ」 と思いがちですが、 そうではなく、 ある原因(因)と条件(縁)を与えさえすれば、 それにふさわしい 結果(果)や影響(報)が現れてくるという法則があるかぎり、 人間性もかえることができる。 いまの自分を変えたい。 よりよい自分になりたい」と思うのならば、 性(心)を変えていけばいいのです。 でも、いつも怒っている人が 「よし、自分は短気だから怒らないようにするぞ」 と思っても、なかなか変われるものではありません。 そこで、『十如是』を活用すると、 自分も 相、から性,体・力・作・因・縁・果・報 まで等しい(本末究竟等) というわけだから、 どこから変えていっても自分を変えることができるのです。
たとえば、 いつも笑顔でいれば心も整ってくる(相)。 もちろん直接、 心の変化にトライしてもいいのです(性)。
いやいやながらはじめた自問清掃をつづけると、
必ず心はきれいになっていきます(体・力・作)。
大事なことは 「よいことを心をこめてくり返す」 I repeat a good heartily ことです。 それによって、だんだんと性格(性)も、 表情(相)も変わっていくのです。 すると、 自分自身はおろか、 周囲の人も幸せにしていくことができるのです。