『ア・ルア・イーの魔道書』
《演劇の書》

 本書に述べられしは、『ア・ルア・イーの魔道書』《物語の書》第一章に記されし「三つの八弦琴」の物語を汝が舞台にて再現する方法である。
 銀の門開門の儀式に必要な呪物は、高名なる《予感の書》に述べられし通りである。即ち、二つ一組のさいころが幾つか、九十とふたつの札、静かで心地よき場所などだ。生け贄は二人から四人が最も相応しい。
 黄衣の賢者殿の言われる『贄どものかりそめの姿に似せた人形』は必要ではないが、あれば趣きが増すであろう。
 魔法陣の代わりに卓を用いるのが良い。円卓である必要はないが、全員が座るだけの大きさがなくてはならぬ。
 そして、贄たちはこうした儀式に慣れている必要はないが、条件として、深淵の彼方へ想いを馳せることのできる『翼』を持っていること、が挙げられる。これは儀式を統括する汝にも当てはまることである。
 翼があれば、銀の門は必ずや汝が前に開かれるであろう。

――ア・ルア・イーの魔道書《演劇の書》より

 

「三つの八弦琴の物語」

紫の宝玉なり。 開門の章 (はじめに、及びあらすじ)

紫の宝玉なり。 湖畔の章 (本文)

紫の宝玉なり。 散策の章 (夢歩きのイメージ集)

紫の宝玉なり。 色数の章 (データ)

紫の宝玉なり。 閉門の章 (おわりに)


この書はやや長き書物にて、各章毎に分かれておるようじゃ。写本などの際には手間になるが、お気をつけられよ‥‥

――《通火の塔》の魔道師アイゼル記す

 

黄金の仕切り線なり。 .........『ア・ルア・イーの魔道書』《演劇の書》.........深淵 〜ファンタジーRPG〜.........

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