見知らぬ国々への憧れ、そして...“ジェット・ストリーム”☆
小学生の頃、教室の片隅に掲げてあった世界各地の風景写真カレンダー...それは、幼い僕たちの
見知らぬ世界への限りない憧れをかき立てたものでした。
放課後の掃除の時間、特に社会の授業のあった日は「大人になったら、一度でいいから、あんな所に
行ってみたいよね♪」と、子供達はカレンダーを見ながら話していました。
社会人になった頃の深夜0時...仕事で疲れた身体をベッドに横たえながら、FM東京から流れて
来る“ジェット・ストリーム”に誘われて、あれこれと想像するヨーロッパの街並。
遠い地平線が消えて ふかぶかとした夜の闇に心を休める時
はるか雲海の上を 音もなく流れ去る気流は
限りない宇宙の営みを告げています...
ジェット機の爆音、コックピットの交信、そして城達也さんのナレーション...
遥かな国への旅への憧れに、心は熱くなる。
そんな夢を抱いてから10年以上経った時、初めてヨーロッパに行く機会に恵まれました。
成田空港からJAL=日本航空423便・ロンドン行きに乗り込んだ時の感動、今も昨日の事の様に
思い出します♪
それ以降、出張も含めて何度も海外に出かける事が出来、色々な所を訪れる事が出来ました。
海外を巡って感動した事. ..写真と共にエッセイ風にまとめてみました。
そして、今、旅について考える事がある。
初めて訪れたロンドンの街並み、ウィーンのカフェで飲んだアインシュペンナーのほろ苦さ、憧れを
写すパリのを街角・・・そして憧れのスイス・アルプス。
あの時の感動を忘れていないか?
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