龍馬歴史館

(2002年・平成14年11月25日)

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 龍馬歴史館

昭和63年11月23日に開館した龍馬歴史館。奇しくもこの年は、瀬戸大橋の開通の年でもある。
私が前回四国を訪れたのが、その一年前の昭和62年(1987年)。瀬戸大橋もまだ建設中で・・・、
この歴史館ももちろん開館していなかった。

2002年の四国の一人旅、もちろんここは外せない場所であった。
龍馬歴史館は、龍馬の生涯を蝋人形で綴る館である。


 龍馬歴史館まで

室戸市から国道55号線を高知市に向かうと、
その途中の交差点右に、
写真右下のように大きな龍馬の顔の看板が立てれられている。

そこを右に曲がり、しばらくすると左手にこのような、
さらに大きな、歴史館の看板が立っている。
ここを左に曲がると・・・、龍馬の世界に導かれることとなる。

なお高知市からは、車で30分ほどの場所である。  


 龍馬歴史館入口

上の道を左に曲がるとすぐ
写真左下のような門があり、
そこをくぐると、この純和風の建物がある。

建物の前にはかなり広めの駐車場があり、
この日はそれほど車も多くなかったので、
この空間がとても広く感じられた。

一番上のトップの写真にもあるように、
龍馬歴史館入口左には、龍馬像がたっている。

この何段階にもわたる龍馬の歓迎が、
その入館をいやが上にも盛り上げる。


 入ってすぐ

入ってすぐに、龍馬の蝋人形が迎えてくれる。
左には、高知の長尾鳥。
バックの絵には、桂浜に帆船が描かれている。

「建依別に男ありき」がこのシーンの題名である。
建依別(たけよりわけ)とは、古来よりの土佐の別名で、
荒々しい勇武の風を表現する言葉なのだという。

高知に龍馬ありき・・・トップに相応しい
ドキドキ、ワクワクするシーンである。


これ以降の龍馬歴史館館内の写真は、残念ながらここではひかえさせてもらう。
ちなみにその模様は、龍馬の生涯を20数シーンに分けて、蝋人形で表現されている。
乙女姉、千葉道場の様子、勝海舟との出会い、薩長同盟、龍馬の結婚・・・。
寺田屋、近江屋については、2階までをセットにして作られているのである。
まさに今そこにいるのではないかと思えるほど、精巧で臨場感がある。
機会があればここを訪れ、自分の目で、肌で感じて、龍馬の世界に浸って欲しい。


 龍馬歴史館の書籍&土産物




ガイドブック
(↑マウスを乗せると裏表紙が見えます。)

生誕150周年
龍馬読本



ガイドブック「疾風怒濤」(左)
龍馬歴史館オフィシャルのガイドブックで、
30数ページのオールカラー、歴史館の中の様子がすべて分かる。
それぞれのシーンの写真、それにその解説が詳しく載っている。


龍馬読本 生誕150周年(右)
昭和3年の龍馬像建設にも関わった入交好保著の70ページほどの本であるが、 生誕150年に相応しい内容のものである。
「この龍馬読本を書き若い人々に残します。
やがて来る二十一世紀に皆様方が正しく生きるために何等かの足しに・・・」
と著者は表紙の裏書きに記している。
この本を読み、龍馬がそうであったように、時代を切り開くのは若者なのだという著者の強い気持ちを私は感じた。
龍馬を知る為にも、龍馬を愛する人の気持ちを知る為にも、
機会があれば是非読んで欲しい本である。




龍馬ネームスタンプ

プカプカ龍馬人形


龍馬ネームスタンプ(左)
キーホルダータイプになっていて、
下の黒い部分には、「○○ちゃん」とそれぞれの名前の入ったスタンプが付いている。
かなり人気のようで、在庫のない名前のネームスタンプも結構あった。
私の買った名前は・・・秘密にしておこう。

プカプカ龍馬人形(右)
小さい頃よく見かけた、オモチャのたばこを吸うプカプカ人形の龍馬版があった。
陶器で出来ているその人形の顔の色は浅黒いが可愛らしい。
専用のたばこに火をつけて、この写真を撮ってみたが煙までは写らなかった。
しかしこれが、かなり勢いよく、”吸う”のである。
龍馬は、たばこを吸ったのであろうか?



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