正常咬合というのは、ある意味大多数の人間が持っているかみ合わせのことです。
極端なことを言えば、日本国民の90%が反対咬合だったら、反対咬合が正常咬合になります。
歯科矯正治療では、その人の骨格や歯の形に合わせた、個性正常咬合が治療の目標となります。機能美という言葉がありますが、しっかり噛めるようにすると美しいのです。
正常咬合(右側)
上顎第一大臼歯の近心三角隆線が下顎第一大臼歯の頬側面溝に接する。
正常咬合(正面)
上下歯列の正中が一致している。
正常咬合(左側)
下顎の中切歯を除いて、2歯対1歯の対咬関係にある。