FT8運用までの技術講習会 カリキュラム
第一回 FT8運用講習会 2021年8月15日の内容はここをクリック
第二回 FT8運用講習会 2021年9月12日の内容はここをクリック
※ 当面追記修正を繰り返しています。
同じファイル名なので念のためこのカリキュラムとPDFを表示させたらブラウザの左上の
右回りのマークをクリックしリロードしてください。

最初に、FT8などの運用についての概要説明はここをクリック
1.FT8運用中の画面構成(参考) ここをクリック
2.各モードでの使用周波数一覧表 ここをクリック
JARLのバンドプラン 最新はここをクリック
3.JTDX及びHamlogでも設定するグリッドロケータはここで調べます
※画面にある地図→グリッドロケータ を選ぶ
4.各種ソフトのダウンロード、インストール、設定
ダウンロード
@JTDX JTAlert JTLinker Hamlogのダウンロードはここをクリック
ダウンロードとインストール
@時計合わせのBktTimeSyncのダウンロード、インストール、設定方法はここをクリック
※PC内部の時計は1秒以内が必須です(2秒超えるとデコードできない?)
AJTDXのダウンロード、インストール方法はここをクリック
※FT8の通信をするために使うメインソフト
BJTAlertのインストール方法はここをクリック
※JTDXの補助ソフトで、デコードした局の情報が分かります。
初めてQSOする局か?過去にQSO済の局か?初めてのZONE,DXCCなど。
LoTW , e-QSL に加入しているか?が一目で判別つきます。
CJTLinkerのインストール方法はここをクリック
※JTDXの補助ソフトで、JTDXでQSOを終えてログに書き込むときに、そのデータを
LTLinker経由でHAMLOGに自動でインプットできます。
DJTLinkerに必須のFramework3.5のの設定方法はここをクリック
EHamlogのインストール方法はここをクリック
設定
@JTDXの設定方法はここをクリック
AJTAlertの設定方法はここをクリック ver 2.50.5
JTAlertの詳細説明をされてるブログ(JA4JOEさん)はここをクリック
BJTAlert環境ファイル作成画面(QSO済のチッェクに必須)はここをクリック
作成した環境ファイルの正規化方法を説明しているブログと使用するソフト
のインストールと設定方法はここをクリック(JA4JOEさん)
CJTLinkerの設定方法はここをクリック
※Web Logsの部分の設定を参考に載せました
更に詳しい説明が投稿されました。詳しくはここをクリック(JA4JOEさんのブログ)
最新版は設定が複雑ですが、LoTW、e-QSL、CLUBLOGに直接データを飛ばすこともできます。
※注意点 HAMLOGのADIFでもアップロードする場合は
1)HAMLOG側の周波数の桁を11にする必要があります。
2)JTLinkerの時間は分までとするに設定します。
3)JTLinkerのKHzのチェックも外します。
この3点を対処しないと同じデータにも関わらず、周波数の違いと時間の表示の
違いで同じと判定されず2つのデータとして登録されます。
DHamlog設定方法(JTDX+JTLinker経由でLOG登録ならCAT設定は必ず外す事)はここをクリック
操作方法
JTDX WSJT-Xの操作方法、機能の相違の確認はここをクリック
@受信感度調整と電波の出力調整(実際は音声出力調整)はここで確認します
AJTDXの操作画面の説明はここをクリック
BWSJT-X操作画面の説明はここをクリック
5.各種ログ等の所在はここをクリック
6−1.自分のリグとの簡易接続で受信する方法はここをクリック
6−2.WEB SDR経由で、疑似的に受信のみする方法と注意点はここをクリック
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ここからは無線機と接続しますが、接続前に次の手順で進めます
@無線機とPCは接続しない
A各メーカのUSBドライバーを無線機と接続するPCにインストールする
B無線機とPCをUSBケーブルで接続する
CUSBドライバーのインストール結果をデバイスマネージャーで確認する
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7.各社のリグとのUSB接続設定方法
ICOM
@USBドライバーのインストールはここをクリック
AUSBドイバーの説明はここをクリック
KENWOOD
@USBドライバーのインストールと無線機との接続はここをクリック
※リンク先には、TS-990,TS-890,TS-590の設定も載っています
YAESU
@USBドライバーのインストールはここをクリック
8.各社のリグの設定方法
ICOM製品
IC-7851
IC-7600
IC-7610
IC-7300,IC-9700,IC-705
※IC-7300ファームウエアを最新版にupが必須はここをクリック
※IC-9700ファームウエアを最新版にupが必須はここをクリック
※IC-705ファームウエアを最新版にupが必須はここをクリック
IC-7300(未アップデートの方)ICOM FB NEWSの情報はここをクリック
IC-9700(未アップデートの方)外部ブログ(JA4JOEさん)はここをクリック
IC-7100
IC-9100 (JA5XAEさんのブログ参照)
追加参考の情報はここをクリック
IC-7410,IC-7200
※3ページまでがリグの設定として使用できます。
CI-Vアドレス IC-7410 80h IC-7200 76h
IC-7700(できそうな気もするがはっきり分からず)
IC-7700とPC接続のケーブル発見これで接続できて、Hamlogとか普通に使えるならFT8もできるのか?
リグが無いので確認できませんが。必要な方は個人の責任で試してみてください。
ケーブル購入のアマゾンのリンクはここをクリック
ケーブルの使い方は、こちらの個人ブログを参考にできます。(JA4JOEさんのブログ)
その他の設定については、こちらの個人ブログに情報があります。(JA4JOEさんのブログ)
KENWOOD製品
TS-990,TS-890,TS-590はUSB接続の方法で説明されています
YAESU製品
FTDX101 最新のファームアップはこちらをご覧ください
FTDX10 最新のファームアップはこちらをご覧ください
FTDX5000,FTDX3000
FT-991A,FT-991 (7K1IIIさん作成)
一部接続情報
FT-857 (JA1WOさんのブログ)
FT-897D(7L1RLLさんの外部ホームページ)
9.FT8免許の申請方法の昨今の状況は先ずは、こちらをご覧ください
かなり簡素化されていますので、とても申請をしやくすくなってます。
10.実際の運用までの手順
@無線機を立ち上げる
・リグ側はフルパワーで、JTDXのPWRをまずは最小に設定し徐々に出力を上げて
ALCメータが振れない範囲で管理すると良い。
リグでモニターできる人はONにして、自分の音質を聞く。
正常ならピーという連続音ですが、濁った音がするなら回り込みや過変調の疑い。
・ノイズブランカー、プリアンプ、コンプレッサーはOFF ATTは必要に応じて使う。
・AGCはFASTが良さそう(人の好みによって違う) OFFにするとRFゲイン調整が必要で面倒。
・出力についてはリグよっては200Wも平気ですが、念のため定格の半分〜試してみる。
これはリグもそうですが、アンテナも考慮してください。コイルが溶けるかも。
A時計を校正するソフトBktTimeSyncを立ち上げる
BJTDXを立ち上げる(オーディオ設定がUSB CODEC になっているのを確認する)
何らかの理由でJTDXを立ち上げたままリグの電源を切ると設定が変わります。
交信テクニック
@自分の音をモニターして異常が無いことを確認する
A一つの目安としてALCがほぼ触れない範囲で出力を調整する
B事前に空き周波数に送信マーカーを置く
C目的の交信相手の選定方法は左の受信画面の右側の局が選定できます
Dバンドを切り替える前に必ずモニターを切る
E自分でCQ出すときは1QSOを白にしとく(CQは連続3回程度で一度止める)
※1QSOを白にしとくとQSO終了後、自動でCQを継続します
※自分の送信周波数に他の局がかぶせて送信している時が多々ある
F3.573,7.074にてCQを出す場合、JAから呼ばれてそのままQSO完了すると
違法になります。
このバンドでは CQ DXとするとJAから呼ばれてもJTDXは応答しないようです。
設定方法はここをクリック
G50MHzの運用について(DXTがマルチホップで開けない期間は普通通りです)
毎年、5月前後から7月前後までEスポのマルチホップでヨーロッパ、北米、アフリカ
などとQSOが可能になります。
この様な時期は周波数と呼ぶタイミングについて下記が奨励されています。
@JAの送信するタイミング 15/45
ADXとのQSOをメインにする 周波数 50.313MHz
B大陸間でのQSOをメインにする 周波数 50.323MHz
C国内同士のQSOは50.313MHz 又は 最近は50.303MHzが推奨
交信のための操作
@AutoTX(緑ON),Tx/Rxスプリット(緑ON),モニター、バイパス、1QSO、AnsB4(緑ON)
ATX00/30かTX15/45を選ぶ(自分の送信のタイミング CQ出すときは自分で選ぶ)
BDXペディションモード F/H の設定と運用方法
1)DX局から指定された周波数に設定する 例 18.095MHz
2)F/Hに設定する方法はここをクリック
ルーティーン
@CQ呼び出しの相手に応答しQSOを始める
1)受信画面に表示されたCQ局をダブルクリックで選定する→コールは右の画面にコピー
受信画面に表示された特定の局とQSOする場合、表示された2局の右側の局を選べる
2)RR73又は73まで進んだら1局のQSO毎に必ず ログに記録(ボタン) を押すか
ポップアップした画面のOKを押してJTLinker経由でHAMLOGに記載する
A自分でCQを始める
1)一度に出すCQの回数は3回程度にして、自分の送信周波数にだれかが被せてないか確認する
2)自分のCQに応答した局の自動QSO開始(AutoSeq1など)
3)RR73又は73まで進んだら1局のQSO毎に必ず ログに記録(ボタン) を押すか
ポップアップした画面のOKを押してJTLinker経由でHAMLOGに記載する
交信マナー
1)ワイドグラフ(ウォーターフォール)を必ず確認して空いてる場所に送信マーカーを置いて送信
2)相手を呼ぶ場合はまずはスプリットで。どうしてもCQを続けてるようならオンフレで呼ぶ
※相手のリグの設定が不十分だと狭い範囲しか受信できていない
※オンフレで複数が同時に呼ぶとデコードがとてもしずらい(普通はスプリットで呼ぶ)
6.FT8運用中の画面構成(参考) ここをクリック
7.さらに一歩進んだ交信、移動運用、オリジナルメッセージの送信方法など
@特定の局を呼び出す方法はここをクリック
Aオリジナルフリーメッセージの送信方法はここをクリック
11.運用時に使える便利なサイト
@PSKRはここをクリック
各自がJTDXなどを経由して、受信した状況をPSKRに送っています。
ここで他の人が受信した自分の信号を世界地図にプロットした形で確認できます。
AHam Spotsはここをクリック
仕組みはよく知りませんが、PSKRに送られている情報と同じものを文字データと
して色々表示できます。
自分の信号をレポートする局も確認する事ができます。
12.デジタル通信(FT8など)になってからリアルタイムでソフトから直接LOGをアップロード
できる仕組みもあり利用される方が増えていると思われます。
@LoTWの利用方法
DXCCを追いかける人はLoTWであればカード請求しなくても、ここでのLOGが一致すれば
DXCCはOKとなります。
LoTW(LOGの一致だけでDXCCに有効)はここをクリック
※通常はLOGアップにはTQSLというソフト(ADIFファイル)でアップします。
LoTWの導入から使い方までの詳しい説明はここをクリック
他ブログ ライセンス郵送送付をメールで送付の方法はここをクリック(JF3FGLさん)
TQSLを使用したADIFログのアプロード方法はここをクリック
HAMLOGによるADIFファイルの作成方法はここをクリック
AQRZ.COMの利用方法
DXCCを始めると相手にQSLカードをダイレクトに請求するために必要な情報がここで
わかることが多いです。最近はここからOQRSのリンクも張られています。
QRZ.COMはここをクリック
QRZ.COMへの登録の流れはここをクリック
アカウント作成までは分かるけど、データベース登録が分かりづらいと言う方はここをクリック
※JA6XZS 立石さんが日本語のやりとりでデータベース登録までを支援してくれます
Be-QSLの利用方法
最近はLoTWを筆頭に、電子的な登録でQSOの成立を証明しますが、JARLのアワードにも
使えます。
e-QSLはここをクリック
e-QSLの登録方法はここをクリック
※JA4JOEさんの個人ブログですが使い方まで全ての手順が分かりやすく書かれてます。
e-QSLへのLOGのアップロードはJTDX及びJTAlertで個々に自動でQSO後にアップロード出来ます。
両方に登録するとダブルのでどちらかに登録で。
CCLUBLOGの利用方法
ここのサイトはIOTAともリンクできるので、ここにLOGをアップロードしておくと、QSLカードが無くても
一致する場合があります。
あと、LoTWの登録が終えてあると、CLUBLOG内の機能でLoTW Sync というのがあり、データを
相互で共有できます。つまりLoTWにアップロードしなくてもLOGが登録される。
OQRSも相手が設定していれば利用できます。
CLUBLOGはここをクリック
CLUBLOGの登録方法はアカウント情報としてメールアドレスとパスワードの設定でOK。
そのメールアドレスにActivation Codeが送られてくるので、そのCodeを使ってそのアカウントを活性化します。
JTAlertに設定してあればFT8等のQSO後に自動でLOGをアップロードできます。
========= 番外編 =========
1.PCを変えるなどの事態に必要な手順
@現在のJTDXに関係するログ情報のバックアップ
各ソフトのデータがあるホルダーの位置は 5.各種ログ等の所在はここをクリック
A必要な最低限のファイルとは
・JTDX
wsjtx.log (in comma-separated text format) 必須
wsjtx_log.adi (in standard ADIF format) 必須
JTDX.ini 必須
CALL3.TXT 必須
BJTDXその他を分かりやすく導入について解説しているブログはこちらをクリック (JA4JOEさん)
ログのハードリンクの説明もあります
2.VSPEについて
@VSPEとは有料(24.95$)のソフトで1つのCOMを変換(COM1 → COM3に変換 これを複数で使う)して複数のソフトで共有できるようにします。
普通はCOMが1つしか無い場合は1つのソフトだけ接続ができる。
完璧に問題がないかというと、そうでないこともあるようです。
具体的にはこんな使い方です。
COM1のみ → JTDXと接続
COM1をVSPEを使いCOM3に変換 COM3を → JTDXとHAMLOGで接続(エラーが出る時もあります)
ちなみに、JTDXとHAMLOGの使用であれば実際はVSPEの導入は不要です。
理由は周波数の取得などはJTLinkerから転送されるので。
通常はJTDXとWSJT-Xを同じPCで同時に立ち上げる時と思います。
A導入方法
導入の参考はこちらをクリック (外部ブログ)
VSPE 本家のホームページはこちらをクリック
64bitftは画面の下の方にあるここからダウンロードしてインストールします

B購入方法
下記の場所をクリック

C支払方法
PayPalを使用したような気がします。
参考にPayPal本家のアドレスはこちらをクリック
PayPalはDXCCを追いかける場合必ずと言ってよいくらい必要になります。
========= 番外編 =========
海外Digi DX Contestに参加するために必要なソフトの設定
必要なソフト
WSJT-X と CTESTWIN
操作はWSJT-Xのみで行い、ログを自動でCTESTWINに渡します。
詳しい設定はここをクリック
========= 番外編 =========