BMW 320i M-technic type E30

21世紀...20年前の設計の車のチューニングが始まる
Rev02.01.06(第9版)            1999年 2000年  2001年  2002年  2003年  2004年
部品取り車解体される(2001/01/13)
■21世紀を迎え、E30もすでに2世代前の車、設計から考えても20年前の車になってしまいました。それでもE30には魅力が十分にあります。
最速ではない。しかし、あなどれない
そんな車を作り上げる計画がいよいよ開始されます。小生の320iにチューンを施してくれるチューナーは、山梨県にある 「ACTIVE CAR’S」です。(以下AC)
小川代表の人柄に魅せられた面々が遠くは県外からも車のメンテを依頼してきます。
私が、らでぃげ氏に誘われ、ここを訪れるようになってから半年も経たないのですが、「山梨にこんなショップがあって良かった!」とつくづく感じさせられます。
■小生の320iもいよいよ、小川氏によるM20チューンが開始です。部品取り車である87年式。通称「黄色号」が事務所の横で静かに横たわっていました。すでに、シュニッツァー TYPE T(16インチ)は取り外され、間に合わせのタイヤがとりあえず履かされています。
■部品取り車がどのような状態になっているのかと、らでぃげ氏、ゆた坊氏とエンジンルームを覗いてみると...
すでに、エンジンルームには、M20がありませんでした。すっかり、心臓が奪われていった「黄色」のエンジンルームを見下ろすと、地面が見えていました(笑)
からっぽ

取り外されたM20はチューンのベースとなり、フルバランス取り、ハイカム化、ポート研磨などが行われます。ポートの研磨については、等長エキゾーストマニホールドの有無などによって加工が変わるため、現在は手がついていません。SUPER SPRINT社製のエキゾーストマニホールドが1ヶ月ほどで届くのを心待ちにしています。
■小川氏曰く、エンジンチューンというのは、非常に地味な作業の繰り返しであるとのこと。
ドナーから摘出した2.5−M2Oちょっとした「バリ」の除去、ちょっとしたパーツの重量バランスで、同じエンジンとは思えないフィーリングに変わるとのことでした。
ちなみに、ACTIVE CAR’Sでエンジンバランス取り+ポート研磨したM3は筑波で見事なパフォーマンスを見せています。■「黄色」に取りつけられていたセブリングのマフラーも流用することにしました。
小生のMテクは、標準のマフラーに後付けのマフラーカッターがついていたのですが、やはり一度はアフターメーカーのものを取り付けてみたかったのです。音は、少しこもった重い音です。これで、吹けは良くなるのではないでしょうか。楽しみです。

また、車内を覗きこむと、35パイのMOMO風ステアリングが装備されていました。らでぃげ氏によると、MOMOには赤黒コンビはないそうです。これは、売却する予定です。このほか、古いレーダー探知機、パイオニアのスピーカー、ドラえもんの人形、クラッカーなどがあちらこちらに点在していました。利用できるものは再利用したいと思っています。(車内に転がっていたドラえもんは山羊ちゃんにあげました。大事にしてね)(爆)

■MTも既に外されています。この車両は元々ATだったのですが、前々所有者が独力でMT化していました。そのミッションも、小生の車に移植されます。エンジンがチューンされた場合、ATに過度の負担がかかって、寿命を極端に縮めるためです。それとこのミッションは、1速へ落とすとき、「渋い」のですが、シンクロ部分のパーツを交換することで復活するようです。
■この後、小川氏からキーレスエントリー(キーヘッド型)を見せてもらいました。なかなか良さげです。「どう?」と訊かれたので即「やります」と答えました。私の車も、いよいよキーレスです。(笑)
チューン進捗にあわせて、ACTIVE CAR’Sを訪問し、レポート致しますので、お楽しみに!
タコ足への長き道のり(2001/02/01)
■チューンをしていく上で、小川氏からの提案で、エキゾーストマニホールドを入れることにしました。(前述)
もちろん、ポート研磨+等長エキマニで排気系の負圧を下げるのが目的であります。
選択したのはスーパースプリント(以下SS)。藤壺技研やSCHNITZERも良いのですが、ちょいと高すぎです。(20万を超えるし、入手困難)

■さっそく、いろいろ当たってみるが在庫ナシ。山梨のグランドスラム甲府にお願いしたが、驚愕の事実が...
「SSのタコ足ね、本国でも在庫もなし。生産も中止したって

「がーーん」しばし動けなくなってしまいました。これが手に入らないと、どうしようもない。RESKOにもメールを入れましたが、同様な回答。小川氏も懸命に探し、果てはYahooオークションにまで札入れしてくれたのですが、入手できません。
こうなったら意地です。大学受験の頃より最も苦手とする英語を駆使し(中学レベル...)ババリアンにメールを入れました。すると以外にも「在庫あるよ。でもね、日本の車にあうかわかんないけど。」って返事。こりゃ行くしかないと思ったのですが、これはスチール製。負圧軽減にはステンレスが効果ありだと勝手に小生思っているので、BMPへの問い合わせを、併せて行うことにしました。

■E30仲間のさかまき氏の情報で、GCCのIPS経由で取れることを聞きつけ、早速再入会(以前入会していたのですが、再登録依頼が来た際、そのまま忘れてしまっていた)し、IPSにSSタコ足の見積もりを依頼
IPS、とっても良いです。あっという間に返信が来ました。そのまま注文。もしかしたら、「在庫あり」って返事が来るのではと、思っていたら、これが「大当たり」ありましたよ。BMPにSS製タコ足の在庫。2/1、DHL便で発送されたというメールが届きました。

2/5、小生の職場にどどーんと、アメリカダンボール(意味不明)が届きました。IPSからです。嬉しさのあまり、仕事を「ほったらかし」て開梱しちゃいました。それが、右の写真です。うーん美しい。価格は、本体 $825.20+運送費(DHL) $105.80。これに消費税+手数料3300円でした。

いやぁ、「タコ足探しの旅」長い道のりでありました。とほほ。
チューン状況経過報告(2001/03/31)
■仕事柄、3月は非常に忙しく自分の車のチューン状況を確認することが出来ませんでした。
メールで、「チューンが始まった」旨、らでぃげ氏より連絡をもらい、無理に頼んで、その状況をデジタル写真に収めてもらっていました。
期末も終わり、少しばかり時間ができましたので、3月31日(土)、アクティブカーズ(以下AC)を訪問してきましたので、今までの経緯を紹介します。
うわ!すごいカーボン
■黄色号(小生部品取車)から外されたM20は、ACの小川代表の手によって分解され、パーツ毎のオーバーホール、チューニングが開始されていました。小川氏が試乗した際に言っていた圧縮比の抜けもあったようです。上の各写真からもわかるように、外されたエンジンブロックは、かなりカーボンが付着し、さすがに7万キロ近く走ったエンジンであることが実感できました。
■一番右のヘッドの写真は上が清掃前、下が灯油でカーボンを除去した後です。これを水で洗浄し、水滴をエアーで飛ばしてから加工に入ります。

小生のヘッドを加工する小川氏。 各部のオーバーホールと同時に、給排気系のチューニングも実施されていました。私が購入したスーパースプリント社製(以下SS)のエキゾーストマニホールドは、排気側のポートよりも内径が大きく、ブロックポート側を拡大する必要があったのです。これは、E30の3000回転付近で感じるある種のストレスを軽減する効果があると思われます。(私の勝手な想像か?)
リュータで慎重にポートを拡大し、耐水ペーパーで研磨していきます。最終的には800版くらいまでかけて、その後さらにバフがけするのです。これがIN/OUTで6気筒ですから非常に根気と手間がいる作業です。ACでこの作業の価格を聞いて驚きました。他のショップと比べものにならないくらい安価だったからです。給排気系のチューニングを考えている方、一度連絡してみるのが良いかもしれません。

■右の写真を見てください。わかるでしょうか?左が研磨前、右が研磨後です。カーボン除去はもちろんのこと、量産エンジンでは、妥協せざるを得ない、内部のざらつき、バリ、凹凸などがひとつひとつ手作業で改善されています。OUT側の端は、指でなぞると切りそうになるくらい鋭く薄くなっています。ある意味、芸術品ですね。
HONDAが量産エンジンを職人の手で組みなおし、20psも出力を向上させ、TYPE−Rを作りあげたのがうなづける気がします。
研磨前(左)、研磨後(右)
■先の研磨前のブロックと見比べてください。一目見てわかるようにカーボンは完全に除去されています。この段階で十分にオーバーホールされ、新品のエンジンの状況に限りなく近づいているのですが、ここで、AC小川氏は妥協しないのです。(うーん、シビレルぅ)下のロゴはACでチューンした車両に貼られるステッカーです。(らでぃげ氏デザイン)を基にGIFを起こしてみました。微細に違いがありますがご勘弁。

■作業の終わった私のブロックが事務所に置いてあったので、IN側、OUT側ともに指で感触を確かめさせて頂きました。
とてもツルツルな状態で、「これなら、負圧減圧間違いない」と思いました。加えてOUT側に、SSのエキマニを装着したのですが、エキマニと、OUT側の段差など全くと言って良いほどなく、ぴったりと密着します。これだけでも排気系のレスポンスアップが期待できます。
この上で、このブロックはIN側のバルブガイドのボーリングも実施されます。非常に精度の高い部品組みをおこなうためです。
どうです。やりたくなってきたでしょ。

■カムシャフトに関しては、新品カムシャフトを組み込みます。若干のハイカム化を狙ってのことです。これについては、後日、詳細を紹介します。(何故後日なのかは...秘密です:それほどスゴイことではありませんから、期待しないでください)
■これから、クランクシャフト、ピンストンのフル重量バランス取りなどが行われます。(ピストンリングのボーリングもメニューに入ってたっけ?忘れました(笑)同じエンジンでも、全然味付けが変わるでしょう。
■最終的にはヘッド、インテークマニホールドはブラックに塗装され、BMWの文字とラインだけが下地の色で浮き出される予定です。(腰下はレッド)まるで、シュニッツァーのTUNED ENGINEのようです。今から楽しみです。
追ってレポート致します。


(レポートに際しての写真は、らでぃげ氏、AC 小山氏によってご提供頂きました。)
腰下はレッド!(2001/04/14&21)
美しい、レッドの腰下。 ■少々、レポートするのが遅れました。E30 MT CLUB No8 OFFの前日、MARUさん、べむ夫さんがACに来るというので、「それじゃ、小生も」てなことで、ACにお邪魔しに行きました。
MARU氏は、OFFの後、MT換装のために車両を置いて行く話をしていました。
■話が弾むなかで、AC小川代表が、ちょっと来てごらんとガレージ奥の工作室の方で「おいで、おいで」をしています。

「なんじゃろ??」と行ってみると、赤い塊が。
エンジンの腰下が赤く塗装されていました。ACでは、エンジンをチューンナップしたとき、腰下は赤で塗装するとのこと。ヘッド、インマニは以前書いたとおり、黒く塗装される予定です。うーん、格好良い!

それと、4/14にお邪魔させて頂いた時は、ピストンの重量バランスの話を聞きました。
非常に正確な電子量りで、パーツを組んでから重量を測定し、一番軽いパーツに合わせて「肉を削ぐ」のだそうです。微妙な重量まで合わせてはじめて、良いエンジンができるのだそうです。
■左の写真はエンジンのチューニングに際し小生のエンジンに利用される新品パーツ群です。ダンボール一杯の各パーツを見ると、子供の頃のようにわくわくしますね。

■右は、ピストンの揺れに合わせて頭をふる小生。思い切り「馬鹿」です。

(撮影はらでぃげ氏)
新品パーツだじょ。 「馬鹿」です。
エンジン載せ換え!(2001/05/19)
■いよいよ、ACでのチューンエンジンの搭載作業が始まりました。
先週からの約束で5/19に車を預けることになっており、夕刻ACを訪問すると、小川代表から「ちょっとこっちへ来てごごらん」との手招き。
何だろうかと、車を降り作業場に歩み寄って行くと、そこには一基のM20エンジンがありました。
「ん!これって...」そうです。小生の車両に搭載する、M20がそこに組み込みを待つだけになっていたのです。
■ごらんください、これが小生のエンジンです。ヘッドカバーとインテークマニホールド(カニ?)をブラック塗装され、BMWのロゴとラインだけが下地のシルバーで浮き彫りになっています。それに苦労して個人輸入したSS社製エキゾーストマニホールドが腰下のレッド塗装に映えて、「うーんいじってあるなぁ」って具合の仕上げになっています。
これは、見た目でもかなりインパクトがあります。小生がエンジンを塗装してもらうなら、「こんな感じにしてほしいなぁ」と思っていたイメージ通りの出来です。
もちろん、このエンジンは、外見だけでなく、エンジン各パーツのオーバーホール、ヘッド面研、IN/EXのポート研磨、バルブガイド打ち直し、コンロッド、ピストン、クランクシャフト、フライホイール他のフルバランス取り、2500CCのエンジンに2000CC用のカムシャフトを組み込んだスペシャル仕様になっています。
総排気量は、2000CCから2500CCにアップした段階で40馬力ほどの向上を示しますが、今回のチューニングが功を奏せば、かなりの出力向上を望めます。(基本的に小生は、今回はMAXパワーの向上を求めたのではなく、レスポンス、回転フィーリングの向上を求めているので、出力向上をしたとしても、これは副産物でしかありませんが。)
オナラはしてません(爆)

■SS社製エキゾーストマニホールドには、ACで、ワンオフのフランジを作成してもらいマフラーを装着します。単純に溶接せず、こうしたフランジを作っておけば、純正、社外に限らずマフラーを交換できるためです。以前やすさんもHPで書かれていたのですが、3次元的にうねるのでぴったり合わせるのは非常に骨の折れる作業です。小川さん、ありがとねぇ。 3次元的「うねり」に思案をめぐらす、小川代表

■エンジン、MT換装作業のため小生の車を置いて行く話しをしているとと、「今日時間ある?」と小川代表が小生に聞きます。

「え、まぁ土曜ですし、特別仕事は入れていないのですが。」答える小生。

すると、「それじゃ積み替えやっちゃいましょう。うん。」と小川氏がうなづきながら言います。
「へ?だってもう夜ですよ。」
「そうですね、準備してエンジンを取り外して、新しいエンジンを積みこむ。まぁ、午前0:00前に完了ってことは、まずないでしょう」笑っています。
「イイですよ、付き合います。どういった手順で載せ換えていくのか興味ありますし。」
小生は、日頃徹夜することが多いので、朝方まで起きていることは、あまり苦はないのです。それでは、ということになり、20:00ほどから作業が開始されました。

ACのリフタ−は、実は今夜が初体験なの(うふ!)■ここからは、小生が見学させて頂いた内容のレポートです。私は機械を良く知らないので抜けている工程があるかもしれません。

■まずは、小生の車両をリフタ−で上げ、各部のチェック。特別整備していない割には、まぁ良いとのこと。続いてエンジン各部からオイル、ラジエタ−液その他もろもろをどばどばと放出します。そして、各パーツの取り外し。バッテリー、ラジエタ−、ファン、エアフロ、各配線、マフラー等々がパッパと外されます。
そして、エンジンの取り外しです。面白かったのは、エンジンを持ち上げる際、チェーンブロックを利用しなかった点です。
フォークリフトを利用し、エンジンブロックを脱着するのです。慎重を要する作業のようで、一瞬緊張がみなぎります。(というか、単純に小生だけがドキドキしていたのカモ、かも)

このときも、ACにお手伝いにきている「修行僧?」山羊氏が小川氏と息のあったやりとりで仕事を進めていきます。
15分ほどで、私をあちこち連れて行ってくれた56,000キロしか走っていないM20は、作業場に降りていました。これは、だれかのチューン用、あるいは交換用として再利用される日を待ちます。

■あわせてATも降ろしてしまいます。チューニングしたエンジンだとATがもたないとのことでMTの移植を行うためです。しかしながらATミッションは、果てしなく重いです。
ATからMTにミッション交換するだけで数十キロ軽量化できるでしょう(笑)。

■それから、エンジンに付属している補器類を取り外していきます。普段見えない部分が多いのですが、これが大量で、小生の感想では、これらの取り外し、取り付けの方が手間がかかるように見えました。もちろん、流用パーツのほかに、小川氏の判断で交換した方が良いと思われるものはすべて新品にしてもらっています。
インジェクタ−については、黄色に搭載されていたときに調子が悪いのが分かっていたので即交換。プラグは、以前の搭載車のイリジウムをそのまま移し換えました。
私にはほとんどお手伝いすることがなく(出来ず)自分の力不足を感じ、ちょっとしょんぼりしてしまいました。
いよいよ積み込みです。山羊ちゃん大活躍! 小生も、山羊ちゃんと働きます。(小生は邪魔?ねぇ、邪魔なのぉ)
エンジン交換作業を依頼する際は、作業を見学するか、一緒に手伝うと非常に勉強になることが多いと思います。技術的にレベルの高い方々は「徹夜」しながら、作業の一部始終をみることをお勧めします。(笑)(ACで許可してくれればの話しですけどね。)
補器類の装着が完了し、再びエンジンルームにチューニングされたエンジンをマウントし直します。エンジンマウントは良好であったので、そのまま利用します。やはり15分ほどでエンジンは載ってしまいました。それから各パーツの再取りつけです。あっという間に完了しました。オイル、クーラントなどを注入し、エンジンテストです。

■AM3:00過ぎ、エンジンのスタートテストを開始しました。(要はイグニションを回し、エンジンが点火するかを確認するのです。)話しが脱線しますが、この段階でATミッションは同時に取り外され、MT(S5−16)がすでに搭載されています。ただ、ドライブシャフト、シフトなどの取りつけはされていませんでしたので、アクセルは踏めません。
■緊張の面持ちで、小生がイグニションをまわします。「ギュンギュギュギュ....」イグニションは回るのですが、プラグが火花を散らせません。
ついに、新しい心臓が載りました。鼓動開始!
「?」一瞬不穏なムードが流れました。小川氏が聴診器を当てたり、あちこちをライトアップします。
5分ほど調査し再度イグニションをまわします。「ギュギュン、グワーン」エンジンが鼓動を開始しました。

■マフラーが取りつけられていない段階でのエンジン始動なので、強烈な爆音です。しばしエンジンを回転させておいてから、イグニションを切りました。
にっこり笑う小川氏。


「さっき、点火しなかったのは何だったんです?」と確認すると、どうやら、エンジンに付属しているコネクターで、形状がまったく同じものがあるとのこと。そこを逆にしてしまったとのことでした。一瞬どうなるのかと思いましたが、さすがプロです。ほっとしました。

■それと、エンジンがかかった瞬間からステンレスのエキマニの色がふわーっと変わり始めました。今は金色のような色合いです。小川さんいわく上手にエンジンを慣らしていけば、青っぽい感じになるとのこと。これもこれで楽しみです。

午前4:00ほどに白みはじめた明け方の空をみながら、ACを後にしました。

最後に、AC小川代表、お手伝い頂いた山羊氏、らでぃげ氏に御礼申し上げます。
(上記写真はすべて、らでぃげ氏撮影)

AC TUNE とりあえず完了。E30を連れて帰りました(2001/06/02)
■ACによる一連のエンジンチューニング、MTへの換装も完了し、残すは「公認改造車検」だけでした。
小川氏の意向により、異動族の小生が、どこの土地に行っても、メンテで後めたいことが無いようにと、公認を取ることを内々で進めていてくれたのでした。
小生のE30の改造申請は排気量の変更と、ミッションの変更の2点です。排気量アップに伴う公認は、かなりの書類を必要とするのですが、ACの人脈活用で、無事クリアされました。
車検証には「E−A20改」と記述されています。もちろん、自動車保険も等級もかわらず、金額も変わらずOKでした。
マフラーは、「黄色」に付いていたセブリンブの2本出し(ちょっと、野太い音がします)。MTは、コキコキ良く入るのですが、シフトダウンしていくとき、1速だけは、非常に入りにくいです。(小生がヘタなのと、ちょいとパーツが疲れてるのかも...)「ギッ」と音がすると心臓に良くありません。2速でごまかせってことなんでしょうか。やはり、REDHOTの完全リビルトと違い、パーツ取りから剥ぎ取ってくるMTは、「当たり外れ」がありますね。(まぁ、経験値が上がれば、なんとかなるのでしょう)

■ホイール、タイヤ(小川氏曰く「たいわ」(爆))はシュニの16インチ、前は205−45−16、後は225−45−16です。前はかなり引っ張った感じで、将来は、205−50−16に入替えを考えてみたいと思います。なもんで、前輪のホイールハウスはかなり「空いて」います。(こりゃぁ、ちと格好悪い)
■ファイナルは、小生の320i ATは、4.45が入っていたのですが、4.27へ変更しています。これでも、1速の吹けあがりは半端じゃなく速いです。(一速はぎこちないつながりをします。)
■320iの純正エンブレムを剥がし、らでぃげ氏特製の「AC−TUNEステッカー」を貼ります。(小生、このデザイン大好きなのです。)
■で、早速試乗。5/26、27と「AC無料点検&バーベキュー」「ゴーゴさん壮行会」でACに出向き、そこで緊張の面持ちで、12年と8ヶ月ぶりにマニュアルをドライブしたのでした。(笑えるくらい緊張した) やはり、ノッキングしました。小川氏曰く「エンジン壊れるよ。ノッキング、だめー」ってお叱りを頂戴する始末。
「壊れるゥ、コワレル、こわれるぅ」と悪夢にうなされ続ける日々(嘘)。ACで添加剤などを注入し、「どへた」な小生向けに保護措置を施して頂きました。
6/2には、3週間ぶりに車を持ちかえり(無事で良かった!)
6/3には、M−LINE主催のオフミに参加しました。(勇気あるよね。うん。もう、33だもの...とほほ)
豊科まで、行き帰りで約250キロを走破しました。エンジン慣らし運転のため、3000回転「レブしばり(爆)」のため、同行のみなさんとは、一緒に走れませんでした。100キロ/3000回転(5速)で、「じーっと」走り続けるのです。小生が走る以前にACで、260キロほど慣らし運転をして頂いています。これから、あと約500キロを走破すると、慣らしも、次の段階に上がります。
慣らし運転顛末(2001/07/22)
■仕事にかまけて、「更新」さぼっていました。(笑)
今回、「慣らし」はACより、500Kmまで、3000回転、1000キロまで3500回転、1500まで4000回転、2000キロまで5000回転、2500まで6000回転。これで完了という指示をもらいました。小生としては、2000キロまで、4500回転、2500キロまで5000回転。3000キロまで、6000レブとして、ACの指示より少し多い「慣らし」を行うことを自分で決めました。

■6月16日、せめて4000回転まで利用できる、走行距離1000キロ突破を目指して中央高速を長野方面へ。もしもの場合のために、「ゆた坊」を保険代わりにして、の旅でした。まぁ、長野あたりまで行って帰るつもりだったのですが、「ゆた坊」が「日本海みたーい」などと「のたまう」ので、ひたすら長野道を北進。3500回転100キロちょっとで4時間ほどかけて、名立に到着。
カメラを持っていなかったので、写真はありませんが、日本海を見たのは実に10年ぶりくらいです。男二人の夕方の海は「寂しすぎ」
です。涙が出そうでした。(爆)
近くの第3セクターの施設で飯を食い、結局新潟に居たのは小一時間。また、山梨へと帰路につきました。途中、長坂ICほどでエンジンを積み替えてから1000キロを超え、4000までちょいとまわしてみました。その瞬間、ぐわっとパワーが出て、思わず「おお」と、声がでてしまいます。横に座っている「ゆた坊」は怖かったに違いありません。居眠りこかなっかったのですから。(小生の初心者MTで寝られるほど「太い」神経は持ってないよねぇ)19:30ほどには山梨昭和インターを降り、この日の慣らし合計1000キロはクリアです。この日だけで520キロほど走りました。

かなりエキマニも良い具合に焼けてきました。 ■その次の週あたりから、4年に一度の忙しい「仕事の時期」が始まり、長距離を走ることができなくなりました。(土曜、日曜も自主的にお仕事だったのです)
■仕方なしに、土曜日の午前中だけ、甲府→御坂道→河口湖→本栖湖(缶コーヒータイム)→精進湖線→甲府という100キロメニューを自分に強いて、数回繰り返し、さらに400キロほどを走破しました。この頃になるとMT操作に対する恐怖心(?)もかなり克服し、精進湖の下りで前を走る車を「せっつく」ことぐらいは出来るようになりました。(まだまだ、習熟にはほど遠いですが...)

■7月22日、仕事も「半段落」ついたので、日曜の午後、清里へ単独ドライブ。5年ぶりに小淵沢まで行きました。さすが、高原。涼しいので、ずっと「居たい」気になりました。途中、以前の2リッターではアクセルベタ踏みだった登りでも、3速でぐいぐい登るので嬉しくなりました。旧々ソアラツインターボが、道を譲らず、加速しても、ついて行けるだけの加速とトルクが手に入ったのが実感できました。
■この時点で1500キロを走破し、4500回転の領域へ。
素晴らしい。エンジンも積み替えた頃よりかなり「軽いく回り」、アクセルの踏込みに、鋭いレスポンスを示します。回転計が回るのがものすごく速いです。とても良い。うまく言えないのですが、とても良い回転フィールなのです。
このあたりが、フルバランス取りの効果なのでしょう。ポートの拡大、研磨、タコ足がかなり効いています。

■これだけ、エンジンが良くなると、「へたくそ」な小生でも「足」が貧弱だと感じてきました。
Mテク標準のビルシュタインは、それなりにスポーティなのですが、やはり「それなり」なのです。まして6万近くを走破しているので、かなり「ヤレ」て来ています。おまけに、オーバースペックの45タイヤを履いているので、足が負けているのが顕著にわかります。
次の課題は、小生のMTへの習熟と、足回りのグレードアップですね。

足回り入替えのため入院(2001/08/25)
■エンジン載せ換えから、2500キロを走破し、エンジンがかなり軽い感じで回るようになりました。新しいエンジンのうちは比較パーツがこなれてくるために「スラッジ」が溜まりやすいだろうと考え、オイルは1000Km毎で交換と決めていたのですが、のびのびとなっていたのです。それと、高速では、6000まで回せる距離数を走ったので、ゆっくりとその回転まで持っていくと、5000回転あたりから、ボディ左部分で、高いびびり音にも似た震えるような音がします。ACにオイル交換をお願いするのと同時に診てもらうことにしました。

■ACにて、小川代表に5000回転の異音を伝えると、早速小生を乗せて試運転。「どのギアでも出る?」との質問に、「まだ、アクセルを急激に踏み込むような事は、ほとんどしていないので、2速、4速でしか試していませんが出ますね」と小生は答えました。
小川氏のテストコース(爆)で、5000まで回すと、やはり異音が出ます。
さっそく、戻ってチェック。異音の原因究明というのは、けっこう難しいのでしょうね。個体毎に、各パーツの「やれ」も違うでしょうし。
どうやらクラッチマスタシリンダーのようです。今までは、慣らし運転のため、この回転域まで使っていなかったのでわからなかったのですが、仕方ないので交換です。高速運転時の異音は精神的に良くないですから。

■と、なにやらACに足回りパーツが置いてあります。E30用の足回りをACオリジナルで作成するとの事です。
ここでは、あまり詳細は書けないのですが、TRDのパーツなどが新品で用意されていました。車高調整式を作成する様子です。
限定30セットを安価にて販売(ここではお値段書けないですが、H&Rとか、KONIの車高調から比べたら非常に安い)するとのこと。
早速、のりました。この企画。もともと、Mテクの足には不満を覚えていたし、小川さんのM3の足は、べむ夫さんも横にのせてもらって非常に感心していたからです。
それと、重大なことを教えてもらいました。320iMテクは、足回りはビルシュタインではないってことです。325iMテクはビルですが、320iはBOGEです。これは、数年乗っていて、ぜんぜん知りませんでした。勉強不足でした。ちなみにM3もオリジナルはBOGEなのだそうです。

すべて、やるので、またも入院です。320i改「ふなごろう」。

車高調・減衰力調整 足回り入替完了 (2001/09/07)
■上記入院で2週間、320i改をドライブすることができませんでした。
すっかりストレスが溜まり、軽い「E30ホームシック?」にかかってしまったので、土曜の昼、ACに様子を見に出かけました。
代車の「トゥデイ」でACに乗り込むと、やたらシャコタンなE30が一台。
「うーん、自分の車にやたら似てるなぁ、誰のだろ」などと思っていると、ズバリ小生の「ふなごろう」でした。(すっかりボケきってます。はい。)
車高が低くなると、驚くほどイメージが変わりますね。話には聞いていても実際自分の車両がそうなるまで、本当の意味でわかっていませんでした。


■車高は、同時に車検で入庫していた、さかまき氏のザックスを組んだものより、さらに最低地上高が低い状況でした。小川氏に「車検大丈夫なのですかねぇ」と尋ねると「地上高8Cm以上だから、大丈夫」とのこと。でも、今までの「浮き足立った足」を見ていたのでやたら低いのです。俗に言う「ベタベタ」ってやつです。
えらくシャコタンです。 お決まりのフロントチェック! リアは完全に被ってます。
6/21のツーリング時の前輪ホイールハウスのクリアランスと比較してみてください。フロントタイヤは若干の「隙間」はあるもののかなり車高が下がっています。参考までに煙草の箱をフロントスポイラーの前に立ててみました。わずかにクリアランスがあるものの、相当低くなっています。これで、また入ることの出来る駐車場が減ってしまいました。(笑)
リアは、その上をいっていて、ホイールハウスとフェンダーの間に指も入りません。完全にかぶっています。
これでは、マンションの駐車場の後輪止めに激突するのではないかと心配になりました。でも、大丈夫。車高調ですから。上げれば良いのです。とりあえず、これでドライブです。

■どんな感じの足なのだろうと思っているところで、当然のごとくリフトアップ。目にも鮮やかなレッドのアブソーバが飛び込んできます。ケースには「AC」のロゴ。うーん。良いですね。良いです。ステアリングを大きく切ると見える赤いショック。ビジュアルも良いのですわ。
■これは、BMW市販の足ではありません。ストラットケースは、ノーマルの流用です。ACで選択したショックをBMWのストラットケースに収め、車高調整、減衰力調整を付加し、レッドで塗装しているのです。E30限定30台のロットNo001が小生の足です。
価格は、ストラットケースの流用(要は切った張ったがあるので手持ちの有無、車種、顧客の好みがあるので多少変わるのですが、小生の場合17万。H&RやKONIの25万前後の価格と比較すると安価です。
レッドのショック。なかなか決まってます。
リアのショックです。普段は見えません。 バネは、メタリックブルー。 ■しばし、見た目に呆然としていた小生ですが、試乗してみなければ本来の性能がわかりません。2週間ぶりのドライビングシートに身を滑り込ませます。「!」視界が低い。もちろん、バケットなどを入れれば視界が低くなるのですが、小生のはMテク純正。車高の違いで視界が変わったことに単純に驚きます。
さっそくイグニションをひねり、久々E30 320i改のエキゾーストノートを聞きます。そしてクラッチをつなぎ、近くの直線を加速。(けっこう急加速)。
すぐに「乗り味」が変わったことがわかります。今は慣らし運転中なので比較的、減衰力は「おとなしめ」なのですが、以前のMテクの純正のBOGEにあった「ふわふわ感」「妙なねじれ感」が全く無くなりました。急激な加速でのギアチェンジによるリアの沈み込みによる「底突き」もありません。これだけ車高が落ちていておとなしめの設定でリアが底突きしないのは、正直驚きました。いや、感動すら覚えました。(別にACに金もらってるわけじゃないんだけど、やたら「良い」です。)リアショックが「くしゅっ、くしゅっ」と仕事をこなす音が聞こえてきます。
きついコーナー、ゆるいコーナーを様々なスピードレンジで突っ込んだのですが、フロントノーズが「くいっ」と入り気持ちが良く、それでいて硬過ぎない絶妙な「味」に感じました。リアの追従性も良く、エンジンチューンをかけ、45タイヤを履いたあとノーマルサスで感じたコーナー進入時の不安感は一掃されてしまいました。以前より20Kmほど速いスピードで進入しても恐怖感がありません。かなり限界が高そうです。
いくつか路面の荒れた個所もあったのですが、あれだけリアの車高が落ちているにも関わらずリアの沈み込みによるホイールハウスとタイヤの干渉もありませんでした。ある意味エンジンチューンを完成したときよりも感動しました。
嬉しさのあまり、「ニヤニヤ」笑いながら、30分近く、近辺を走り回り、ACに帰還。みんながショップ入り口で待っています。もしかしたら、どこぞで「事故って」るんではないかと心配していたのかも知れません(笑)

良いです。良い。チューナーブランドも良いのですが、ノウハウあるショップによる「名より実」を取ったカスタムメイドの「足」ってのも良い選択なのではないでしょうか。
■ちょっとした問題です。
小生の住むマンションの駐車場の後輪止めなのですが、マフラーと干渉するぎりぎりの高さです。まぁ、1cmほどの隙間は空いているのですが、トランク重量で擦るかも知れません。若干車高を高めたほうが良さそうです。(ちなみに、Mテクリアの傷は購入時から付いているもので、このショック装着後に出来たものではありません)      
げ、やばやばじゃないのぉ。 紙一重でセーフ。でも心配だわ。

キーレスエントリシステム導入(2001/09/07)
■上記ACによる車高超調・減衰力調整式ショックの入れ替えと同時に、キーレスエントリシステムを導入しました。
元々、この320iの個体は、ドライバー側のキーシリンダーが弱っていて近いうちには寿命が来そうだと感じていました。(常日頃CRC556攻撃を食らわし続けています(笑い))。それとE36で「キュンキュン」音をさせている方々を「うらやましく」思っていたので、いつかは導入しようと決めていたのです。
そこで、キーレスの導入をACが行っていることを聞きつけ、これも依頼していました。良くネットなどで紹介されている赤外線タイプのものではなく電波を利用するタイプのもので、国産車のオプションユニットを加工し取り付けるのです。これは、電池、故障時のユニット交換などで、国内で調達できるものの方が、素早い対応がとれるからです。

操作ユニットはキーヘッド型になっていて、ちょいと格好良いです。ハザード点滅はないタイプですが、小生の使い方には十分です。
キーシリンダの交換も良いですが、こういった違う角度からのアプローチも良いのではないでしょうか。

キーレスがちょいと格好よくなりました(2001/10/20)
■上記キーレスですが、そのままでは、何とも味気ありません。
ACで用意してくれた「///M」エンブレムと「BMWマーク」をつけました。すっかり本物らしくなりましたよ。いかがなものでしょう。
■ちなみに、空&プロペラのBMWマークは、葛西OFFの際、AC小川さんが、スーパーオートバックスで買い占めたものです。E30 フルオープンさんのアイディアですが、小生も真似させて頂いちゃいました(笑)
減衰力調整する(2001/10/20)
■サスを替えてから、確かに足回りは良くなったのだけれど、ちょっとした凸凹を超えると「どん、どんっ」と嫌な音がする。
底付ではないかという心配と、首が痛いので、ACで減衰力を変更してもらった。さらにゴツゴツした乗り心地になってしまったのだが、明らかにギャップを超えた際の「どん、どんっ」という嫌な音が減少した。、リアの車高が不足していて一般利用で厳しいため、これも近々調整してもらうことにする。そうそう、このACの足の正体を自分自身でも、ちゃんと聞いていなかったので、詳細を書いても良いという指示がでたら、このページに加えていこうと思っています。
VOD3連メーター購入。その顛末(2001/11/05)
■以前から油温、油圧、電流計などの追加メーターを愛車に取付けたいと考えていました。
Yahooオークションで見かけたりすると、すぐに入札をかけるのですが、同じ事を考えている方が多いのか、すぐに他人の手に渡ってしまいます。まぁ、それなら来月には「スズメの涙(予想)ボーナス」も出る予定なので、BMPからでも購入してみようと思いたちました。
BMPは日本人を相手にしないのか、全然対応が良くないので、GCCのIPS経由での購入としました。以前エキマニを購入した際に非常に対応が良く、とても好感が持てたからです。

■それでは、とばかりに早速E−Mail。本当に便利になりました。すぐにメールが返ってきます。見積もりが返ってきたのですが、値段が249$。BMPのカタログの279.95$より安いのです。安いのは良いのですが、油温、油圧のパーツ類が付属してなければ困るので、仕方なしに拙い英文を駆使して、「値段ちゃうけど、ええのぉ?間違いちゃう?」と返信します。
■すると、翌日にはRick(社長)から「おー、間違えちゃったよん。カタログ使ってるんだけど、古いやつだったぁ。お値段は279.95$
だ。BMPに電話してなかったんだよ。っていうのも、ベガスでデカイ展示会があってねぇセールスを展示会に出しちゃってたわけ。今朝電話したら、1個、在庫あるってさ。早くに返事頂戴」てな日本人にやさしい英語で返してくれる。

Good morning!
Thank you for finding my mistake. I used a BMP catalog, & it was an older
catalog. The price is 279.95.
I didn't call BMP, because there is a large trade show in Las Vegas, & our
saleman is at the show. I called them this morning, & they do have one kit in
stock, & can ship it to us today.
Thanks again, I look forward to hearing from you.
Rick!

■さっそく、GCCのフォームから発注しました。また、その翌日、注文入れるとメールをくれる、Trishっていう女性からメールが届きます。
物は届いたが、カードが「駄目」ってことです。小生は別にブラックリストに登録されているわけでもないので、「?」って思っていたら、続けてメールが届き、理由がわかりました。要は小生の有効期限が2002/02で切れるカードだと、彼らの引き落としタイミングで「取りっぱぐれる」心配があったようなのです。カードの更新なんて来ていないので、別のカード番号を再度、暗号化して送付しました。すると、すぐに「送ったよ」というメールとUSPSの荷物番号が送られてきました。当日、アメリカを経ち、翌日には成田の税関で検査を受け、結果11/10朝、甲府に届きました。
来週にでも、ACで取付けをしてもらってきます。またレポートしますね。

VOD3連メーター装着完了(2001/11/17)
■入手はしたものの、取付けしていなかった上記3連メーターをACにお願いして装着しました。
当日はACがけっこう忙しく、「今日はちょっとできない」って言われていたのですが、最終的には、「今日やっちゃおう」ってことになり、作業を開始しちゃいました。う〜ん、小川さん、とっても「良い人」有難さに「じーん」としちゃいます。
■忙しいところをお願いしてBMP製3連メータ(油温、油圧、電圧)を取付けて頂きました。まずは、オイルタンクに油温、油圧センサーを取付けるためにオイルを抜きます。その後、ユニットを取付け(ボルトオン)、配線をハンダ付けします。見えるのは油温センサーで、この上、ちょっと赤く見えるブロックに油圧センサーが取付けられています。

問い合わせがあっても何なので、BMPの型番を付記しておきます。

■Oil Temperature sender B ------31791 25.95$
■Oil Pressure sender sending unit ---31811 32.95$
■Oil Pressure sender adapter -----31851 36.95$
*M20用、Oil PressureはM3にも利用可能とのこと。
この配線をエンジンルームから「ずぃー」っと引っ張り、ダッシュボード(車内)まで引き込んでいきます。その際、ACでは、ゴムの配線カバー(黒)をかけて、なんだか純正のケーブルみたいに見せる「工作」をしてくれたります。
■次にコンソールにメーターを取付けるため、灰皿を外します。
そして、メーターを付属のコンソールにはめ込み、各パーツに先ほどの電線を配線していきます。
手馴れた感じで、ことは進み、途中休憩を取ったり、BMW談義をしたりしながら、すっかり朝方まで「遊んで」しまいました。

3連コンソールを押し込むと、灰皿はネジ止めできなくなりますが、「むちむち状態」なので取れてしまうことはありません。

■装着されると右の写真のような感じで収まります。同日、マッキ-さんがACに遊びに来ていて、BMP製でない「レーシングダイナミクス(?)」製の3連メータコンソールを持ってきていたのですが、そちらの方が出来が良かったです。質感がBMPに比べて良いのです。(まぁ、これは米国製無印良品ってことで許しましょ)

それと、マッキ-さんが持ってきたアウディ用のVOD(油圧)ですが、問題なく動作しました。互換性がありそうなので、華氏表示でない「℃表示」のメーターなどがあれば交換してみたいです。米国仕様の華氏表示は、日本人にはピンとこないのです。

■エンジンをかけると、すぐに電圧計が動き出し、油圧、油温もエンジンの回転によってメーターの針が触れてきます。「お、良いね」ってな感じです。

■暗いところでライトアップさせると、左のようにBMWのメーターと同じような「レッド...オレンジ」でメーターが点灯します。これは、付属の電球に赤いカバーをかけているためです。付属品に「緑」もあるので、お好きな方を選択されれば良いと思います。

まぁ、でもBMW乗りなら、間違いなく「レッド」を選択するのでしょうけれどねぇ。

取付け工賃 ¥25,000-

車高を少し上げてみた(2001/12/08)
■懸案だった車高を調整してもらいました。さすがに「コンビニ」「カーショップ」「自宅」の輪留めに擦る恐怖感は耐えられず、リアのみ数センチ車高を上げてもらったのです。すっかり輪留めは怖くなくなりました。車はヨーロッパの主流である「前傾姿勢」になりました。気をつけていたのですが、すでにマフラーの下は「裏筋」がすっかり出来上がっています(涙)。
■後は、硬いながらも、吸い付く足を目指して、バネの選択、アブソーバーの減衰力を模索する日々ですね。

シュニッツァー ステアリング装着(2001/12/08)

■1ヶ月ほど前Yahooオークションで落札した「シュニ」のステアリングを装着してもらいました。MOM0ボスが装着に必要だったのですが、べむ夫さんに預けっぱなしにしていたので、のびのびになっていたのです。ブツが戻ってきたので、「いつ付けようかなぁ」などとメカ音痴の小生が「とほほ状態」でいると、べむ夫氏がすかさず装着。さすがDIYの「べむ王」。綺麗に収まりました。(小生は大喜びなのですが、当のべむ王氏は、納得していない様子)
■装着後の感想ですが、これは、あまり変化はありません。もともとE34の38パイだったので、標準のMテクステアリングと大きさも変わらないからです。でも、シュニのステア握ると、「やる気」出ますねぇ。定価が\77,000-ほどなのですが、20,000以下で落札させて頂いたので満足です。
げ、Mテクエアロ損傷(涙) (2001/12/15)
■12/15土曜。休日の仕事で急ぎ、バックにギアを入れたつもりが、1速のまま。
MTに慣れてきていたものだから、「しゅん」とアクセル踏んだところ、「ゴッ」という嫌な音が...。 すっかり傷ついてしまいました。よく見たところ、少々「へこんで」いる様子。
参りました。板金するか、Yahooオークションでパーツを落札するかしないと厳しそうです。とほほですなぁ。

■気分を取り直して、中央高速に乗り、上野原に向かっていると、ちょっとしたギャップを超えるたびにクラクションが「ぷぷぅ」て鳴り出します。シュニのステアに切り替えた際に、妙に干渉し易くなってしまった様子。これは、ちょいと直さないと、とんでも無いところで「おしゃべり」が始まるので困ってしまいます。今度の休みにでも、調整してみるつもりです。
まるで「ふなごろ」がMテク傷つけた小生に「不平不満」を「たれて」いるみたいです。
クラッチストッパー装着(2001/12/15)
■仕事が終わり、ACに行くと、「そろそろ、クラッチ操作にも慣れて来ただろうし、クラッチの遊びを少なくするために、ストッパー入れるよ。それと、アクセルの2段階スイッチも取っ払う」ってなことをAC小川氏が言います。「大丈夫でしょうかねぇ」ってな具合に自信なさげに聞いたのですが、「大丈夫、だいじょうぶ」との答え。

■装着してもらい、さっそく試乗してきたのですが、良いです。クラッチを踏み切るところが非常に近くなり、ギアチェンジが少々早くできるようになります。これで、「ハンクラ番長」の称号を○○○き氏にお譲りすることができます(笑)。
赤レカロ入手(2001/12/30)
ほらぁ、赤いでしょぉ。日に焼けるんだろうなぁ...■念願のレカロをGetしました。
ことの発端は、IDINGに乗るMARUさんのバケット装着、ツーリングに乗るマッキーさんのレカロ装着でした。ACで標準シートのレールを加工して装着してくれるので、何の車両についていたか、レールの有無は問わないのです。12月で「ナス」もかろうじて出たこともあり、「ふつふつ」と「物欲」が頭をもたげます。
「ええい、オークションだぁ、Yahooだぁ」とばかりに入札開始。熾烈な闘いを続ける日々が続きました。いつも、「あわや落札!」というところで、他の入札者に「持っていかれ」、何度も悔しい思いをしました。
実はこのレカロも、他の人間が落札したのですが、「手渡し希望」という条件を満たせなかったため、「次点」であった小生にお声がかかったのです。
連絡を何度か取り合って、コンタクトするポイントを川越の16号沿いにしました。
■当日は年末であることも考慮し、朝9:00に甲府を出発し、川越には10:30ほどに到着していました。そこで、売主に連絡し、無事売買完了ということになりました。売主の方もお忙しい時期だったのに丁寧に対応して頂き、非常に好感が持てました。
千葉の自宅に帰省し、シートをみると、インテグラ TYPE R標準のSRUなのですが汚れはあるものの、敗れも無くスウェード生地も「スレ」がなく、なかなか良い品物でした。来年早々装着です。楽しみです。