1日の月は、綺麗な光の輪を纏ってました。 第IV章  雪 森

 ……ふわり。ふわり。
 何かが降りてきている気がして、ふと天上を見上げた。

 樹々の隙間には、微かに星が瞬く紫紺の夜天。
 その雲ひとつない夜天から、不思議なことに、雪が舞い降りている。

 ……気がつくと、私は絶えず雪が舞い続ける森の中に迷い込んでいた。

 雪と月明かりに洗われた森のずっと奥に、ほのかに輝く窓の明かりが見えた。
 その灯に導かれ、冷たく澄んだ森の空気の中、雪を見上げながら歩いてゆくと、不意に森が少し開け古めかしい家が見えた。

 どうやら、何かの店らしい。私は近づき、扉の脇に掛かった木の札を読んだ。

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雪窓紅茶店
●Since 1998.04.04●

Sorry, Japanese only



この店は2006年01月09日に改装されました。
雪森古書店 upd 2005.06.12−店主(夏祭り参加情報))
電気ストーブは、気が向いた時に随時更新



(2006.01.09 貯蔵庫:小人の茶葉納品帳に、うさぎさんのいるカフェ。
何と7ヶ月ぶりの納品?)
(2006.01.09 巨大な鏡をメンテナンス。)



雪窓紅茶店にようこそ。

この店は電脳の雪森に建てられた、幻の小さなお茶の店。

主に紅茶・ハーブティ、ZABADAKの音楽、ファンタジー、創作等を扱っております。

それでは、どうぞ扉の中へ……

扉




Caution
・この店は架空の店であり、現実の紅茶等の販売は行っておりません。ご了承ください。
・この店の文章・画像等の無断転載はご遠慮ください。
・この店はリンクフリーですが、その際メールでご一報してくださるとオーナーがとっても喜びます。
・7年目にしてこっそりとばなーをおいてみたり。よろしければどうぞ。
ばなー
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